All About Shinya Ohe 作成:2000年7月23日/更新日: 2017年9月20日
[90年代の大江慎也]
 1990年末、大江慎也は当時の所属事務所を離れ、10年以上に及ぶ療養及び隠匿生活に入る事に。この空白期間については書籍『words for a book』でも殆ど触れられていませんが、1992年10月に雑誌『ROCKIN' ON JAPAN』(1992年11月号)で久々のインタビューが掲載。曲作りを行っていると近況報告をしていましたが、その後1999年秋に 同雑誌でのインタビューまで、再び音信不通状態に・・・。

[未発表音源集の 発売]
 そんな中、
1992年10月21日にクラウンから計5枚のCDシリーズが発売。内容は1980年のThe Roosters時代からソロ転身後の1988年頃までの未発表音源(一部既発音源を含む)を収録。ビートルズでいう『ANTHOLOGY』(1995 年)シリーズに通ずる企画ですが、これもルースターズの元メンバーとは無関係に発売された非公認盤。ここでしか聴けない音源も含まれていますが、作者クレジットに誤りが大量にある上、中にはライヴ音源に余計なオーヴァー・ダ ビングが施されている怪しいものも…。今も謎の多いこのシリーズ、ここからは現時点で判明している範囲内でご紹介します。

ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .1
1. I'm A King Bee (作詞・作曲:James Moore/日本語 詞:大江慎也)
2. Baby I Love You (作詞・作曲:大江慎也)
3. Have a Vine (=All Night Long) (作詞・作曲:大江慎也)
4. Tell Me Your Name (作詞・作 曲:大江慎也)
5. Bye Bye My Girl (作詞・作 曲:大江慎也)
6. I'm Little Down (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)
7. Thirty Days (作詞・作 曲:Chuck Berry/日本語詞:大江慎也)
8. One More Try (作詞・作曲:大江慎也)
9. Down The Road Apiece (作詞・作曲:Don Raye)
10. Hey Girl (作詞・作曲:大江慎也)
11. Route 66 (作詞・作曲:Bobby Troup)
12. Under My Thumb (作詞・作曲:Mick Jagger/Keith Richards)
13. Rosie (Live/Alternate Version) (作詞・作曲:大江慎也)
註 : 曲名・作者は訂正して記載。実際のCDの表記とは 異なります。
CD : NIPPON CROWN CRCR-6041 発売日:1992年10月21日
大江慎也 (vocal,guitar,harmonica)
花田裕之 (guitar,chorus)
井上富雄 (bass,chorus)
池畑潤二 (drums)
Produced & Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[VOL.1 : 『THE ROOSTERS』アウトテイク集]

 
Vol.1は1980年8月、ルースターズのファースト・アルバムのアウト・テイクを収録。帯には「デビューアルバム以前のデビュー・アルバム!ルースターズ(大江・花田・井上・池畑)の 狂気に満ちた未発表音源がここにあ る!!」と書いてあります。収録曲のうち4曲が『Unreleased』(1987年)で既発ですが、それ とは別ミックス。3「Have a Vine」は「All Night Long」の原題で、ヴォーカルが別ヴァージョン。

 また、大半の曲が左右逆だったり、イントロが微妙に削られていたりと
マスタリングにやや難ありこのCDの発売当時はレアな音源で、中 古市場では一時期高額で取引されていましたが、2003年に13 を除く全曲が『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』のDisc 2にリマスタリングされて収録。左右反転やイントロの欠落等が改善されています。
[ボックス・セット『Virus Security』との重複]
 
同一ミックスは無し。ただし1,2,4〜12はRemixされて収録。
[ジャ ケットについて]
 
このシリーズのジャケット及びブック レットの写真の大半は、The Rolling Stonesのオフィシャル・カメラマンとして知られる有賀幹夫氏によるもの。『VOL.1』の表ジャケットはシングル『Great Big Kiss』(1988年)用の写真、歌詞カード部分の2枚は1989年。他は別の人の撮影で、プックレットの曲目左側は1980年暮頃で『THE ROOSTERS』バンドスコアからの複写。また、インナー・カード(CDのプラ・ケースの曲目表)の写真は初期1984で、1982年後半〜 1983年頃。モノクロで判りにくいですが、左から花田裕之(g)、井嶋和男(sax)、井上富雄(b)、右2名は不明
[このCDのみ収録の音源]
 
曲そのものは他でも聴けますが、それらに含まれていない別ヴァージョン/別ミックスは以下の2曲。

12. Under My Thumb (作詞・作曲:Mick Jagger/Keith Richards)
 The Rolling Stonesのライヴ盤『Got Live If You Want It!』(1966年)を下地にさらにスピード・アップさせた カヴァー。ここに収録されたミックスは大江のリード・ヴォーカルがシングル・トラック(=歌が2重唱になっていない)で、他のCDのミックスとは異なる。

13. Rosie (作詞・作曲:大江慎也)
 問題ありな音源・・・(苦笑)。これのみ『LOFT 1981』『LEGENDARY LIVE AT 80'S FACTORY』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』にも収録されていた、1981年7月14日@渋谷EGGMANでのライヴより。ただしイントロは若干欠落し、中央から誰が弾いているの か判らないギターのオーヴァー・ダビングが聞こえるいっ た細工の痕も・・・。
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .2
1. Wipe Out (作曲: J.Fuller/B.Berryhill/R.Wilson/P.Connolly)
2. Lipstick On Your Collar (作詞:Edna Lewis/作曲:George Goehring)
3. Fool For You (作詞・作曲:大江慎也)
4. One More Kiss
(作詞:大江慎也,M.Alexander/作曲:大江 慎也)
5. 恋をしようよ (作詞・作曲:大江慎也)
6. I'm A King Bee (作詞・作曲:James Moore)
7. どうしようもない恋の唄 (作 詞:南浩二/作曲:大江慎也)

8. Leather Boots (作詞・作曲:大江慎也)
9. Hurry Up (作詞・作曲:大江慎也)
10. Hippy Hippy Shake (作詞・作曲:Robert Lee Romero)
11. C'mon Everybody (作詞・作曲:Edward Cochran)
12. Come On (作詞・作曲:Chuck Berry)
註 : 曲名・作者は訂 正して記載。実際のCDの表記とは異なります。
CD : NIPPON CROWN CRCR-6042 発売日:1992年10月21日
大江慎也 (vocal,guitar,harmonica)
花田裕之 (guitar,chorus)
井上富雄 (bass,chorus)
池畑潤二 (drums)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori

 Vol.2はThe Roosters時代の音源で、帯には「ルースターズ(大江・花 田・井上・池畑)の欲望と怒りと愛情がひとつになった!未発表テイク&カバー集を含む秘蔵版!!」と 書いてあります。レコード・デビュー前後の1980年後半の新宿ロフト(と思われる)ライヴ音源で、7「どうしようもない恋の唄」のギター・ソロの一部欠落や、1981年の ライヴ音源12「Come On」に余計な加工を除けば演奏・音質共に素晴しく、一度は耳にしておいてもいいかも。ちなみにギターは右が大江、左が花田(Special Thanks:kさん/2000年7月)


[他のCDとの重複]
🔵 4
「One More Kiss」5「恋をしようよ」10「Hippy Hippy Shake」は、『Unreleased』(1987年)のCD用ボーナス・トラックにSE追加 or Remixされて先に発表。特に10「Hippy Hippy Shake」は突然曲が終わりますが、この『VOL.2』で は未加工のため最後まで聴ける。
🔵 12「Come On」のみ1981年7月14日@渋谷EGGMANでのラ イヴ音源。ただし中央からルースターズのメ ンバーではない第三者が弾いたギターがオーヴァー・ダビングされているのが難点。未加工版は現在『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』(2003年)に収録。
[ボックス・セット『Virus Security』との重複]
🔵 10「Hippy Hippy Shake」のみ『Unreleased』用のリミックス・ヴァージョンで収録。それ 以外はボックス・セット未収録。

ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .3
1. I'M WAITING FOR THE MAN (=Fear)
2. Ground Zero (=Big Brother)
3. グリーン・ホーネット
4. Ur Titled (=Winds)

5. She Made Me Cry
(作詞:大江慎也, M.Alexander/作曲:大江慎也)
6. I'M SWAIN' IN THE AIR (作詞・作 曲:大江慎也)
7. CASE OF INSANITY (作詞・作 曲:大江慎也)
8. IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE (作詞・作曲:Bob Dylan)
9. GOOD DREAMS
(作詞・作 曲:大江慎也)
10. STAND BY ME (STUDIO VERSION) (作詞・作曲:Ben E. King)
11. STAND BY ME (LIVE VERSION)
(作詞・作 曲:Ben E. King)
12. STAND BY ME (ACOUSTIC VERSION) (作詞・作 曲:Ben E. King)
CD : NIPPON CROWN CRCR-6043 発売日:1992年10月21日
大江慎也 (vocal,guitar,harmonica)
富永保 (guitar)
柏木省三 (acoustic guitar)
鏑木朋音 (keyboards)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
 帯には「バックに1984を率いて製作された未発表テイク&カバーを含む秘蔵盤!常人を 越えた大江慎也がここにいる!!」と書いてあります。Vol.3 はルースターズの別ユニットとしてスタートした1984のスタジオ・アウトテイクや別ヴァー ジョン、ライヴ音源等を収録。

 1〜4は80年代前半に録音された 初期の音源で、
CDではノー・クレジットですが、恐らく柏木省三(k)/花田裕之 (g)井上富雄(b) 池畑潤二(d)井嶋和男(sax)安藤広一(k)が参加していると思われます。『In Nurnberg』『DIS.』期ルースターズ・サウンドにも少なからず反映された貴 重な音源ですが、大半が加工された事で真意が伝わりにくいものになっ ているのが惜しい。

 5〜9はアルバム
『Peculiar』が発表時の1989年(の1月か8月のどちらか)@福岡Drum Be-1で行なわれたライヴでの弾き語り。CDにクレジットされているメンバーと一致するのはどうも3テイク収録の「Stand By Me」の みのようで…と、どうし てもツッコミの方が多くなってしまいますね…(汗)
1. I'M WAITING FOR THE MAN (=Fear)

 
The Velvet Undergroundの1967年の作品・・・に聴こえますか?(笑)。なんだか全然違う英語の歌詞が聴こえてくるのですが・・・。実際は1982年後半〜1983年頃に発売された1984のカセットに収録の「Fear」のロング・ ヴァージョンで、1982年初頭の録音。 映画『爆裂都市』(1982年)の34分頃、「菊川ファミリー アジト」のシーンでも流れます。(追記:2007年12月5日)
2. Ground Zero (=Big Brother)

 
CDのタイトルは「Ground Zero」となっていますが、実際は1984のカセット収録の「Big Brother」という 曲で、テープ速度を変えて加工した別ヴァージョン。作者はMARRとなっている。アフリカ ン・ビートに乗って、大江(?)がラップ調のフレーズを延々言い続けている。
3. The Green Hornet

 
アメリカABCテレビの同名ドラマ(1966 年9月)のテーマ・ソング(このドラマには無 名時代のブルー ス・リーが出演していた)。ちなみに雑誌『en-taxi』(2008 Winter)で大江慎也が寄稿した「STORIED」の中でこの曲について触れており、「変声機を通した声で参加した。」との記述がある。(追記:2014年1月5日)
4. Ur Titled (=Winds)


 
録音時期が近い「ニュールンベルグでささやいて」に通ずる曲調の作品ですが、これも1984名義のカセット収録曲「Winds」を加工したもの(テープの速度を変えて別の曲も混ぜた ようにも聞こえる)。(追記:2007年12月5日)
5. She Made Me Cry

 5曲目から9曲目までは1989年、福岡県のBe-1でのライヴ・テイクで、モノラル・オーディエンス録音にリバーブをかけた疑似ステレオで収録。
大江の弾き語りで、かなり短めの演奏。

 ちなみに1989〜1990年頃のライヴでは、前半が大江慎也単独のアコースティック・ギター の弾き語り、後半がバンド編成の2部構成で行われた事があったようなので、これもその時のものと思われます。
6. I'M SWAIN' IN THE AIR


 これもBe-1でのライヴ・テイク。
7. CASE OF INSANITY

 
これもBe-1でのライヴ・テイク。
8. IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE


 これもBe-1でのライヴ・テイク。
Bob Dylanのアルバム『BRING IT ALL BACK HOME』(1965 年3月)からの曲で、後にThe Byrds13th Floor Elevators、エコー&ザ・バニーメンもカヴァー
9. GOOD DREAMS

 これもBe-1でのライヴ・テイク。
10. STAND BY ME (STUDIO VERSION)


 
ベン・E・キングの超有名ナンバー。アルバム『HUMAN BEING』(1987 年)収録テ イクの、加工がされる前の段階のセッション・テープから。なのでクレジットに反して1987年の録音。
11. STAND BY ME (LIVE VERSION)

 
1984名義のア ルバム『Pinups』のレコ発ライヴ、1988年2月24日(水)@新宿LOFTと思われ るライヴ音源で、ステレオ・オーディエンス録音の上か ら妙にクリアな音質で余計なオーヴァー・ダビン グが施されている…(笑)

 ちなみにこの音源、某追っかけファン(当時)が客席側からポータブル・カセット・レコーダーで録音したもので、何らかの形で プロデューサーの手に渡り、知らぬ間にこのような形でCD化されていた事が後に判 明。
12. STAND BY ME (ACOUSTIC VERSION)

 アルバム
『HUMAN BEING』収録テイクからギター以外のパートを抜いた、いわゆる"Unplugged"もの。ギター・ソロはアコースティック・ギター による新しいテイクに差し換えら れている。
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .4
1. Come On (To Me) (作詞:大江慎也,Mary Alexander/作曲:大江慎也)
2. C.M.C. (作詞:大江慎也/作曲:The Roosters)
3. ニュールンベルグでささやいて (作詞:大江慎也,中原聡子/作曲:The Roosters)
4. 風の中に消えた (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
5. She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)
6. Rosie (作詞・作曲:大江慎也)
7. L.A.Woman (作詞・作曲:The Doors)
8. Tonight (作詞:Iggy Pop/作曲:David Bowie)
9. I'm Swayn' In The Air (作詞・作曲:大江慎也)
10. Venus (=I'll Be Eyes) (作詞:大江慎也,花田裕之,下山淳,安藤広一/作曲:花田裕之)
11. Je Suis Le Vent (作詞:ヒロ・スグル,Mary Alexander/作曲:花田裕之,下山淳)
   〜She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)
註 : 曲名・作者は訂正して記載。実際のCDの表記とは 異なります。
CD : NIPPON CROWN CRCR-6044 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal) 花田裕之(guitar,chorus)
下山淳(guitar,chorus) 井上富雄(bass)
柞山一彦(bass) 灘友正幸(drums) 安藤広一(keyboards)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[1983〜4年のルースターズ・ライヴ音源集]

 
帯には「大江慎也ルースターズ脱退直前の未発表ライヴ!スピード・マニアック・非現実に生きてい た 大江慎也がここにいる!!」と書いてある。Vol.4では ルースターズの1983年〜1984年の日本青年館と福岡市民会館でのライヴを収録・・・となっていますが、実際にはそれ以外の場所の音源も含まれてお り、ブックレットの作者クレジットもいい加減なのが難点。ちなみに3,9,11以外はこのCDのみ収録のヴァージョン。
[ボックス・セット『Virus Security』との重複]

🔵
ボックス・セット『Virus Security』(2004 年)に、3,7,9〜11の映像版がDVD-2に収録。
🔵 8「Tonight」10「Venus」『Virus Security』(2004 年)とは別ミックス/別ヴァージョン。
🔵 1,2,4,5,6はボックス・セット未収録。
1. Com'n (=Come On To Me) (作詞:大江慎也,Mary Alexander/作曲:大江慎也)

 アルバム
『φ』(1984年)収録の「Come On」と同じ曲。ステ レオ・ライン録音のライヴ音源(日時・場所不明)で、ギターやドラムのプレイから判断するとルースターズの演奏ではなく、"1984 featuring Shinya Ohe"の1986年後半〜1987年頃の演奏と思われる(当時この曲がレパートリーに含まれていた)。歌い方がトーキング・へッズデヴィッド・バーンを思わせる。この音源はこのCD以外では未収録。
2. C.M.C. (作詞:大江慎也/作曲:The Roosters)


 ヒス・ノイズが目立つ疑似ステレオ・オーディエンス録音で、クレジットはありませんが、井上富雄在籍時最後のステージとなった、1984年1月2日@新 宿Loft(昼の部)での演奏。この音源はこのCD以外では未収録。
(一部情報提供:Eさん)
3. ニュールンベルグでささやいて (作詞:大江慎也,中原聡子/作曲:The Roosters)

 
『DIS』発売直前、1983年10月16日@日本青年館でのライヴで、下 山のフィードバック奏法や井上のベース・プレイに注目。音源はビデオから起こされ、疑似ステレオに加工。また、映像版が一部修正(テロッ プをカット)した上でボックス・セット『Virus Security』に 公式発表されたほか、ビデオ『MAGNITUDE STORY』に加工&ショート・ヴァージョンが収録されています。
4. 風の中に消えた (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 
 これも疑似ステレオ・ミックス。
1983年10月16日@日本 青年館のライヴより(一部修正:2014年1月5日)
5. She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)

 ステレオ・ライン録音のライヴ音源(日時・場所不明)で、
ギターやドラムのプレイから察するとルースターズではなく、1986年後半〜1987年頃の1984 featuring Shinya Ohe時代の演奏では(推測)。 この音源はこのCD以外での発表はなし。
6. Rosie (作詞・作曲:大江慎也)

 音質のあまり良くないステレオ・ライン録音。ス
ロー・テンポのヴァージョンで、井上富雄在 籍時とされていますが、日時・場所は不明。使用された音源は不完全で編集跡があり、「週末になれ ば〜♪」の部分で「空っぽ頭に〜♪」 に切り替わる。この音源はこのCD以外での発表はなし。
7. L.A.Woman (作詞・作曲:The Doors)

 
アメリカのロック・ グループ・The Doorsが1971年4月に発表したアルバム『L.A. WOMAN』のタイトル曲のカヴァーで、これも1983年10月16日@日本青年館でのライヴ音源。後に映像がボックス・セット『Virus Security』に収録されましたが、このCDの方が長めに収録。
8. Tonight
(作詞:Iggy Pop/作曲:David Bowie)

 イギー・ポップ
の1977年のアルバム『LUST FOR LIFE』収録曲で、1984年にデヴィッド・ボウイも同名タイトルのアルバムでも取り上げています。この音源は1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムでのライヴで、ビデ オ『パラノイアック・ライヴ』にも収録されていますが、ミックスが異なっている・・・というかあのー…ルースターズのメンバーではない第 三者が歌っている声が入っている・・・(笑)
9. I'm Swayn' In The Air (作詞・作曲:大江慎也)

 
1983年10月16日@日本青年館でのライヴ・テイクで、後 に映像がボックス・セット『Virus Security』に収録。
10. Venus (=I'll Be Eyes)
(作詞:大江慎也,花田裕之,下山淳,安藤広一/作曲:花田裕之)

 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムでのライヴで、基本的にはビデオ
『パラノイアック・ライヴ』「I'll Be Eyes」と同 一テイクですが、長いイントロはカットされ、ミックスも異なります。
11. Je Suis Le Vent
(作詞:ヒロ・スグル,Mary Alexander/作曲:花田裕之,下山淳)〜She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)

 「Je Suis Le Vent」は1983年のライヴ でBGMで流されていたスタジオ録音を不完全収録したもの。ただしヴォーカルの入っ ていないインストゥルメンタル・ヴァージョン。

 CDはこれで終わり・・・と思いきや、続いて
「She Broke My Heart's Edge」の強烈な ヴァージョンが登場する。1983年10月16日@日本青年館で のライヴで、後に映像がボックス・セット『Virus Security』に 収録されたほか、ビデオ『MAGNITUDE STORY』でも加工されて収録されています。ちなみに作者クレジットが作詩/MARY 作曲/MARR 編曲/THE ROOSTERSと なっていますが、実際には作詞:ヒロ・スグル,M, Alexander/作曲:花田裕之,下山淳
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .5
1. 1970 (Noise Version) (作詞・作曲:The Stooges)
2. Just Walkin' That Road
(作詞:Mary Alexander/作曲:柏木省三,富永保)
3. Revolutions In Communication (作詞:Mary Alexander/作曲:柏木省三)
4. Kaleidoscope (作詞:大江慎也,Mary Alexander/作曲:大江慎也)
5. Love Love Love (作詞・作曲:大江慎也)
6. Visions Of Dusk World (作詞・作曲:大江慎也)
7. I Know It's Beautiful (作詞・作曲:大江慎也)
8. Birth Of Gel (作詞:Mary Alexander/作曲:柏木省三)
9. Sad Song (作詞・作曲:大江慎也)
10. Street Light (作詞:大江慎也/作曲:重藤功)
11. She's Got A Way (No,No,No) (作詞:Mary Alexander/作曲:富永保,柏木省三)
12. Saturday Night (作詞:南浩二/作曲:東川元則)
13. 1970 (Alternate Version) (作詞・作曲:The Stooges)
CD : NIPPON CROWN CRCR-6045 発売日:1992年10月21日
大江慎也 (vocal) 富永保 (guitar,chorus) 笠松裕一 (guitar) 隅紀代美 (bass)
柏 木省三 (acoustic guitar,keyboards,Chorus) 鏑木朋音 (keyboards) 小野口直人 (drums)
奈良敏博 (bass/1,13を除く) 羽山伸也 (Percussion/1,13を除く)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Mikio Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
 帯には「1984をバックにアンバランスなカリスマ性を持った大江慎也の魅力が不思議な程ここに つまっている!!」とあります。Vol.5は1987〜8年、"1984 featuring Shunya Ohe"として活動していた頃の ライヴ音源で、大雑把に言うと『ALIVE』(1987年11月)の別ヴァージョン集と思っていただけると(大半は別ミックスで、余程注意深く聴かない限り違いは殆ど判らない)。音源は「INKSTICK芝浦FACTORY,(福岡県)都久志会館」とされていますが、後者の会場の音源が含まれているかは定かではない。
[初登場音源]
🔵 3「Revolutions In Communication」7「I Know It's Beautiful」10「Street Light」・・・『ALIVE』からカットされた音源と思われる。
[加工された音源]
🔵 1「1970」・・・ここに収録された音源は1988年6月9日@Inkstick芝浦でのライヴ音源で、ビデオ『FAREWELL』(1988年)の音声を疑似ステレオ化して収録。曲はThe Stooges『FUN HOUSE』(1970年)収録曲のカヴァー。
🔵 13「1970」・・・1984名義のアルバム『Pinups』(1988年)のスタジオ録音に、ギターを追加した別ヴァージョン。エンディングでは何故か2「Just Walkin' That Road」のオープニングがク ロスフェイドで挿入。(追記:2015年 3月13日)
[アルバム『ALIVE』の別ヴァージョ ン/ミックス]
🔵 2Just Walkin' That Road・・・ヴォーカルの音量が『ALIVE』より小さめ。
🔵 3Kaleidoscope6Visions Of Dusk World・・・冒頭にカウントあり。ヴォーカルの音量が『ALIVE』より小さめ。
🔵 4「Love Love Love」・・・ヴォーカル にかかるディレイ・エコーが異なる。
🔵 9「Sad Song」・・・1 : 曲前半でアコースティック・ギターのストローク音が聞こえる。2 : 『ALIVE』ではアウトロのリード・ギターが録音し直されてお り、『VOL.5』では原音のまま収録。
🔵 12「Saturday Night」・・・ビデオ版では左右からシンセサイザーの音が聞こえましたが、『VOL.5』では入っていない。
🔵 『ALIVE』ではドラムに"Gated Reverb"(80年代特有のエコー)がかけられていましたが、『VOL.5』で はかかっていない。(追記:2017年9月19日)
特製CD・BOXについて 資料提供:アンノンさん/更新:2015年3月13 日

🔵 5枚すべてを購入し、帯に印刷された応募券をはがきに貼りクラウンに送ると、CD収納用の「特製CD・BOX」がもらえたそ うです(応募期間は1992年10月21日〜1993年末日)。左の画像は組立前の状態のもの。後の1996年10月5日にはVivid Soundからボックス・セット仕様(VSCD-114)のものも発売されています。
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