ULTIMATE LP BOX〜Biggest Trip〜 | 作成 : 2007年4月20日 / 更新 : 2011年5月9日 | |
Disc 1:『The
Roosters』 Disc 2:『a-GOGO』 Disc 3:『Insane』 Disc 4:『DIS』 Disc 5:『Good Dreams』 Disc 6:『φ(PHY)』 |
Disc 7:『Neon
Boy』 Disc 8:『Kaminari』 Disc 9:『Passenger』 Disc 10:『Four Pieces』 Disc 11・12:『Four Pieces Live』 特典盤7inch Single :『ロー ジー c/w 恋をしようよ』 |
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発売日 : 2007年4月4日 LP : Columbia COJA-9224〜35 |
Cutting Engineer : 小鐵 徹 (JVC Mastering Center) BOX DESIGN & ART WORK CO-ORDINATION : 吉村 亮 SPECIAL THANKS : スマイリー原島 (SMILY'S)、町田 充(MM Records)、 塚本利満(DOLL)、高阪行順(TIME BOMB)、菊池昌彦 |
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[アナログ盤LPボックス・セット] 2007年4月4日に発表されたアナログLPボックス・セット。コロムビアは2006年から
同社所属アーティストのアナログ盤の復刻を行っており、このボックスもその流れで制作されたものと思われます。 ボックスには(12インチ・シングルや編集盤を除いた)全オリジナル・アルバムが収納され、
さらにこれまでCDとカセットしか存在しなかった『Four
Pieces Live』を初LP化(2枚組)。さらに特典としてデビュー・シングル『ロージー c/w 恋をしようよ』の
復刻版も封入。
今回の復刻に際して新たにリマスタリングとリカッティングが行われています。プレスは東洋化成(http: //www.toyokasei.co.jp/)。 |
[LPジャ
ケットについて] ● ジャケット・帯・レーベル共に、オリジナル原盤からの複写のため多少ぼやけていたりモアレが発生している部分も。それを補うため、レーベルのロゴ・マークを鮮明なものに差し替えたり、曲目 表記などの文字を新たに(同じ書体を使って)打ち直すことによって、当時発売されていた状態に非常に近い形に再現しています。 註 : モアレは印刷物を複写する際に時々生じる網目模様のような現象。ただし注意深く見ない と分からない & 神経質レベルって事で。また、印刷物も2000年代辺りからフィルム出力からデジタル出力に切り替わったため、再発&復刻版を作る際は改めてジャ ケット写真をデジタル・スキャニングする必要があります。 ●元々帯のなかった『φ』『KAMINARI』『Passenger』『Four Pieces』は、ジャケットを包むシュリンクの上にステッカーが貼られています(輸入盤LPでよく見かけるシールド状態のもの)。 ●当時のレコード番号、社名、注意書きはすべて2007年時の名称に差し替えられ、カセット・ テープの 番号はすべて削除されています。その他細かい点はアルバム毎に触れます。 |
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各アルバム |
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Disc 1:『The
Roosters』(COJA-9224) ジャケット: 色 合いが表・裏共にオリジナル盤とは異なる(ちょっと分かりにくいかもしれませんが、写真左を参照。上がオリジナル盤、下が復刻盤)。また、網目はオリジナ ル盤の方が粗く、復刻盤の方が細かい(正確な線数は不明)。表ジャケット右上のレーベルのロゴ・マークは入れ直されています。 帯 : オリジナル盤は青緑(?)でしたが、復刻盤は水色。また、背面にはジュー シー・フルーツのアルバムやサンハウスの『Street Noise』の広告が掲載されていましたが、復刻盤では削除されています。 歌詞カー ド : 歌詞、解説書、メンバーのプロフィール、写真共にオリジナルをほぼ忠実に再現。 |
Disc
5 :『Good Dreams』(COJA-9228) ジャケット: オリジナル盤をほぼ忠実に再現。 帯 : オリジナル盤ではモアレが発生していましたが、復刻盤の方が鮮明。歌詞カードの文字は復刻 盤の方が太め。 歌詞カード : 歌詞・写真共にオリジナル版をほぼ 忠実に再現。 Disc 6 :『φ』(COJA-9229) ジャケット: 復刻盤のジャケットはオリジナル盤より も緑が強め(と思う)。表ジャケットの右上に記載さ れていた"N・12・21"の表記は削除されています。 歌詞カード : 歌詞・写真共にオリジナル版をほぼ 忠実に再現。 Disc 7 :『Neon Boy』(COJA-9230) ジャケット : 復刻盤のジャケットはオリジナル盤よ りも蛍光色がより鮮やかになった印象。 歌詞カード : 歌詞・写真共にオリジナル版をほぼ 忠実に再現。 Disc 8 :『KAMINARI』(COJA-9231) ジャケット: オリジナル盤をほぼ忠実に再現。 ステッカー: 表ジャケットに貼られたステッカーの色が濃くなっている。 Disc 9 :『Passenger』(COJA-9232) ジャケット : 表ジャケットの右上の"BODY"の ロゴ・マークがブラックからグレーに変更されている点 を除き、オリジナル盤をほぼ忠実に再現。裏ジャケットではバーコードが削除。 Disc 10 :『Four Pieces』(COJA-9233) オリジナル盤をほぼ忠実に再現。復刻盤ではジャケット背部分の アーティストとタイトル表記 の間にあった緑色のマークが削除され、"/"に変更。 Disc 11・12 :『Four Pieces Live』(COJA-9234〜5) ジャケット : このアルバムのみ今回が初LP化。2枚組ということもありダブル・ジャケット仕様。ジャ ケットのデザインは・・・箱を開けてからのお楽しみということで、実 際に現物を手にとってご確認ください・・・(笑) 音源は1988年発売当時と同内容&ミックスを採用。CDと聴き比べると、特にヴォーカルは今回のアナログ盤の方が聴きやすいような気がします (あくまで個人的な印象ということで)。 特典盤:『ロージー c/w 恋をしようよ』(TDKL-91989) 特典盤ということもあり、新規のレコード番号の横に"NOT FOR SALE"のクレジットあり。ちなみにA面は当然ながらシングル・ヴァージョンで収録。 |
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Disc
2 :『THE ROOSTERS a-GOGO』(COJA-9225) ジャケット : 表ジャケットのレーベルのロゴがぼや けている点を除き、オリジナル盤をほぼ忠実に再現。紙ジャケットCDでは再現されていなかった中袋 も含まれています。 音質 : リマスターCDでは中・低域を強調したマスタリングになっていましたが、アナ ログ盤ではシンバルの音がCDよりも鮮明。特に「Sitting On The Fence」「Dissatisfaction」辺りで違いがよく分かると思いま す。 また、「Telstar」は オリジナル・アナログ盤ではエンディング部分がレコードの送り溝(ランアウト・グルーヴ)にも収録され、アーム(及レコード針)が自動的に上がらないプ レーヤーでかけると音が永遠に続く仕組みになっていましたが、今回のアナログ復刻盤では再現されず。 Disc 3 :『Insane』(COJA-9226) オリジナル盤をほぼ忠実に再現。 Disc 4 :『DIS.』(COJA-9227) ジャケット: ジャケットがやや濃くなり、極細の罫線 は表・裏共に消されている。 帯 : 帯は逆に色が薄めで、文字は打ち直されているようです。レコード番号と価格、「テープ同時 発売」等の表記は消され、帯上部の白い部分に新たな番号が記載。帯背面に掲載されたディスコグラフィは、レコード番号と発売日が削除され、ジャケットも新 しく入れ直されています。 歌詞カード : 歌詞・写真共にオリジナル版をほぼ 忠実に再現。 |
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おまけ |
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LPボックス発売前にCDショップに配
付されたフライヤー(A4版)。裏面にはコロムビアが2007年1月24日にリリース予定のアナログ盤の広告を掲載されており、他のアーティストは下記の通り。 ◉ 弘田三 枝子『ニューヨークのミコ』(1965年ニューヨーク録音) ◉ Charlie Parker『Memorial Vol.1』(Miles Davis,Bud Powell参加) ◉ Lee Morgan『Introducing Lee Morgan』(初のリーダー作) ◉ 矢野沙織『Groovin' High』(2006年録音) ◉ 田部京子『ホルベアの時代から グリーグ・リサイタル』(2006年録音) ◉ 有田正広『モーツァルト:フルートと管楽器のための作品全集』(2006年録音) (掲載:2011年5月9日) |
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