All About Shinya Ohe 作成:2000年7月23日/最終更新日: 2015年3月13
[90年代の大江慎也]

 1991年1月に予定されていたライヴの中止以 降、大江慎也は当時の所属事務所を離れ、福岡で10年以上に及ぶ療養及び隠匿生活に入る事に。この時期に ついては『words for a book』でも殆ど触れられていませんが、1992年10月に雑誌『ROCKIN' ON JAPAN』(1992年11月号)に久々のインタビューが掲載。曲作りを行っているとのコメントを残していますが、その後、同雑誌での1999年のインタビューまで再び音信不通に・・・。

[CDについて]

 これも大江慎也及びルースターズの元メンバーの遺志とは無関係でリリースされた非公認盤の一種。大江慎也が長い沈黙に突入していた1992年10月21日、クラウンから計5枚のCDシリーズが発売されています。 内容は1980年のThe Roosters時代からソロ転身後の1988年頃までの未発表音源(一部既発音源を含む)を中心にしたもので、現在でも大半はここでしか聴けないものばかり。その反面 メジャー・リリースとはいえBootleg色が濃厚で、クレジットの誤りが大量にある上、中にはライヴ音源に余計なオーヴァー・ダビングが施されている怪しいものも…。謎の多いこのシリーズ、ここからは現時点で判明している範囲内でご紹介します。

特製CD・BOXについて

●5枚すべてを購入し、帯に印刷された応募券をはがきに貼りクラウンに送ると、CD収納用の「特製CD・BOX」がもらえたそうです(応募期間は1992年10月21日〜1993年末日)。左の画像は組立前の状態のもの。後の1996年10月5日にはVivid Soundからボックス・セット仕様(VSCD-114)のものも発売されています。
(資料提供:アンノンさん/更新:2015年3月13日)
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .1
1. I'm A King Bee
2. BABY I LOVE YOU
3. Have a Vine (=All Night Long)
4. TELL ME YOUR NAME
5. Bye Bye My Girl
6. I'm Little Down
7. Thirty Days
8. One More Try
9. Down The Road Apiece
10. Hey Girl
11. Route 66
12. Under My Thumb
13. Rosie
(Live)

※CDの表記を訂正して記載してます。
CD : NIPPON CROWN CRCR-6041 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal,guitar,harmonica)
花田裕之(guitar,chorus)
井上富雄(bass,chorus)
池畑潤二(drums)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[CDについて]

 
Vol.1は1980年8月、赤坂のAMSスタジオでレコーディングされたルースターズのファースト・アルバムからのアウト・テイクを収録。帯には「デビューアルバム以前のデビュー・アルバム!ルースターズ(大江・花田・井上・池畑)の 狂気に満ちた未発表音源がここにあ る!!」と書いてあります。収録曲のうち4曲が『Unreleased』(1987年)で既発ですが、それとは別ミックス。また、大半の曲で左右が逆だったりイントロが微妙に削られていたりとマスタリングにやや難ありこのCDが発売された当時はレアな音源で、中古市場では一時期高額で取引されていましたが、2003年に13を除く全曲が『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』のDisc 2にリマスタリングされて収録。左右反転やイントロの欠落等が改善されています。
[ボックス・セット『Virus Security』との重複について]

 
2004年発表のルースターズのボックス・セット『Virus Security』に1,2,4〜12がRemixされて収録。
[ジャケットについて](追記:2007年12月5日)

 
このシリーズのジャケットおよびブック レットの写真の大半は有賀幹夫氏(The Rolling Stonesやイエロー・モンキー等を手がけたカメラマン)によるもの。また、インナー・カード(CDのプラ・ケースに挿まれている曲目表)の写真は初期1984のライヴ・ショットで、恐 らく1982年後半〜1983年頃のもの。
(※CDの曲目表記が一部正確ではないため、ここではオリジナル・タイトルで記載します。)
1.I'm A King Bee (作詞・作曲:James Moore)

 
アメリカのブルース・シンガー、Slim Harpoの1957年の作品で、ここではThe Rolling Stonesのファースト・アルバム収録版を基に、一部日本語に替えてカヴァー。大江慎也や花田裕 之のソロ・ライヴでも長年演奏されている定番曲。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a : 小倉 松田楽器でのデモ・セッション

 結成直後の1979年、北九州市小倉の楽器店のスタジオで録音されたデモ音源で、スロー・テンポで演奏されている(詞の内容を巧く引き出しているという意味ではこれがベストだと思う)。
(収録CD)
I'm A King Bee』(1999年)
『Virus Security』(2004年)

b : 東京 ニッパー・セッション

 こちらもデビュー前音源。1980年5月、レコード契約を前提にビクター・スタジオで録音されたテイクで、アコースティック・ギターの使用と広過ぎるス タジオ故の深いエコーが特徴。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)
『Virus Security』(2004年)

c : AMS Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用に赤坂周辺のAMSスタジオで録音されたテイク。ヴォーカルにディレイがかけられ、後半でオーヴァー・ダビングのハーモニカ が登場する。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出でしたが、マスタリングのミス でイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

d :
AMS Version(2)

 基本的にcと同一テイクですが、cのようなイントロ欠落がなく、リマスタリングされている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

e :
AMS Version(3/Remix)

 c,dと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テー プからのリミック ス・ヴァージョン。ヴォーカルはディレイではなくリバーブがかけられている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)

f : Alternate Take

 正確な日付は不明ですが、1981年前半に行なわれた
アルバム『a-GOGO』用のセッションまたはプリプロで録音されたと思われる別テイク。ドラム以外は音が中央に集中し ている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

2. Baby I Love You (作詞・作曲:大江慎也)

 
大江慎也の 作品で、The Rolling StonesやC.C.R.等も取り上げていたデイル・ホーキンス「スージーQ」のメロディ・ライン をモチーフにしたと思われる。ライヴでは1980年のレコード・デビュー前後に演奏されていたようで、2003年にはRock'n'Roll Gypsiesが再演しています。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
東京 ニッパー・セッション

  デビュー前の1980年5月、レコード契約を前提にビクター・スタジオで録音されたテイクで、深いエコーがかかっている。またイントロはドラムかに始ま り、花田による「アーアーアーアーっ♪」というバック・コーラスが入るほか、大江が「どんな些細な事でもよく判ってる」と歌っている。

b :
AMS Version(1)

 ↑は都 合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。大江のリード・ヴォーカルはダブル・トラックで、花田のバック・コーラスは 入っていない。このテイクは『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年) が初出でしたが、マスタリングのミスでイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

c : AMS Version(2)

 基本的 にbと同一テイクですが、cのようなイントロ欠落がなく、リマスタリングされている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

d : AMS Version(3/1987 Remix)

 bと同 じテイクですが、こちらは1987年3月、アルバム『Unreleased』用に福岡で作成されたリミックス・ヴァージョン。ギターにエフェクトがかけられ、大江のリード・ヴォーカルはシングル・ト ラック。花 田のバック・コーラスは「Baby I Love You♪」の部分のみダブル・トラック処理されて入っている。
(収録CD)
『Unreleased』(1987年)

d : AMS Version(4/2004 Remix)

 bと同 じテイクですが、ボックス・セット用に新たにリミックスされたもの。大江のリード・ ヴォーカルはシングル・トラックで、花田のバック・コーラスは「Baby I Love You♪」の部分のみ中央から聞こえる。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

3. Have a Vine (=All Night Long) (作詞・作曲:大江慎也)
 
 サー ド・アルバム『Insane』(1981年11月)収録の「All Night Long」の初期別ヴァージョン。リード・ヴォーカル以外のベーシック・トラック自体は同 じ。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a : Demo Version

  正確なデータは明らかになっていませんが、恐らく1980年の上京後〜レコード契約前の期間に録音されたと思われるスタジオ・デモ。後のリリース版には含 まれていない「やりたい事をやり続け 人の言葉何か聞きゃしねぇ」という歌詞が登場する。1989年に大江慎也名義で発表されたオフィシャル・ブート・ア ルバム
『18 Years』が初出。
(収録CD)
『18 Years』(1989年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

b : Early Version

 コロムビアとの契約後 の1980年8月、ファースト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。 テイク自体は『Insane』版と同じですが、ヴォーカルはシングル・トラック で、ギターの音量のバランスも異なる。この初期別ヴァージョンは『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年) が初出でしたが、2003年発表の『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』では左右の音が逆になっている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

c : Album Version

 ↑都合上このような表記にしましたが、アルバム『Insane』収録のいわゆるリ リース・ヴァージョン。ヴォーカルがダブル・トラックになっているほか、ギターの音のバランスも異なる。
(収録アルバム)
『Insane』(1981年)
(更新:2014年1月5日)


4. Tell Me Your Name (ラッシュウォーカー) (作詞・作曲:大江慎也)

 
大江慎也の作品で、後の2004年に"ラッシュウォーカー"というサブ・タイトル がつけられています。曲自体はThe BeatlesThe Rolling Stonesも取り上げていたBarrett Strong「Money (That's What I Want)」をモチーフにしたようで、人間クラブ時代には「ふにゃふにゃ」というタイトルで演奏されていましたが、歌詞は全く異なります。ライヴでは1983年〜1984年夏 頃まで時々演奏されていたようです。別ミックスが『Unreleased』に収録されているほか、 未発表の別テイク"Take 2"が『Virus Security』に収録。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
Version 1

 コロムビアとの契約後の1980年8月、ファー スト・アルバム『The Roosters用にAMSスタジオで録音されたテイク。大江のリード・ヴォーカルはダブル・トラックで、花田のバック・コーラスは 入っていない。このテイクは『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年) が初出でしたが、2003年発表の『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』では左右の音が逆になっている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

d : Version 2/1987 Remix

 aと同 じテイクですが、こちらは1987年3月、アルバム『Unreleased』用に福岡でミックスされたヴァージョン。大江のリード・ヴォーカルはシングル・トラック、バック・コーラスはダブル・トラッ ク処理され左右に振り分けられている。
(収録CD)
『Unreleased』(1987年)

d : Version 3/2004 Remix

 aと同 じテイクですが、ボックス・セット用に新たにリミックスされたもの。大江のリード・ ヴォーカルはシングル・トラックで、バック・コーラスは中央から聞こえる。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)

e : Take 2

 
ファー スト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたものですが、aとは別テイク。ギターは幾分ラフで、ヴォーカ ルはダブル・トラックになっている。このテイクは2004年にボックス・セットで発掘された。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

5. Bye Bye My Girl (作詞・作曲:大江慎也)

 
大江慎也の 作品で、バンド結成当初に書かれた「通りで見つけた女の娘」(後にI'm A King Bee』に 収録)から発展させたものと思われます。未発表曲にも拘らず、初期のライヴではアレンジを変えなが ら頻繁に演奏されていました。近年では池畑潤二のバンド、 DeeDeeFeverが時々ライヴでカヴァーしています。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a : AMS Version(1)

 ↑は都 合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。大江のリード・ヴォーカルはダブル・トラックで、花田のバック・コーラスは 入っていない。このテイクは『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年) が初出でしたが、2003年に『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』に リマスタリングされて収録されたものは左右が逆になっている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

 
b: AMS Version(2/1987 Remix)

 aと同 じテイクですが、こちらは1987年3月、アルバム『Unreleased』用に福岡でミックスされたリミックス版。バック・コーラスがダブル・トラック処理され左右に振り分けられている。
(収録CD)
『Unreleased』(1987年)

c : AMS Version(3/2004 Remix)

 aと同 じテイクですが、ボックス・セット用に新たにリミックスされたもの。バック・コーラ スは中央から聞こえる。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

6.I'm Little Down (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)

 The Rolling Stonesも取り上げているジェリー・リー バー&マーク・ストーラー作の「DOWN HOME GIRL」からの影響を伺わせる作品。本CDでは"作詞・作曲:大江慎也"とクレジットされていますが、2003年に発売された『The Basement Tapes〜Sunny Day 未発表スタジオ・セッション』では"作詞:大江慎也/作曲:花田裕之"とクレジットされています。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a : Demo Version

 正確なデータは明らかになっていませんが、恐らく1980年の上京後〜レコード契約前の期間に録音されたと思われるスタジオ・デモ。ベースの音が大きく ミックスされている。1989年に大江慎也名義で発表されたオフィシャル・ブート・アルバム
『18 Years』が初出。
(収録CD)
『18 Years』(1989年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

b: AMS Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。ヴォーカルにディレイがかけられている。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出でしたが、マスタリングのミス でイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

d :
AMS Version(2)

 基本的にbと同一テイクですが、cのようなイントロの欠落がなく、リマスタリングされている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

e :
AMS Version(3/Remix)

 bと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テープか らのリミック ス・ヴァージョン。ヴォーカルはディレイではなくリバーブがかけられている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年
(一部情報提 供:Kさん/更新:2014年1月5日)
7. Thirty Days (作詞・作曲:Chuck Berry)


 
本CDでは「Sunny Days」というタイトルで大江慎也の作品とクレジットされていま すが、実際にはチャック・ベリーが1955年にデビュー・シングルのB面で発表した「Thirty Days」で、途中から大江慎也訳による日本語の歌詞が登場する。ギター・ソロもどこかで聞き覚え が。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
Version 1

 コロム ビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。 大江のリード・ヴォーカルにディレイが短くかけられている。このテイクは『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出でしたが、マスタリングのミスでイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

 
b: Version 2

 基本的 にbと同一テイクですが、イントロの欠落がなく、リマスタリングされている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

c : Version 3/2004 Remix

 aと同 じテイクですが、ボックス・セット用に新たにリミックスされたもの。ギターに深いリバーブがかかっているほか、リード・ヴォーカルはEQ処理で高域を上げ、ディレイはなくリバーブがかけられている。また、間奏では手拍子が挿入されて いる。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

8. One More Try (作詞・作曲:大江慎也)


 
大江慎也の作品。ギター・リフはThe Rolling Stonesザ・フーも 取り上げていたアラン・トゥーサン「フォーチュン・テラ−」に通ずるものが。ライヴではレコード・デビュー以前に数回演奏されていたようです。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a : 小倉 松田楽器でのデモ・セッション

 結成直後の1979年、北九州市小倉の楽器店のスタジオで録音されたデモ音源。
(収録CD)
I'm A King Bee』(1999年)
『Virus Security』(2004年)

b : 東京 ニッパー・セッション

 こちらもデビュー前音源。1980年5月、レコード契約を前提にビクター・スタジオで録音されたテイクで、広過ぎるス タジオ故の深いエコーが特徴。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)
『Virus Security』(2004年)

c:
Demo Version

  正確なデータは明らかになっていませんが、恐らく1980年春の上京後〜レコード契約前の期間に録音されたと思われるスタジオ・デモ。ベー スの音が大きくミックスされている。1989年に大江慎也名義で発表されたオフィシャル・ブート・アルバム
『18 Years』が初出。
(収録CD)
『18 Years』(1989年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

 d: AMS Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。a〜cとは異なりリード・ヴォーカルがダブル・トラックになっ ている。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出。2003年に『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』にリマスタリングされて収録 されましたが、左右が逆になっている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)
『Rock' n Roll Bible』(1993年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

e :
AMS Version(2/Remix)

 dと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テープか らのリミック ス・ヴァージョン。ギターは右=大江、左=花田。ヴォーカルはシングル・トラックになっている。また、曲後半のヴォーカルはdでは途中で演奏のみになりま すが、このミックスではエンディングまで入っている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

9.Down The Road Apiece (作詞・作曲:Don Raye)

 The Rolling Stonesのセカンド・アルバム
『The Rolling Stones No.2』(1965年)収録曲。「俺のブギーを聴かないか。毎晩12時から6時までやってるぜ。最高の気分にさせてくれる。さぁ来いよ近くだぜ!」(大雑把な訳)と、陽気な歌詞が軽快なブギーに乗せて歌われるこの曲、元々はロックンロール誕生以前の1940年にDon Rayによって書かれ、Will Bradley Trio(1940年)、Amos Milburn(1946年)、Chuck Berry(1960年)、Manfred Mann(1964年)等もカヴァー。ちなみにこのCDでは作者がC.Berryと誤表記されている。ルースターズは結成当初からレパートリーに加えられ、ライヴではサンハウスの「あの娘は18才」とメドレーで演奏されていた事もありました。

◎ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
東京 ニッパー・セッション

 デビュー前の1980年5月、レコード契約を前提にビクター・スタジオで録音されたテイクで、手拍子が挿入されていたり、広過ぎるス タジオ故の深いエコーが特徴。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)
『Virus Security』(2004 年)

c:
Demo Version

  正確なデータは明らかになっていませんが、恐らく1980年の上京後〜レコード契約前の期間に録音されたと思われるスタジオ・デ モ。ウェットなaのテイクとは打って変わりドライなサウンドで、ベースの音が大きくミックスされている。1989年に大江慎也名義で発表されたオフィシャ ル・ブート・アルバム
『18 Years』が初出。
(収録CD)
『18 Years』(1989年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

 d: AMS Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。リード・ヴォーカルにリバーブがかけられている。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出。2003年に『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』にリマスタリングされて収録 されましたが、左右が逆になっている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

e :
AMS Version(2/Remix)

 dと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テープか ら新たに作成されたリミック ス・ヴァージョンで、ヴォーカルのみ別テイクになっている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

10.Hey Girl (作詞・作曲:大江慎也)

 
1981年2月に発表されたセカンド・シングル「どうしようもない恋の唄」のB面 収録曲ですが、ヴォーカル・パートのみ別テイクで、テープ・スピードも若干遅い。

◎ヴァージョン/テイク違いについて:

a : 小倉 松田楽器でのデモ・セッション

 結成直後の1979年、北九州市小倉の楽器店のスタジオで録音されたデモ音源。ちなみに同時期録音の別テイクも存在しますが、そちらは未発表。
(収録CD)
I'm A King Bee』(1999年)
『Virus Security』(2004年)

b :
Early Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。シングルとしてリリースされたものとはベーシック・トラックは 同一ですが、リード・ヴォーカルのみ別テイクのほか、全体的にピッチがやや遅い。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出でしたが、マスタリングのミス でイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

c: Early Version(2)

 基本的にbと同一ですが、イントロの欠落がなく、リマスタリングされている。また、左右のチャンネルが逆になっている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

 d:
Early Version(3/2004 Remix)

 b,cと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テー プから新たに作成されたリミック ス・ヴァージョン。ヴォーカルにディレイがかけられていないほか、エンディングはフェイド・アウトせずに完奏する。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)

e : Single Version

 7インチ・シングル「どうしようもない恋の唄」のB面に収録されていたシングル・ヴァージョンで、ベスト盤CD等に収録されているのはこのテイク。b〜dとはヴォーカルが異なる。
(収録アルバム)
『COLLECTION 1980-1984』(1985年)
『Insane+IN NURNBERG & C.M.C.』(1987年)
『Best Songs Collection』(1995年)
『The Roosters』(2000年紙ジャケ)
『Virus Security』(2004年)
『Golden Best』(2009年)
(更新:2014年1月5日)
11. Route 66 (作詞・作曲:Bobby Troup)


 アメリカの俳優兼ジャズ・シンガー、
Bobby Troupが1946年に書いた作品で、当初はナット・キング・コール、フォー・フレッシュメン、ティーブ釜萢等のJazz方面で広くカヴァーされていましたが、1961年にChuck BerryがカヴァーしたのをきっかけにRock系にも浸透。The Rolling StonesをはじめThe Pretty Things(特にBBCでのテイクが速い)、Them、Dr. Feelgood、日本でもザ・タイガース、エディ藩、鮎川誠、石橋凌、blues.the-butcher-590213 + Monsieur Kamayatsu等多くのアーティストが取り上げている名曲。ルースターズはThe Rolling Stones由でのカヴァー。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
東京 ニッパー・セッション

 デビュー前の1980年5月、レコード契約を前提にビクター・スタジオで録音されたテイクで、広過ぎるス タジオ故の深いエコーが特徴。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)
『Virus Security』(2004年)

c:
Demo Version

  正確なデータは明らかになっていませんが、恐らく1980年春の上京後〜レコード契約前の期間に録音されたと思われるスタジオ・デ モ。他のテイクとは異なり、途中でテンポ・チェンジして加速する。1989年に大江慎也名義で発表されたオフィシャル・ブート・アルバム
『18 Years』が初出。
(収録CD)
『18 Years』(1989年)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

d: AMS Version(1)

 ↑は都合上の表記という事で。コロムビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム
『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。リード・ヴォーカルはダブル・トラック。このテイク は『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)が初出でしたが、マスタリングのミス でイントロが微妙に削られている。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

e:
AMS Version(2)

 基本的にdと同一テイクですが、イントロの欠落がなく、リマスタリングされている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

 f:
AMS Version(2/Remix)

 dと同じテイクですが、こちらはオリジナル16chマルチ・トラック・テープか ら新たに作成されたリミック ス・ヴァージョンで、リード・ヴォーカルはシングル・トラックになっている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(更新:2014年1月5日)

12.Under My Thumb (作詞・作曲:Jagger/Richard)

 The Rolling Stonesの『AFTERMATH』(1966年)収録曲ですが、ルースターズ版は『Got Live If You Want It!』(1966年)でのライヴ・ヴァージョンをさらにスピード・アップしてカヴァー。他にThe Whoが1967年にシングルでカヴァーを発表したほか、日本ではザ・タイガースのヴァージョンが『A-LIVE』(1982年)や
『ザ・タイガース 1967-1968 -レッド・ディスク-』(2013年)に収録。

ヴァージョン/テイク違いについて:

a :
Version 1

 コロム ビアとの契約後の1980年8月、ファースト・アルバム『The Roosters用にAMSというスタジオで録音されたテイク。 大江のリード・ヴォーカルはシングル・トラック。
(収録CD)
『All About Shinya Ohe Vol.1』(1992年)

b: Version 2

 基本的 にaと同一テイクですが別ミックスで、大江のリード・ヴォーカルはダブル・トラックになっている。
(収録CD)
『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』(2003年)

c: Version 3/1987 Remix

 aと同 じテイクですが、こちらは1987年3月、アルバム『Unreleased』用に福岡で作成されたリミックス・ヴゥージョン。イントロのドラムが カット、リード・ヴォーカルはシングル・トラック、バック・ヴォーカルとリズム・ギターはダブル・トラックで左右に振り分けられ、 リード・ギターは中央、ドラムにはエフェクトが施されている。
(収録CD)
『Unreleased』(1987年)

c : Version 4/2004 Remix

 aと同 じテイクですが、ボックス・セット用に新たにリミックスされたもの。ギターに深いリバーブがかかっているほか、リード・ヴォーカル、バック・ヴォーカル共にシングル・トラックで中央から聞こえ、リズム・ギターはダブル・トラックで左右に振り分けられている。
(収録CD)
『Virus Security』(2004年)
(一部更 新:2014年1月5日,2015年3月12日)
13.Rosie (作詞・作曲:大江慎也)

 このCDの中で
最も問題ありな音源・・・(苦笑)。この曲のみ『LOFT 1981』『LEGENDARY LIVE AT 80'S FACTORY』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』にも収録されていた、1981年7月14日@渋谷EGGMANでのライヴ・テイク。ただしイントロは若干欠落し、よく聴くと センターから誰が弾いているの か判らないギターのオーヴァー・ダビングが聞こえるいっ た細工の痕も・・・。
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .2
1.Wipe Out
2.Lipstick On Your Collar
3.Fool For You
4.One More Kiss
5.恋をしようよ
6.I'm A King Bee
7.どうしようもない恋の唄
8.Leather Boots
9.Hurry Up
10.Hippy Hippy Shake
11.C'mon Everybody
12.Come On
CD : NIPPON CROWN CRCR-6042 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal,guitar,harmonica)
花田裕之(guitar,chorus)
井上富雄(bass,chorus)
池畑潤二(drums)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori

[CDについて]
 
Vol.2もThe Roosters時代の音源で、帯には「ルースターズ(大江・花 田・井上・池畑)の欲望と怒りと愛情がひとつになった!未発表テイク&カバー集を含む秘蔵版!!」と 書いてあります。収録されているのはレコード・デビュー前後の1980年後半の新宿ロフト(と思われる)ライヴで、この時点での知名度故に観客の拍手もま ばらですが、演奏・音質共に(一部を 除いて)素晴しく、ライヴ音源未聴の方は一度は耳にしておいてもいいかも。ちなみに右が大江、左が花田のギター。このCDに収録されている音源はここでしか聴けないものば かりですが(2014年1月現在)、「One More Kiss」「恋をしようよ」「Hippy Hippy Shake」はこのCD以前に『Unreleased』(CD=vice ECD-1002/1987年)に加工された上で発表されています。

[ボックス・セット『Virus Security』との重複について]

 
「Hippy Hippy Shake」のみ『Unreleased』用のリミックス・ヴァージョンで収録。それ 以外の曲はボックス・セット未収録。
1.Wipe Out
2.Lipstick On Your Collar


 
イントロのアレンジが異なっている。1,2,4共にセカンド・アルバム『a-GOGO』収録曲ですが、こ の時点ではファースト・アルバムの発売前後。バンドが既に次に向っているのが興味深い。
3.Fool For You


 
前の曲と立て続けに演奏。スタジオ・テイク以上に勢いのあるプレイ。ちなみに作者クレジットは作 詩/大江慎也 作曲/大江慎也・MARRとクレジットされている。
4.One More Kiss

5.恋をしようよ


 
この2曲のみ先に『Unreleased』のCDにボーナス・トラックとして、歓声が オーヴァー・ダビングされた形で収録されていました。このCDにはオーヴァー・ダビング前のヴァージョンで収録。
6.I'm A King Bee

7.どうしようもない恋の唄

 
勢いあまってか、一瞬、歌詞をとちっている。大江のギター・ソロも一部 (理由は判りませんが、ミックスの段階で)ギターの音が消えているものの、後半のソロでは素晴らしいプレイを聞く事ができます。
8.Leather Boots

 
オリジナル・アルバム未収録の定番曲ですが、ここでは一部歌詞が異なる初 期段階のヴァージョンが聴けます。
9.Hurry Up
10.Hippy Hippy Shake


 
これも『Unreleased』に同一の テイクが収録されていましたが・・・このCDによって『Unreleased』に収録されていた音源はスタジオ録音ではなかったことが判明。空白部分で客が何か言っているのを聴くことができます。『Unreleased』ではエン ディングがプツ切れで終わりますが、ここではフルで収録。
11.C'mon Everybody

 エンディングで大江が「どうも!」と言っています。
12.Come On


 このCDで唯一
問題あり&余計な音源・・・(苦笑)。『Vol.1』収録の「Rosie」同様、この曲のみ『LOFT 1981』『LEGENDARY LIVE AT 80'S FACTORY』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』にも収録されていたライヴ・ テイク。ただしよく聴くと中央で後からオーヴァー・ダビングさ れたギターの音(ルースターズのメンバーの演奏ではない)が聴こえてくる。
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .3
1.I'M WAITING FOR THE MAN
2.Ground Zero
3.グリーン・ホーネット
4.Ur Titled

5.She Made Me Cry
6.I'M SWAIN' IN THE AIR
7.CASE OF INSANITY
8.IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE

9.GOOD DREAMS
10.STAND BY ME
(STUDIO VERSION)
11.STAND BY ME (LIVE VERSION)
12.STAND BY ME (ACOUSTIC VERSION)
CD : NIPPON CROWN CRCR-6043 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal,guitar,harmonica)
富永保(guitar)
柏木省三(acoustic guitar)
鏑木朋音(keyboards)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[CDについて]

 
帯には「バックに1984を率いて製作された未発表テイク&カバーを含む秘蔵盤!常人を 越えた大江慎也がここにいる!!」と書いてあります。Vol.3 はルースターズの別ユニットとしてスタートした1984のスタジオ・アウトテイクや別ヴァー ジョン、ライヴ音源等を収録。ちなみにCDにクレジットはありませんが、1〜4は80年代前半に録音された 初期の音源で、当時のライヴの編成から察すると柏木省三(k)、花田裕之(g)、井上富雄(b)、 池畑潤二(d)、井嶋和男(sax)、安藤広一(k)が参加していると思われます。『In Nurnberg』〜『DIS.』 期のルースターズ・サウンドにも少なからず反映されていく貴重な音源ですが(聴いて楽しめるかどうかは別として)、大半が加工された事で真意が伝わりにくいものになっているのが惜しい。

5〜9はアルバム
『Peculiar』が発表された1989年(の1月か8月のどちらかと思われる)@福岡Drum Be-1で行なわれたライヴでの弾き語り。CDにクレジットされているメンバーと一致するのはどうも3テイク収録の「Stand By Me」のみのようで…と、どうし てもツッコミの方が多くなってしまいますね(汗)
1.I'M WAITING FOR THE MAN (=Fear)

 
The Velvet Undergroundの1967年の作品・・・に聴こえますか?(笑)。なんだか全然違う英語の歌詞が聴こえてくるのですが・・・。実はこの曲、 映画『爆裂都市』(1982年公開)のワン・シーンで使われていた曲で、1982年後半〜1983年頃に発売された1984のカセットに収録の「Fear」という曲のロング・ ヴァージョン。CDのクレジットに反して、この曲は1982年初頭の録音と思われます。(追記:2007年12月5日)
2.Ground Zero (=Big Brother)

 
CDのタイトルは「Ground Zero」となっていますが、実際は1984のカセットに収録されてい た「Big Brother」という曲をテープ速度を変えて加工した別ヴァージョン。作者はMARRとなっている。アフリカ ン・ビートに乗って、大江(?)がラップ調のフレーズを延々言い続けている。
3.The Green Hornet

 
1966年9月にアメリカのABCテレビで放映されていたドラマのテーマ・ソング(ドラマには無 名時代のブルース・リーが出演していた)。ちなみに雑誌『en -taxi』(2008 Winter)で大江慎也が寄稿した「STORIED」の中でこの曲について触れており、「変声機を通した声で参加した。」との記述がある。(追記:2014年1月5日)
4.Ur Titled (=Winds)


 
録音時期が近い「ニュールンベルグでささやいて」に通ずる曲調の作品ですが、これも 1984名義のカセット収録曲「Winds」を加工したもの(テープの速度を変えて別の曲も混ぜたようにも聞こえる)。(追記:2007年12月5日)
5.She Made Me Cry

 5曲目から9曲目までは1989年、福岡県のBe-1でのライヴ・テイクを収録。モノラル・オーディエンス録音にリバーブをかけた疑似ステレオ(なん だかブートレグの解説みたいだ(笑))。
大江の弾き語りで、かなり短めの演奏。ちなみに1989〜1990年頃のライヴでは大江慎也単独のアコースティック・ギター1本 の弾き語りとバンド編成の2部構成で行われた事があったようなので、これもその時のものと思われます。
6.I'M SWAIN' IN THE AIR


 これもBe-1でのライヴ・テイク。同時期の新宿LOFTでの3DAYSライヴの時も前半5曲は
大江一人の弾き語りだったらしい。
7.CASE OF INSANITY

 
これもBe-1でのライヴ・テイク。
8.IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE


 これもBe-1でのライヴ・テイク。
Bob Dylanが1965年3月に発表したアルバム『BRING IT ALL BACK HOME』からの曲で、後にThe Byrds13th Floor Elevators、エコー&ザ・バニーメンもカヴァーしている。
9.GOOD DREAMS

 これもBe-1でのライヴ・テイク。
10.STAND BY ME (STUDIO VERSION)


 
ベン・E・キングの超有名ナンバー。アルバム『HUMAN BEING』(1987 年)収録テ イクの、加工がされる前の段階のセッション・テープから。なのでクレジットに反して1987年の録音。
11.STAND BY ME (LIVE VERSION)

  クレジットでは1988年の新宿LOFTでのライヴ・テイクとのこと。当時のスケジュール表で該当するのは1988年2月24日(水)、1984名義のア ルバム
『Pinups』のレコ発ライヴになりますが、真相は不明。ちなみにここに収録されているものはステレオ・オーディエンス録音の上か ら妙にクリアな音質で余計なオーヴァー・ダビン グが施されている・・・(聴くと違和感あり)。この音源、某ファン(当時)が客席側からカセット・レコーダーで録音したものが何らかの形で プロデューサーの手に渡り、知らぬ間にこのような形でCD化されていた事が後に判 明。
12.STAND BY ME (ACOUSTIC VERSION)

 アルバム
『HUMAN BEING』収録テイクからギター以外のパートを抜いた、いわゆる"Unplugged"もの。ギター・ソロはアコースティック・ギター による新しいテイクに差し換えら れている。
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .4
1. Come On (To Me)
2. C.M.C.
3. ニュールンベルグでささやいて
4. 風の中に消えた
5. She Broke My Heart's Edge
6. Rosie
7. L.A.Woman
8. Tonight
9. I'm Swayn' In The Air
10. Venus (=I'll Be Eyes)
11. Je Suis Le Vent〜She Broke My Heart's Edge

※CDの表記を一部訂正して記載。
CD : NIPPON CROWN CRCR-6044 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal) 花田裕之(guitar,chorus)
下山淳(guitar,chorus) 井上富雄(bass)
柞山一彦(bass) 灘友正幸(drums) 安藤広一(keyboards)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Miki Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[CDについて]

 
帯には「大江慎也ルースターズ脱退直前の未発表ライヴ!スピード・マニアック・非現実に生きてい た 大江慎也がここにいる!!」と書いてある。Vol.4では ルースターズの1983年〜1984年の日本青年館と福岡市民会館でのライヴを収録・・・となっていますが、実際にはそれ以外の場所の音源も含まれてお り、ブックレットの作者クレジットもいい加減なのが難点。
[ボックス・セット『Virus Security』との重複について]

2004年発表のボックス・セット『Virus Security』に、 3,7,9〜11の映像がDVD-2に収録。
8,10 はここに収録されているものとは別ミックスでDVD-2に収録。
1,2,4,5,6 はボックス・セット未収録。
1.Com'n (=Come On) (作詞:大江慎也,Mary Alexander/作曲:大江慎也)

 アルバム
『φ』(1984年)収録の「Come On」と同じ曲。ステ レオ・ライン録音のライヴ音源(日時・場所は不明)で、ギターやドラムのプレイから察するとルースターズの演奏ではなく、1986年後半〜1987年頃の1984 featuring Shinya Oheの演奏なのでは(推測。当時この曲がレパートリーに含まれていた)。歌い方がトーキング・へッズデヴィッド・バーンを思わせる。この音源はこのCD以外では未収録。(一部追記:2014年1月5日)
2.C.M.C. (作詞:大江慎也/作曲:ザ・ルースターズ)


 ヒス・ノイズが目立つ疑似ステレオ・オーディエンス録音で、クレジットはありませんが、井上富雄在籍時最後のステージとなった1984年1月2日@新宿Loft(昼の部)での演奏。この音源はこのCD以外では未収録。
(一部情報提供:Eさん)
3.ニュールンベルグでささやいて (作詞:大江慎也,中原聡子/作曲:ザ・ルースターズ)

 
『DIS』発売直前の1983年10月16日@日本青年館でのライヴ。スタジオ版よりも勢いのある演奏で、下 山のフィードバックや井上のベース・プレイに要注目。音源は恐らくビデオから起こされたも ので疑似ステレオ・ミックスになっています。また、映像版が一部修正(テロップをカット)した上でボックス・セット『Virus Security』に 公式発表されたほか、ビデオ『MAGNITUDE STORY』に加工&ショート・ヴァージョンが収録されています。
4.風の中に消えた (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 
 これも疑似ステレオ・ミックス。
1983年10月16日@日本 青年館でのライヴ・テイク(一部修正:2014年1月5日)
5.She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)

 ステレオ・ライン録音のライヴ音源(日時・場所不明)で、
ギターやドラムのプレイから察するとルースターズではなく、1986年後半〜1987年頃の1984 featuring Shinya Ohe時代の演奏では(推測)。 この音源はこのCD以外での発表はなし。
6.Rosie (作詞・作曲:大江慎也)

 音質のあまり良くないステレオ・ライン録音。ス
ロー・テンポのヴァージョンで、CDのクレジット 上で は井上富雄在 籍時とされているライヴ音源(日時・場所は不明)。使用された音源は不完全だったようで編集の跡があり、「週末になれば〜♪」の部分で「空っぽ頭に〜♪」 に切り替わります。この音源はこのCD以外での発表はなし。
7.L.A.Woman
(作詞・作曲:The Doors)

 
アメリカのロック・ グループ、The Doorsが1971年4月に発表したアルバム『L.A. WOMAN』のタイトル曲のカヴァーで、これも1983年10月16日@日本青年館でのライヴ音源。後に映像がボックス・セット『Virus Security』に収録されましたが、このCDの方が長めに収録されています。
8.Tonight
(作詞:Iggy Pop/作曲:David Bowie)

 イギー・ポップ
の1977年のアルバム『LUST FOR LIFE』収録曲で、1984年にデヴィッド・ボウイも同名タイトルのアルバムでも取り上げています。この音源は1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムでのライヴで、ビデ オ『パラノイアック・ライヴ』にも収録されていますが、ミックスが異なっている・・・というかあのー…ルースターズのメンバーではない第 三者が歌っている声が入っている・・・(笑)
9.I'm Swayn' In The Air (作詞・作曲:大江慎也)

 
1983年10月16日@日本青年館でのライヴ・テイクで、後 に映像がボックス・セット『Virus Security』に収録。
10.Venus (=I'll Be Eyes)
(作詞:ザ・ルースターズ/作曲:花田裕之)

 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムでのライヴで、基本的にはビデオ
『パラノイアック・ライヴ』「I'll Be Eyes」と同一テイクですが、長いイントロはカットされ、ミックスも異なります。
11.Je Suis Le Vent
(作詞:ヒロ・スグル,Mary Alexander/作曲:花田裕之,下山淳)〜She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也/作曲:花田裕之)

 これはライヴ演奏ではなく、ライヴのオープニングとエンディングにBGMとして流されていたスタジオ録音を不完全収録したもの。ただしヴォーカルの入っ ていないインストゥルメンタル・ヴァージョン。CDはこれで終わり・・・と思いきや、続いて
「She Broke My Heart's Edge」の強烈な ヴァージョンが登場する。1983年10月16日@日本青年館で のライヴで、後に映像がボックス・セット『Virus Security』に 収録されたほか、ビデオ『MAGNITUDE STORY』でも加工されて収録されています。ちなみに作者クレジットが作詩/MARY 作曲/MARR 編曲/THE ROOSTERSと なっていますが、実際には作詞:ヒロ・スグル,M, Alexander/作曲:花田裕之,下山淳
ALL ABOUT SHINYA OHE VOL .5
1.1970 (NOISE VERSION)
2.JUST WALKIN' THAT ROAD
3.REVOLUTIONS IN COMMUNICATION
4.KALEIDOSCOPE
5.LOVE LOVE LOVE
6.VISIONS OF DUSK WORLD
7.I KNOW IT'S BEAUTIFUL
8.BIRTH OF GEL
9.SAD SONG
10.STREET LIGHT
11.SHE'S GOT A WAY
12.SATURDAY NIGHT
13.1970
CD : NIPPON CROWN CRCR-6045 発売日:1992年10月21日
大江慎也(vocal) 富永保(guitar) 笠松裕一(guitar)
隅紀代美(bass) 柏 木省三(acoustic guitar) 鏑木朋音(keyboards)
小野口直人(drums) 奈良敏博(bass)
Produced&Engineer:Marr
Photographer:Mikio Ariga
Arise Lavel Directed:Minoru Tokuda(C.R.P)
Assistant:Youko Kuramochi(C.R.P)
Design:Mioko Hotta,Reiko Konishi(INNING INC.)
Mastering Engineer:Tetsuo Mori
[CDについて]
 
帯には「1984をバックにアンバランスなカリスマ性を持った大江慎也の魅力が不思議な程ここに つまっている!!」とあります。Vol.5は1987〜8年、1984 featuring 大江慎也として活動していた頃のライヴ音源で、一部の曲で奈良敏博(b/サンハウス)も参加。音源は1987年 のINKSTICK芝浦FACTORYと福岡県の都久志会館でのライヴ音源とされていますが、殆どが『ALIVE』『FAREWELL』と重複しており(別ミックスで収録されていますが、余程注意深く聴かない限り違いは殆ど判らない)、作曲クレジットも一部誤りがあるのが難点。
1.1970 (Noise Version)

 
The Stoogesの1970年のアルバム『FUN HOUSE』に収録されていた名曲のカヴァーで、後にダムドや日本のルルーズ・マーブル「I FEEL ALRIGHT」と いうタイトルでカヴァーしてます。この音源は疑似ステレオに加工されてはいますが、実は1988年発表のビデオ『FAREWELL』と同一のもの で、曲の途中からの収録。
2.JUST WALKIN' THAT ROAD


 ビデオ
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
3.REVOLUTIONS IN COMMUNICATION

 
『ALIVE』のCD、ビデオ共に未収録。
4.KALEIDOSCOPE

 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
5.LOVE LOVE LOVE


 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
6.VISIONS OF DUSK WORLD

 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
7.I KNOW IT'S BEAUTIFUL


 
『ALIVE』のCD、ビデオ共に未収録。
8.BIRTH OF GEL

 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
9.SAD SONG


 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
10.STREET LIGHT

 
『ALIVE』のCD、ビデオ共に未収録。
11.SHE'S GOT A WAY


 
『ALIVE』と同じ音源ですが、別ミックス。
12.SATURDAY NIGHT

 
『ALIVE』のビデオと同じ音源ですが、ミックスが異なっている。
13.1970


 
この曲のみスタジオ録音。基本的な部分は1984のアルバム『Pinups』(1988年)収録版と同じですが、新たにギターが1本追加され、曲の終わりでライヴのオープニング・シーン(2「JUST WALKIN' THAT ROAD」のオーディエンス音を抽出したもの)をクロスフェイドで挿入してあります。(追記:2015年3月13日)
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