Human Being

作成 : 2000年7月26日/更新 : 2007年9月26日
1.Love Love Love (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
2.DROOPING AFFECTION (作詞:yamazen 作曲:katsuyuki)

3.HEARTACHE IS SO CERTAIN (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
4.FEELING EMPTINESS (作詞:大江慎也 作曲:ケラ)

5.PLEASURE OF LIFE (作詞:大江慎也 作曲:重藤功)
6.JUST WALKIN' THAT ROAD (作詞:Mary Alexaneder 作曲:柏木省三,富永保)
7.Revolutions In Communication (作詞:Mary Alexaneder 作曲:柏木省三)
8.I Know It'a Beautiful (作詞:Mary Alexaneder 作曲:大江慎也)
9.Human Being (作詞:Mary Alexaneder 作曲:大江慎也,柏木省三)
10.Stand By Me (king,leiber,stoller)
LP : PORTRAIT P-006 (1987.8.1.)
CD : PORTRAIT PC001 (1987.8.1./初盤CD)
CD : COLUMBIA COCA-9212 (1991.10.21./ボーナス・トラック入り再発盤)
CD : COLUMBIA COR-9212
(2001.11./"あ〜る盤")
CD : TRIAD COCP-50858 (2005.6.22/ボーナス・トラック入りリマスター盤)
Shinya Ohe;Vocals
Shozo Kashiwagi;Keyboards,Guitars
Tamotsu Tominaga;Guitars,Drum Programme
Tomone Kaburagi;Keyboards
Naoto Onoguchi;Drums(A2,B1)
Kiyomi Sumi;Bass
Yuichi Kasamatsu;Guitar
additional
Toshihiro Nara;Bass(M-9,6)
D・O・B;Performed(M-4,5)
Produced by Shozo Kashiwagi
Arranged by
1984
Engineered by
Yasuyuki Moriyama,D.B's
Mixed by
D.B's
Recorded at Starship,D.B Studio
Photography;
Bun Sato
Design;
Tomone Kaburagi
Production Manager;
Bun Sato
  1987年8月1日にリリースされた大江慎也名義のセカンド・アルバム。前作よりもポップ色が強まったサウンドで、
また、このアルバムが大江慎也の最初のCDリリースとなり、レコード屋でサイン会が行なわれていたそうですが、詳しい事は「大江慎也 &THE ROOSTERSの軌跡」に書かれているのでそちらを御覧下さい。
余談 : 参加メンバーのうち、ドラムの
小野口直人SIONでもドラムを叩いていたら しい。笠松裕一(g)は80年代半ばにディバウワーというHM系バンドのギタリストとして活動。(情報提供:Mさん)

1.Love Love Love (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)

 大江慎也の作品。タイトルの連呼はビートルズ「愛こそはすべて」を意識したものなのだろうか。


2.DROOPING AFFECTION (作詞:yamazen 作曲: katsuyuki)

 1966年頃のエレキ歌謡風の作品。どことなく曲のコード進行がThe Monkeesの「Hold On Girl」を思わせる。この作品に関して大江は「僕はあまり書いてないんですけど、突然聴いたりすると、あぁ、ちょっといいなっていう事あるでしょう。ま ずそんな感じから入りました。」と当時のインタビューで答えています。


3.HEARTACHE IS SO CERTAIN (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)

 大江慎也のフォーク・ロック調の作品。この頃の大江慎也の心情を吐露したような歌詞が痛々しい。


4.FEELING EMPTINESS (作詞:大江慎也 作曲:ケラ)

 珍しくケラ(有頂天、ロング・ヴァケイション)による作曲。「DIS」の頃の大江慎也を意識し て書いたらしい。


5.PLEASURE OF LIFE (作詞:大江慎也 作曲:重藤功)

 不思議な旋律をもった東洋風のゆったりとした曲。


6.JUST WALKIN' THAT ROAD (作詞:Mary Alexaneder 作曲:柏木省三,富永保)

 ビデオ「ALIVE」でオープニングを飾っていた、明るいポップな曲だが、 大江はフラフラしながら一生懸命に歌っている。そこが(大江のソロの曲を)初めて聴いた時に大きな違和感を覚えてしまう。


7.Revolutions In Communication (作詞:Mary Alexaneder 作曲:柏木省三)

 わらべ歌のようなメロディを呆然と歌っている・・・・。もしかしたらラップなのかもしれな い・・・。後半、ビートルズ「TOMORROW NEVER KNOWS」のようなリズムになり、大江の声に合わせて柏木も叫んでいるのが聞こえて くる。


8.I Know It'a Beautiful (作詞:Mary Alexaneder 作曲:大江慎也)

 これも大江の作曲によるフォーク・ロック・ナンバー。とはいえ、シンセの音が目立つ。大江は レコーディングに関して「僕はガシャガシャとテープレコーダーにギターとヴォーカル入れて、わーっと歌ってそれで終り」とコメントしている。


9.Human Being (作詞:Mary Alexaneder 作曲:大江慎也,柏木省三)

 アルバムのタイトル・ナンバー。メロディ・ラインや曲調は恐らくイギー・ポップが'86年に発表し たアルバム「Blah-Blah-Blah」収録の「Isolation」からヒント を得たと思われます。大江はフラフラしながら淡々と歌っており、最後は「A SOUL LOST IN SPACE」を連呼し、ヴォーカルはフェイド・アウトする。(一 部情報提供:Aさん)


10.Stand By Me (king,leiber,stoller)

 CD用のボーナス・トラック。ベン・E・キングの大ヒット・ナンバーをかなり不安定な声で歌ってい る。大江慎也が歌っているという事実だけで特別な意味があるのだろうが、やはりジョン・レノンの強烈なカヴァー・ヴァージョンが個人的には好みで す。なお、「ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.3」では別ヴァージョンが3種類収録されています。


CD BONUS TRACKS

 1991年にコロムビアから再発売された際に、未発表のボーナス・トラックが収録されていま した。

11.人間(作詞:大江慎也 作曲:MARR)
 いちおう「Previously Unreleased Track」とクレジットされていますが、アルバム「ROOKIE TONITE」のアナログ盤初回プレスに付いていたソノシート「HUMAN BEING」の事で した。ただし、マスター・テープからの収録ではなく、ソノ・シートから起こしたものが収録されており、若干スクラッチ・ノイズが聞こえます。歌詞カードに は「貴重なオリジナル音源を使用しているため、曲中でノイズ等耳障りな部分がありますがご了承下さい」とクレジットがあります。


12.THROUGH THE WORLD PASS(作詞:大江慎也 作曲:柏木省 三)

 ライヴ・ヴァージョン。録音日が掲載されていないため定かではありませんが、1989年の 「ペキュリア」ツアーでのライヴ・テイクと思われます。


13.I CALL YOUR NAME(作詞:Ryuji 作曲:富永 保)

 同じく、1989年の「ペキュリア」ツアーでのライヴ・テイクと思われます。

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