ROCK'N'ROLL BIBLE
※注:(左)1993年発売のKING'S WORLD盤、(中)2000年KING'S WORLD再発盤、(右)1995年発売のコロムビア盤。
1.AROUND AND AROUND 2.WALKING THE DOG 3.ONE MORE TRY 4.TALKIN''BOUT YOU 5.CHANCE(OFF THE HOOK)
6.DO THE BOOGIE(LIVE VERSION) 7.HONEST I DO 8.I'M A KING BEE(LIVE VERSION) 9.I'M A MAN(LIVE VERSION)
10.PAIN IN MY HEART 11.MERCY,MERCY 12.BYE BYE MY GIRL(LIVE VERSION)
CD:KING'S WORLD KWCD-801(1993)
CD:COLUMBIA COCA-12439(1995.3.21.)
Produced by Shozo Kashiwagi.
Exective Produced by Kenji Kawahara.
大江慎也(vocal,guitar,harmonica)
花田裕之(guitar,chorus)
井上富雄(bass,chorus)池畑潤二(drums)
◎1993年にKING'S WORLDという九州のインディ・レーベルから発売された未発表音源集。後の1995年にコロムビアからジャケットを差し換え、歌詞・解説書付きで発売されましたが、これも『unreleased』同様に、メンバー非公認で製作されたもののようです。収録されている音源は1980年のファースト・アルバムのアウト・テイクや、デビュー前のデモ音源が中心で、一部1981年7月14日@渋谷EGGMANでのライヴ・テイクが使用されています。(情報提供:konさん)
ボックス・セット『Virus Security』との重複について:

● 2004年発表のボックス・セット
『Virus Security』に1〜5がRemixされて収録。
7,10,11はここに収録されているものとは別テイクが収録されています。
ライヴ音源の6,8,9,12は未収録。

曲名・曲順はコロムビア盤のものです。

1.Around And Around (作詞・作曲 : Chuck Berry)
 オリジナルはチャック・ベリーの1958年の作品で、名曲「Johnny B. Goode」のシングルB面として発表されていました。ルースターズThe Rolling Stonesが1964年8月に発表された5曲入りのEP『FIVE BY FIVE』及び、アメリカでは1964年10月に発表されたセカンド・アルバム『12×5』でのテイクを参考にしたものと思われます。また、David BowieThe Animalsや日本のザ・スパイダースも別のアレンジでカヴァーしています。

ヴァージョン/テイク違いについて:
a:『Rock'n' Roll Bible』
 
このCDに収録されている音源は1980年8月、アルバム『The Roosters』でのセッションでレコーディングされながらもお蔵入りとなったもの。ただし、このCDでは左右が逆にミックスされており、イントロのギターも(マスタリングの際に)微妙に削られているのが難点。

b:『The Basement Tapes〜Sunny Day 未発表スタジオ・セッション』
 
2003年3月にハガクレ・レコードから発売されたCDに収録された音源は『Rock'n' Roll Bible』と同一テイクですが、イントロのギターも完全収録されています。

c:『Virus Security (CD-26/Rare Studio Tracks II)
 
2004年9月に発表されたボックス・セットに収録されたリミックス・ヴァージョン。ただしヴォーカルは別テイク。これまで発表されてきたミックスではヴォーカルに深いディレイがかけられていましたが、Remix版ではリヴァーヴが薄くかけられています。(追記:2010年11月29日)

他のアーティストによるヴァージョン:(更新:2006年7月2日)
The Rolling Stones『12×5』(1964年/CD:(日)Universal UICY-93014)
The Animals『The Animals』(1964年/CD:(日)東芝EMI TOCP-67101)
David Bowie『Sound And Vision』(1990年/CD:(英)EMI 94511)
The Spiders『アルバム No.2』(1966年/CD:()テイチク TECN-20387)
The Pretty Things『Live At The Heartbreak Hotel』(1984年/CD:(ドイツ)LICD 9.00075 O)


2.Walkin' The Dog (作詞・作曲 : Rufus Thomas)
 オリジナルはアメリカのR&Bシンガー、ルーファス・トーマスが1963年に発表した曲で、タイトルの"Dog"とはルーファス・トーマスが考案した"ステップ"の事だそうです。ルースターズはThe Rolling Stonesのファースト・アルバムに収録されたヴァージョンを参考にして取り上げたようですが、アレンジの段階で口笛は省かれています。
 この曲は他にアメリカの
Paul Revere & The Raiders、The Remains、The Love'd Ones、エアロスミス、ラット、イギリスのジョ・アン・ケリー、日本のザ・ダイナマイツ(山口冨士夫在籍)等も取り上げています。
 また、ライヴではデビュー前から1988年の解散直前まで多岐に渡って演奏され続け、2001年以降もRock'n'Roll Gypsiesやband HANADA、大江慎也、花田裕之のソロ・ライヴでも頻繁に演奏されている"定番曲"の一つ。

ヴァージョン/テイク違いについて:
a:『18 Years』『The Basement Tapes〜Sunny Day 未発表スタジオ・セッション(Disc 1)
 正確なデータが残されていないのですが、恐らく1980年、コロムビアとの契約以前に録音されたと思われるデモ・テイク。花田のコーラスがオン気味にミックスされています。

b:『Rock'n' Roll Bible』
 
このCDに収録されている音源は1980年8月、アルバム『The Roosters』でのセッションでレコーディングされながらもお蔵入りとなったもの。

b:『The Basement Tapes〜Sunny Day 未発表スタジオ・セッション(Disc 2)
 
2003年3月にハガクレ・レコードから発売されたCDに収録された音源は『Rock'n' Roll Bible』と同一テイクですが、左右が逆にミックスされています。

c:『Virus Security (CD-25/Rare Studio Tracks I)
 
2004年9月に発表されたボックス・セットに収録されたリミックス・ヴァージョン。テイクはb,c同じですが、ここでは手拍子の音が入っています。

他のアーティストによるヴァージョン:(更新:2006年7月2日)
The Rolling Stones『England's Newest Hit Makers』(1964年/CD:(日)Universal UICY-93013)
The Sonics『Here Are The Sonics!!!』(1965年/CD:(米)Norton 530903)
Johnny Rivers『Totally Live At The Whiskey A Go Go』(CD:(米)EMI 32819)
Paul Revere & The Raiders『Mojo Workout!』(2000年/CD:(米)Sundazed SC 11097)
The Remains『A Session With The Remains』(1996年/CD:(米)Sundazed SC 6069)
The Trashmen『Bird Call! The Twin City』(1998年/CD:(米)Sundazed 11022)
ザ・ダイナマイツ『Colezo!: Vintage Collection』(1968年/CD:(日)Victor VICL-41245)
Aerosmith『Aerosmith(野獣生誕)』(1973年/CD:(日)Sony Music Direct MHCP-317)


3.ONE MORE TRY (作詞・作曲 : 大江慎也)
 大江慎也のオリジナル。別テイクが『I'm A King Bee』『18 YEARS』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』に収録されています。
4.TALKIN''BOUT YOU (作詞・作曲 : Chuck Berry)
 
オリジナルはチャック・ベリーで、原題は「I'm Talking About You」。KING'S WORLD盤でのタイトルは「TALKING ABOUT YOU」になっている。元々はアップ・テンポの曲で、The BeatlesやThe Pirates、The Remains等がほぼオリジナルに近い形でカヴァーしていましたが、ルースターズがベースにしたのはテンポをぐっと抑え、R&B風にアレンジされたThe Rolling Stonesのヴァージョン(英3作目『OUT OF OUR HEADS』及び米盤『DECEMBER'S CHILDREN』収録)。
 ライヴでもデビュー前から1988年の解散直前まで多岐に渡って演奏され続け、2001年以降もRock'n'Roll Gypsiesやband HANADA、大江慎也、花田裕之のソロ・ライヴでも頻繁に演奏されている"定番曲"の一つ。

ヴァージョン/ミックス違いについて:
a: 『unreleased』(1987年)
 リード・ギターは中央やや左に配置。ドラムにはゲート・エコーらしき処理が施されている。
b: 『Rock'n'Roll Bible』(1993年)
 本CDでは何故かイントロが約1秒カットされているほか、左右が逆になっている。
c: 『The Basement Tapes〜Sunny Day 未発表スタジオ・セッション』(2003年)
 bとテイク自体は同一ですが、イントロはカットされず完全収録。
d: 『Virus Security』(2004年)
 CD-25"Rare Studio Tracks I"に新たにマルチ・トラック・テープから作成されたRemix Versionが収録されている。リズム・ギターは右、リード・ギターは左。リード・ヴォーカルはaではディレイがかけられていたのに対し、Remixではかけらけていない。
(追記:2010年11月29日)

他のアーティストによるヴァージョン:
Chuck Berry『Gold』(2005年/(米)Chess 0004364 )
The Beatles『1962 Live at Star Club in Hamburg』(2000年/(日)プライムアトラス BDR8001-2)
The Yardbirds『Yardbirds Story:1964-1966』(2002年/(英)Charly)
The Redcaps『The R&B Scene』(1963年/(英)Deram 844 798-2)
The Hollies『Stay With The Hollies』('64年/(日)東芝EMI TOCP-67114)
The Rolling Stones『Out Of Our Heads(UK)』('65年/(日)Universal UIGY-7005)
The Rolling Stones『December's Children』('65年/(日)Universal UIGY-7006)
The Remains『Barry & The Remains』('91年/(米)Legacy EGK-46926)
Dr. Feelgood『殺人病棟』(1975年/(日)東芝EMI TOCP-65075)
The Pirates『Out Of Their Skulls Plus』(1997年/(日)MSI MSIF 3580〜1)
The Kaisers『Twist With The Kaisers』
Thee Michelle Gun Elephant『Wonder Style』(1997年/(日)Triad COCA-14181)


5.CHANCE (OFF THE HOOK) (作詞・作曲 : Mick Jagger,Keith Richard/日本語詞 : 大江慎也)
 The Rolling Stones「Off The Hook」という曲に大江慎也が全く別の歌詞をつけています。

ヴァージョン/テイク違いについて:
a:『18 Years』
 恐らく1980年6〜8月頃、コロムビアとの契約以前に録音されたと思われるデモ・テイク。

b:『Virus Security (CD-26/Rare Studio Tracks II)
 
2004年9月に発表されたボックス・セットに収録されたリミックス・ヴァージョン。


6.DO THE BOOGIE(LIVE VERSION) (作詞 : 柴山俊之/作曲 : 鮎川誠)
 CD『LOFT 1981』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』と同一音源。
7.HONEST I DO (作詞・作曲 : Jimmy Reed,Ewart Abner/日本語詞 : 大江慎也)
 CD『18 YEARS』と同一音源。恐らく1980年6〜8月頃、コロムビアとの契約以前に録音されたと思われるデモ・テイク。
8.I'm A King Bee (LIVE VERSION) (作詞・作曲 : James Moore)
 CD『LOFT 1981』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』と同一音源。
9.I'm A Man (LIVE VERSION) (作詞・作曲 : Ellas Mcdaniels)
 CD『LOFT 1981』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』と同一音源。
10.Pain In My Heart (作詞・作曲 : Naomi Neville)
 CD『18 YEARS』と同一音源で、ルースターズの演奏ではない。大江慎也の歌い方が1980年頃とは全く異なり、1989年頃に録音されたものと思われます。

ヴァージョン/テイク違いについて:
『Virus Security (CD-26/Rare Studio Tracks II)
 
2004年9月に発表されたボックス・セットに初めて、ルースターズによる演奏のテイクが収録されました。


11.Mercy,Mercy (作詞・作曲 : Donald Covay,Ronald Alonzo Miller)
 CD『18 YEARS』と同一音源で、後に『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』にリマスタリングされて収録されました。KING'S WORLD盤でのタイトルは「HAVE A MERCY」
12.BYE BYE MY GIRL(LIVE VERSION) (作詞・作曲 : 大江慎也)
 『LOFT 1981』『LEGENDARY LIVE AT 80'S FACTORY』『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY LIVE AT 渋谷EGG MAN 1981.7.14.』と同一音源。
KING'S WORLD盤には5曲目に「THE BOOGIE」という曲が入っていますが、これは『18 YEARS』収録の「Boogie Chillen」と同じ曲。ただしザ・ルースターズの演奏ではなく、大江慎也が1989年頃に録音したものと思われます。ちなみに『18 YEARS』の方がイントロが若干長く収録されています。(情報提供:konさん)


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