Passenger 発売日:1987年9月1日

1.PASSENGER(作詞・作曲:花田裕之)
2.HURT BY LOVE(作詞・作曲:花田裕之)

3.BURNING BLUE(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
4.GOOD NIGHTGOOD MORNING(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
5.WATCH YOUR STEP(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
6.THE WING(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
7.A-RE(作詞:花田裕之/作曲:下山淳)
8.SEIREN(作詞・作曲:下山淳)
9.STRANGE LIFE(作詞・作曲:花田裕之)
10.WRECK MY CAR(作詞・作曲:Julian Cope)
LP:BODY AF-7463
CD:BODY 33CA-1757
(旧規格盤/1987.9.1.)
CD:COLUMBIA CA-4090
(再発盤/1989.12.10.)
CD:COLUMBIA COCA-12140
("Q盤"/1994.11.21.)
CD:TRIAD COCA-50760
("紙ジャケット"/2003.9.10.)
Produced By Martin Messonnier & The Roosterz
Directed By Kozo Watanabe
Recorded & Mixed by Herve Le Coz
Assistant Engineers:Laurent Lozahic,Pierre Antonine Watteau
Recorded & Mixed At Studios Davout,Colour Studios in Paris,1987
Artist Management:Daaihachi Ogawa(Smash)
Co-Ordinators:Francois Dumas,Mark Zermati
Executive Producers:TakuoMorikawa,Masahiro Hidaka(Smash)
Photography:Matussiere Bernard
Hair & Make-up:Claire Penisson
Styling:Fabienne Eisenstein
Cover Design:Tyrannosaurus
Special Thanks to Kenji Kubo,Bun Satoh,Takeshi Abe,Hirofumi Asamoto
Babacar,Mitsukete・Arigato,Ari"Smokin'kids"Hotel De Lima
Bill Lawrence,Pearl Drums,and All Nippon Columbia Staff & Smash Staff
花田裕之(Vocal,Guitars)下山淳(Vocal,Guitars)灘友正幸(drums)柞山一彦(bass)
Guest:JEAN LOUIS BUCCHEI(Keyboards)MARTIN MEISSONNIER(Percussions)

・花田の鶴の一声で話が決まってしまったパリ録音のアルバム(オリコン・チャート139位)。
花田がヴォーカルを録音中、灘友は殆ど姿を見せず観光三昧、柞山は下山にデモ・テープ作りの相手としてこき使われていたらしい。サウンドは透明感が増し、ふくよかな感じになりましたがエッジに欠け、ギターもオフ気味でドラムとヴォーカルが強調されている。プロデューサーは
マルタン・メソニエという人で、キング・サニー・アデを手掛けたという事だが、詳細は不明。

※アルバム発表を記念して都内某CD屋では、ルースターズのアルバムを2枚以上買うとオリジナルTシャツと生写真+aがもらえたらしい。

LPについて:
帯はなく、前作同様にジャケットをビニールでパックし、その上から小さなシールが貼られていました(当時輸入盤のアナログ盤もこういったスタイルのものが多くありました)。
また。歌詞カードにはメンバー4人の写真が掲載されていますが、CDには未掲載。

CDについて:
a:1987年9月1日にLP,CD同時リリース。アナログ盤の歌詞カードに掲載されていたメンバーの写真は未掲載。

b:1989年12月10日に再発売。インナー・カードの背文字とCD盤の曲目表記などのデザインが変更されています。

c:1994年11月21日に"CD文庫1500"という廉価版のシリーズで再発売。帯の裏に短い解説文が掲載され、インナー・カードはカットされています。

d:2003年9月10日にデジタル・リマスター、紙ジャケット仕様で再発売。シール、歌詞カードともにアナログ盤のデザインをもとに再現されています。

1.Passenger(作詞・作曲:花田裕之)
 花田裕之の作品で、オープニングに相応しい疾走感溢れたビート・ナンバー。プロデューサーの判断か、LPレコードの収録時間を考慮してかはわかりませんが、曲がMAXに到達し、下山淳のギター・ソロになだれ込む所でフェイド・アウトしてしまうのが惜しい。
 ちなみにライヴ・テイクが
『Four Pieces Live』(1988年)や『Virus Security』(2004年)、DVD『ライヴ帝国 THE ROOSTERS→Z』(2003年)等に収録されているほか、Rock'n'Roll Gypsiesが2006年11月のライヴで再演、アルバム『Same Old BackBeat』(2007年)に収録。


2.HURT BY LOVE(作詞・作曲:花田裕之)
 ミディアム・テンポのけだるいサイケデリックなナンバー。
3.BURNING BLUE(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 このアルバムからシングル・カットもされた柴山俊之作詞、花田裕之作曲の作品。花田がひたすらぐるぐる回っていたり顔や楽器の一部分をアップで撮影したプロモーション・ビデオも印象的でした。
4.GOOD NIGHT GOOD MORNING(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
 下山淳の作品で、ヴォーカルは花田裕之。後の
Rock'n'roll Gypsies「Old Guitar」にも通ずるアコースティック・ギターが印象的。
5.WATCH YOUR STEP(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 花田裕之の作品。アルバム全体に言える事ですが、ヴォーカルとドラムのミックスが大きくて、ギターが引っ込み気味なのが曲の雰囲気を削いでいるような気がするんですが・・・。

灘友のコメント:「ハイハットは響かないんだけど、スネアは凄かった。」(雑誌インタビューより)


6.THE WING (作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
 イントロのU2を彷彿とさせる下山のギターが印象的な作品で、
泉谷しげる「春夏秋冬」でもこのスタイルで演奏していました。ヴォーカルは花田。
7.A-RE (作詞:花田裕之/作曲:下山淳)
 作詞:花田、作曲:下山という今までなかったパターンによる作品。控えめながら、サンプリング音も随所で聴かれる。
8.SEIREN (作詞・作曲:下山淳)
 下山淳の作品。
「Last Soul」「Venus」にも通ずる透明感溢れたポップ・ナンバー。
9.STRANGE LIFE(作詞・作曲:花田裕之)
 花田の作品。サビで聴かれる下山のギターが印象的。シングル
「BURNING BLUE」のB面にも収録。
10.WRECK MY CAR(作詞・作曲:Julian Cope)
 アルバムのラストは
ジュリアン・コープから提供された曲。彼自身によるデモ・ヴァージョンはアルバム『WORLD SHUT YOUR MOUTH』(英Mercury/532 369-2)の"EXTRA TRACKS"としてCD化されていますが、そのデモではサンバ調のリズムになっていましたが、ルースターズはリズムを大幅にアレンジ。しかし中途半端な印象も否めず、煮え切らない気分のままアルバムは締めくくられる。
 なお、この曲のライヴ・テイクがボックス・セット
『Virus Security』(2004年)及び『Biggest Trip』(2007年)に収録されていますが、そちらではさらにアレンジが加えられ、完成度も増した印象。
PASSENGER
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