KAMINARI 作成:2000年6月20日/最終更新:2015年1月27日
kaminari [Side A]
1. OH! MY GOD (作詞・作曲:花田裕之)

2. CRIMINAL ROCK (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
3. CRAZY ROMANCE (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
4. PRECIOUS (作詞・作曲:下山淳)
5. WARM JETTY (作詞・作曲:下山淳)

[Side B]
6. BLUE NIGHT (作詞・作曲:花田裕之)
7. GIRL (作 詞:下山淳・柴山俊之/作曲:下山淳)
8. NO NO NO (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
9. SEARCHIN' (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
10. DARK CRISTAL (作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)

花田裕之(Vocal,Guitars) 下山淳(Vocal, Guitars) 灘友正幸(drums)  柞山一彦(bass)
Guest : ホッ ピー神山 (Keyboards) 宮本秀二 (drums on 4,Percussions) 下山アキラ (Chorus on 4)
オリジナル盤発売日 : 1986年11月1日
LP : COLUMBIA/AF-7430
CT : COLUMBIA/CAR-1457
CD : COLUMBIA/
33CA-1147
(旧規格盤/1986.11.1.)
CD : COLUMBIA/CA-4089
(再発盤/1989.12.10.)
CD : COCA-12139
("CD文庫1500"/1994.11.21.)
CD-R : CDR-12139
("あーる盤"/2001.10.21.)
CD : TRIAD/COCA-50759
("紙ジャケット"/2003.9.10.)
Produced & Arranged by The Roosterz
DirectedBy Kozo Watanabe
Vocal Adviser:Toshiyuki Shibayama
Recorded By Yasuhiro Abe,Genichi Kitami
Mixed By Yasuhiro Abe
Assistant Engineers:Fumio Hasegawa,Masayoshi Inomata,Hideaki Ikeda
Recorded At Avaco Stidios,Columbia Stidios
Mixed At Starship Studios
Artist Management:Daihachi Ogawa(SMASH)
Supervisors:Takuo Morikawa,Masahiro Hidaka(SMASH)
Executive Producer:Shozo Kashiwagi
Art Direction:Kiyomitsu Mihara
PhotograpHiroaki Ohshima(PAU PAU)
Styling:Akemi Iwase
Hair & Make-up:Kenichi Takesako(DROP)
Special Thanks to Akira Shimoyama,Pearl Drums,Billrawrence Guitars,Korg,Ikebe
◎1986年4月発表の12インチ・シングル『Super Mix & Mega Mix』リリース後、 ルースターズは所属事務所の移籍やスタッフの総入れ替えを行い心機一転、11月に初のセルフ・プロデュースによるこのアルバムを発表しています。前作『NEON BOY』までの透明感 を残しつつ、初期ルースターズが持っていた疾 走間溢れるビートや力強さを呼び戻した仕上がりに(1985年5月頃のライヴから初期のレパートリーが頻繁に演奏されており、それを下地に新たなサウンド を構築したとも)。メイン・ヴォーカリストの離脱により心離れしたファンや、常にオリジナル・メンバーと比較されてしまうプレッシャーに苛まれた状況の 中、このアルバムによって新たなファンを獲得する事に。花田裕之のヴォーカル・スタイルや 下山のギター・サウンドにも変化が見られます。
下山淳 「サウンドを強くしたいっていう指向は、割とね、前からあったね。たまたま『KAMINARI』を 作る時に持ち寄った曲が、俺のも花田のも強かったんだよね。一番大きなポイントは、これから4人だけでLPを作ったって事かな。加えて、あの時初めてレ コーディング準備ってものができたんだよ。それまでは先にスケジュールが決まってて、"あ、そうですか"で慌てて一ヶ月で曲作りとか、そういう状況でさ。 自分達のレコードじゃないみたいって思いはいつもあったね。自分達のレコードを作りたかった。」

花田裕之『KAMINARI』は曲はそう問題 じゃない。バンドの存在感を出したく てさ。バンドの匂いのするサウンド。出せた久しぶりのレコードなんだよ、あれは。」
(
抜粋:『ARENA 37℃』1987 年・号数不明「THE ROOSTERZ STORY SPECIAL」掲載のインタビューより。/資料提供 : No.007さん)
レコーディングについて:
 1986年7月下 旬から約1ヶ月間にわたりAvaco Studioと赤坂のコロムビア・レコードのスタジオで行われ、8月下旬から東京都杉並区・西永福のスタジオ、Star Ship(現在は名称が変更されているようです)でトラック・ダウン作業が行われています。(情報提供:No.007さん)
LPについて: (一部加筆訂正: 2015年1月27日)
Transmission
 元々帯はなく、代 わりにジャケットを薄いビニールでパックし、その上から小さなシールが貼られていました(輸入盤のアナログ盤によくあるパターン)。このシールは2003 年発売の紙ジャケット仕様のリマスター盤CDでも再現されています。

[初回盤特典ソノシート]
 また、東京都内ではUK EDISONとCSV渋谷の2店舗でアナログ盤初回プレスを購入すると、ポスターorステッカー (現物未確認)のほか、アルバム未収録曲「Tramsmission」を収 録したソノ・シートが特典として付けられていました(写真左はレーベル面のみをトリミングしたもの。現物はもう少し濃いです)。この曲は後に下記の編集盤 でCD化されています。
●『The Last Half Collection』(1989年)
●『Best Songs Collection』(1995年)
●『Virus Security』(2004年)
●『ゴールデン☆ベスト』(2009年)
CDについて:
a : BODY 33CA-1147 (初盤CD)

 初盤CDは1986年11月1日に発売。定価は3,300円。オリジナル・アルバムとしては初めてLP・CD同時リリースとなりました。

b : BODY CA-4089 (再発盤)

 解散後の1989年12月10日に再発売。インナー・カー ドの背文字とCD盤の曲目表記などのデザインが変更されています。(情報提供:Kさん)

c : BODY COCA-12139 (廉価再発盤)

 1994 年11月21日に"CD文庫1500"という廉価 版のシリーズで再発売。帯の裏に短い解説文が掲載され、CDトレーのインナー・カード(曲目表)は含まれていません。

d : BODY CDR-12139 (CD-R)

 日本コロムビアが生産中止のCDをCD-Rで販売する" あ〜る" という企画で2001年10月21日に再発売。"CD文庫1500"で使用されていた盤をCD-Rにコピー、ジャケットはパソコ ンでスキャニングしたものをカラー・レーザー・プリンター(?)で出力したものが使われています。

e : TRIAD COCA-50759 (紙ジャケット仕様リマスター盤)

 2003年9月10日にデジタル・リマスター、紙ジャケッ ト仕様で再発売。ステッカー、歌詞カードともにアナログ盤のデザインをもとに再現されています。

収録曲

1. OH! MY GOD (作詞・作曲:花田裕之)

 花 田裕之の作品。これまでの作品ではみられなかった花田のヴォーカル・スタイルの変化 が印象的で、サイケデリックなギターと間奏でのラーガ奏法を取り入れた下山淳のギター・ソロが聞き所。この曲は2000年代半ばからライヴで花田裕之を中 心としたセッションで取り上げられていましたが、その後Rock'n'Roll Gypsiesのライヴでも度々演奏されています。

余談 : ライヴ・ヴァージョン&再演版

 この曲、なにげ にルースターズの歴代ドラマー3名それぞれの演奏を聴く事が出来ます。

a : 灘友版 (花田裕之/下山淳/柞山一彦/灘友正幸)

 アルバム『KAMINARI』収録の灘友正幸によるオリジナル・テイク。

b : 三原版1 (花田裕之/下山淳/穴井仁吉/三原重夫/朝本浩文)

 1988年1月29日@インクスティック芝浦ファクトリーでの ライヴ映像。
(収録作品)
『Virus Security』(2004 年)

c : 三原版2 (花田裕之/下山淳/穴井仁吉/三原重夫/朝本浩文)

 1988年7月22日@渋谷公会堂での解散ライヴのテイク。
(収録作品)
『Four Pieces Live』(1988年)
『Final Live 1988』(VHS/1990年)
『Virus Security』(CD&DVD/2004 年)

d : 三原版3 (花田裕之/下山淳/穴井仁吉/三原重夫/朝本浩文)

 2010年7月7日@新宿LOFTでの再結成ライヴ・ヴァー ジョン。
(収録DVD)
『THE CROSS ROAD MEETING at SHINJUKU LOFT』(DVD=RTLC-007/2011年)

e : 池畑版 (花田裕之/下山淳/市川勝也/池畑潤二)

 Rock'n'Roll Gypsiesの3枚目のスタジオ・アルバムで池畑潤二による演奏が聴けます。
(収録CD)
『III』(CD=Deep Zone KICS-1602/2010年)

(YouTubeより)

●2010年8月22日@北九州市・高塔山野外音楽堂でのライヴ映像。


2. CRIMINAL ROCK (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕 之)

 花 田裕之によるルーズなロックン・ロール・ナンバー。雑誌のインタビューで花田裕之は「"下手な細工 はいらないさ"ってあって、その一行が俺の普通の生活の中で重なり合った時にパッと作っちゃった」と答えています。この曲は2003年秋頃からRock'n'Roll Gypsiesがライヴで演奏している他、作詞を担当した柴山俊之が自身のバンド"Zi;Lie-Ya"(ベースで穴井仁吉が参加)がライヴでカ ヴァーし、2004年発表のアルバム『電光石火』(キャプテン・トリップ・レコード/CTCD-472)でも聴く事が出来ます。


3. CRAZY ROMANCE (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)

 70年代Soul/Funk色を取り入れた、従来のルースターズにはなかったパターンのナンバー。全編
下山のクネクネしたギターとホッピー神山によるシンセ・サウン ドが際立っている。アルバム発表後のライヴではアレンジにやや変化が見られ、『Four Pieces Live』では下山のリード・ギターはよ りエッジの効いたものに。また、2008年頃からRock'n'Roll Gypsiesのライヴで再演され、2010年にアルバム『III』でリメイク版を発表して います。

余談 : ライヴ・ヴァージョン&再演版

 この曲、なにげ にルースターズの歴代ドラマー3名それぞれの演奏を聴く事が出来ます。

a : 灘友版 (花田裕之/下山淳/柞山一彦/灘友正幸/朝本浩文)

 1987年8月10日のライヴ・ヴァージョンが下記のDVDに 収録されています。
(収録DVD)
『ライヴ帝国 THE ROOSTERS→Z』(DVD/2003年)

b : 三原版1 (花田裕之/下山淳/穴井仁吉/三原重夫/朝本浩文)

 1988年1月29日@インクスティック芝浦ファクトリーでの ライヴ映像。
(収録作品)
『Virus Security』(2004 年)

c : 三原版2 (花田裕之/下山淳/穴井仁吉/三原重夫/朝本浩文)

 1988年7月22日@渋谷公会堂での解散ライヴのテイク。
(収録作品)
『Four Pieces Live』(1988年)
『Final Live 1988』(VHS/1990年)
『Virus Security』(CD&DVD/2004 年)

d : 池畑版 (花田裕之/下山淳/市川勝也/池畑潤二)

 Rock'n'Roll Gypsiesの3枚目のスタジオ・アルバムで池畑潤二による演奏が聴けます。
(収録CD)
『III』(CD=Deep Zone KICS-1602/2010年)
(YouTubeより)

●2010年8月22日@北九州市・高塔山野外音楽堂でのライヴ映像。

4. PRECIOUS (作詞・作曲:下山淳)

 
下山淳の 作品。リード・ヴォーカルは花田裕之、キーボードでホッピー神山が参加。The Who的なドラム・サウンドを取り入れたかった&その他諸々の事情により、この曲のみ宮本秀二(アクシデンツ)がドラムを演奏しています。

レコーディングについて:
 1986年8月20日(水)に下山アキラがコーラスのオー ヴァー・ダビングに参加しています。その間、花田裕之は英和辞典を読みふけっていたらしい。
5. WARM JETTY (作詞・作曲:下山淳)

 
下山淳の 作品で、キーボード主体のサウンドと下山のささやくようなヴォーカル・スタイルは、骨格のあるロック・ナンバー中心のアルバムの中でも異彩を放つ。曲全体 で 鳴っているキーボードの音色やコード進行はTodd Rundgrenの「Izzat Love?」を彷彿とさせます。エンディングで のスペイシーなパイプ・オルガ ン風のキーボードも非常に効果的。
レコーディングについて:
 1986年8月25日(水)、西永福にあるスタジオ、Starshipにてこの曲の ミキシング作業が行われています。
6. BLUE NIGHT (作詞・作曲:花田裕之)

 
花田裕之の 作品で、フィル・スペクターの"Wall Of Sound"(ルースターズもライヴで取り上げていたロネッツ「Be My Baby」という か)を彷彿とさせるバラード・ナンバー。

レコーディングについて:
 1986年7月28日(月)、柴山俊之が立ち会いのもと、歌入れが行われています。


7. GIRL (作詞:下山淳・柴山俊之/作曲:下山淳)

 
下山淳に よるアップ・テンポな作品で、ヴォーカルは花田
8. NO NO NO (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)


 
花田裕之の 作品で、アルバム中特にストレートで勢いのあるサウンド。
9. SEARCHIN' (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)

 
花田裕之の 作品で、この曲もストレートで勢いのあるサウンドに仕上がっています。

レコーディングについて:
 1986年7月30日(水)に下山のギターの録音が行われています。
10. DARK CRISTAL(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)


 
下山淳に よるヘヴィな曲調の作品。ヴォーカルは花田
『Passenger』へつづく
Menuヘ戻る





inserted by FC2 system