Neon Boy 発売日:1985年9月21日

1.Neon Boy(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
2.Stranger In Town
(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
3.Une Petite Histoire(ユヌ・プティト・イストワール)
(作詞・作曲:花田裕之)
4.ハーレム・ノクターン
(作曲:Sid Robbin-Earle Hagen)
5.Out Land
(作詞・作曲:下山淳)
6.あの娘はミステリー
(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
7.Don't You Cry
(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
8.Lブ・Sイート・Dリーム
(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
9.My Funny Face
(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
10.白日夢
(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
LP:COLUMBIA AF-7379
CD:COLUMBIA 30CA-1783
(「NEON BOY+SOS」/1987.9.1.)
CD:COLUMBIA COCA-12138

("CD文庫1500"/1994.11.21.)
CD:TRIAD COCA-50758

(紙ジャケ/2003.9.10.)
花田裕之(guitar,vo)
下山淳(Guitar,keyboard,vo)
柞山一彦(bass)
灘友正幸(drums)

◎新編成後初のフル・アルバム。一番の大きな変化はリード・ヴォーカルが大江慎也から花田裕之に替わった点ですが、前作『φ』での透明感溢れるサウンドは残しつつ、花田裕之によるラフなロックン・ロール・ナンバーや、下山淳による多彩なギター・サウンドとコード・ワーク等、徐々にその後の展開を予見するようなアプローチも見え始めている。
 また、
柞山一彦はこのアルバムから本格的にレコーディングに参加、ゲストとしてDate Of Birth(現・DOB)がストリングスのアレンジで参加しています(他にも前作同様、ノー・クレジットで何人か参加しているとの噂あり)。


LPについて:
帯には「花田裕之をメイン・ボーカルに新たに始動したルースターズ。ポップで力強いルースターズ・サウンドが炸裂。」と書かれており、裏ジャケットは表ジャケットを反転(ネガ)させたものになっています。
CDについて:
a:1987年9月1日に『SOS』とのカップリングで初CD化。裏ジャケットは未掲載。

b:1994年11月21日に"CD文庫1500"という廉価版のシリーズで初めて単体でリリース。裏ジャケットは未掲載。

c:2003年9月10日にデジタル・リマスター、紙ジャケット仕様で再発売。裏ジャケットが復活し、帯、歌詞カードともにアナログ盤のデザインをもとに再現されています。

1.Neon Boy(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 後期の代表作。70年代前半のグラム・ロック風のサウンドで、女性コーラスを取り入れるなど、それまでにはなかった新しい展開も見受けられます。作詞を担当している柴山俊之もバッキング・ヴォーカルで参加。
 また、Rock'n'Roll GypsiesやZi:LiE-YAも一時期ライヴのレパートリーとして取り上げています。

◎ヴァージョン/テイク違いについて:
 
ライヴ・テイクが『FOUR PIECES LIVE』及びビデオ『FINAL LIVE 1988』に収録されていますが、歌詞の一部「TWIST&SHOUT」が歌われていません。また、リリース前後のライヴではキーボードによる長いイントロが付けられていました。

◎カヴァー・ヴァージョン:
 及川光博が2002年11月20日に発表したアルバム『流星』でこの曲を取り上げています。詳細はこちら



2.Stranger In Town(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 花田裕之の作品で、下山のギター・ソロが印象的。このアルバム・ヴァージョンは比較的シンプルな仕上がりですが、ライヴや12インチ・シングル『スーパー・ミックス&メガ・ミックス』では下山淳のエフェクトを効かせたギター・プレイを全面に出した演奏になっており、そちらの方がより強力な印象を受ける。

◎ヴァージョン/テイク違いについて:
 
12インチ『スーパー・ミックス&メガ・ミックス』では下山のギターを全面に出した別ヴァージョンが収録されています。


3.Une Petite Histoire(ユヌ・プティト・イストワール)(作詞・作曲:花田裕之)
 『φ』の面影を残したフォーク・ロック風の作品で、ライヴでは「昔話」と曲紹介されていました。
4.ハーレム・ノクターン(作曲:Sid Robbin-Earle Hagen)
 Sid Robbon、Earle Hargen(2008年5月26日に他界)によるインストゥルメンタル作品で、ジャズの世界では古くから知られるスタンダード・ナンバーのようです。RockやR&Bのカヴァーの多いルースターズとしては意外な選曲ですが、これは直前に脱退した安藤広一のアイデアで録音が実現したとか。
 ちなみに60年代アメリカのガレージ・バンド、
THE KNICKERBOCKERSや、2005年にはヤマジカズヒデ率いるdipがアルバム『Pharmacy』の中でも取り上げています。
5.Out Land(作詞・作曲:下山淳)
 下山淳の作品で、雑誌のインタビューによりますとこの曲は"プログレ(プログレッシヴ・ロック)"だそうです。
イントロは
ストーンズ風のリフで始まりますが、曲が始まると『Oblivion』の頃のUtopiaを思わせるサウンドになる。
アナログ盤ではここまでがA面。
6.あの娘はミステリー(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 花田裕之作曲のフォーク・ロック調の作品で、スタジオ入りしてから作曲されたものだそうです。サビの部分では女性コーラス(ジャズ・シンガーの人だそうです)が入っています。
7.Don't You Cry(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 これも80年代のストーンズを彷佛とさせるスタジオ・ライヴ風のロック・ナンバー。
8.Lブ・Sイート・Dリーム(作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 ストーンズ「ビースト・オヴ・バーデン」(もしくはTHE VELVET UNDERGROUND「Sweet Jane」)風のリフで構成されたミディアム・テンポのナンバー。
9.My Funny Face(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
 下山淳の作品。楽器よりもコーラスを全面に出したサウンド作りをしており、歌詞は言葉遊び的。2枚組ベスト・アルバム『BEST SONG COLLECTION』にも収録されています。
10.白日夢-スリープウォーカー-(作詞:柴山俊之/作曲:下山淳)
 リハーサル・スタジオにあったピアノで作曲したという下山淳の作品。ヴォーカルは花田
(一部参考資料:「ミュージック・ステディ」1985年10月号(31号)/情報提供:No.007さん)
NEON BOY

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