SOS 発売日:1985年7月21日

1.SOS (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
2.Sunday (作詞・作曲:花田裕之)
3.Oasis (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
12inch:COLUMBIA AF-7405
CD:30CA-1783

(「NEON BOY」とのカップリング)
花田裕之(guitar,vocal)下山淳(guitar,vocal)
柞山一彦(bass)灘友正幸(drums)
アルバム『φ』のセールスも好調だった1985年3月、安藤広一が脱退を表明。さらにその直後、大江慎也が体調不良で再び入院するというアクシデントが起こり、4月に行われる予定だったライヴの殆どがキャンセル。そして5月、大江慎也の脱退が音楽誌で報じられる。書籍『words for a book』(著:大江慎也、小松崎健郎/2005年)によると、大江慎也は雑誌の記事で自分がルースターズを脱退した事実を知り、大きなショックを受けたらしい・・・。
フロントマンを失ったバン
ドはここで解散かと思われましたが、花田裕之がリード・ヴォーカルをとる事で活動は継続されました。
 そういった慌ただしい状況の中、この12インチ・シングル
『SOS』が発表されます。表ジャケットには柞山一彦が初めて登場し、裏ジャケットには4人がうつむいている姿が・・・。
CDについて:
1987年9月に『Neon Boy』との2 in1仕様でリリース。アートワークは表ジャケットのみ復刻。現在は廃盤。

1.SOS (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 曲名からして当時のバンドの状況を反映しているようにも映りますが、柴山俊之による歌詞は1984年12月頃には既にでき上がっていたらしい。曲自体は「Venus」を更にポップにした、いかにもシングルを意識したようなアレンジ。冒頭のコーラスは下山淳の弟とDADAという人が参加しているらしいです。

小ネタ1 : レコード発売前のライヴでは全く別のイントロで始まり、サビの「気分はますます ブルーブルーブルー こんな気持ちノーノーノー」の一節が含まれていなかった。(情報提供:Kさん、Hさん)
小ネタ2 : 2005年8月22日に新宿・ロフトプラスワンで行われたトーク・イベント『Respectable Roosters Vol.5』の席で、大江慎也がこの曲の一節を歌う場面がありました。
小ネタ3 : 2009年10月4日、前橋・Cool Foolで行われた花田裕之のソロ・ライヴ"流れ"のアンコールで、当日出演したバンド、ストレンジパイとのセッションでこの曲を再演しています。(掲載:2009年11月23日/情報提供:Tさん)


2.Sunday (作詞・作曲:花田裕之)
 花田裕之の作品で、まるで嵐が去った後のような雰囲気のの物悲しい作品。ライヴでは下山淳のギターを全面に出し、ユーロ・ビート風のリズムへとアレンジを大幅に替えて演奏されていました。

小ネタ : レコード発売前のライヴでは歌詞は英語でした。


3.Oasis (作詞:柴山俊之/作曲:花田裕之)
 サウンドは前作を継承しているようなネオ・アコ・サウンドですが、ギター・プレイはポリスの名曲「見つめていたい」からの影響も感じられる。あまり注目されることはありませんが、なかなかの佳作。
SOS
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