DIS.
作成:2000年3月19日/更新:2017年7月27日

1. She Broke My Heart's Edge (作詞:大江慎也 作曲:花田裕之)
2. I'm Swayin' In The Air (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
3. She Made Me Cry (作詞:大江慎也,M.Alexander 作曲:大江慎也)
4. Desire (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
5. Sad Song (作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
6. 風の中に消えた (作詞:柴山俊之 作曲:花田裕之)
7. 夜に濡れたい (作詞:柴山俊之 作曲:井上富雄)
8. Je Suis Le Vent (作詞:ヒロ・スグル,M.Alexander/作曲:花田裕之,下山淳)
発売日:1983年10月21日
LP : COLUMBIA AF-7228
MT : COLUMBIA CAR-1238
CD : COLUMBIA 30CA-1781 (「DIS+Good Dreams」/1987.9.1.)
CD : COLUMBIA COCA-12576 ("CD文庫 1500"/1995.5.20.)
CD : TRIAD COCP-50261 (紙ジャケット仕様/2000.3.18.)
CD : TRIAD COCA-50755 (紙 ジャケット仕様/2003.9.10.)
Produced by Shozo Kashiwagi for Our Joy
Arranged by The Roosters&Shozo Kashiwagi
Engineers : Yuichi Sato & Yasuyuki Moriyama
Recorded at Star Ship & Rockwell,Aug.1983,A.M.S.
Photograph : Toshikatsu Kodama
Stylist : Tomone Kaburagi
Hair make : Miyuki Sano
Thanks to Melisa & Toshiyuki Shibayama
大江慎也 (vocal) 花田裕之 (guitar,chorus) 井上富雄 (bass,chorus,Synthesizer on Track 7)
下山淳 (guitar,chorus,Bass on Track 8) 灘友正幸 (drums) 安藤広一 (keyboards,YAMAHA DX-7,chorus)
[大江復帰〜メンバー・チェンジを経て制作されたネオ サイケ・アルバム]

◎前回『C.M.C.』か らの続き。1983年6月に
大江慎也がステージ復帰と入れ替わりで池畑 潤二が脱退。後任としてメンバー とは学生時代からの友人・灘友正幸が参加。さらに1981年からスタッフとして関わっていた安藤広一(k)、石 井聰亙監督のバンドを通じてメンバーと合流した下山淳(g)を含めた6人編成となり、8 月にアルバムのレコーディング 開始。約2週間の期間で12曲がレコーディングされ、うち8曲が本作に収録(「Good Dreams」「Hard Rain」「All Alone」は 次作『Good Dreams』に、「Plum Sour-2」は2004 年まで未発表でした)。

(
帯より : 未完の塔を見おろして、孤高のロック・バンド、ルースターズが、ついに新しい姿を見せる。6th.)

 1983年10月21日アルバム発売。帯の謳い文句(↑)"孤高のロック・バンド"と いうキャッチフレーズは、音楽誌『ROCKIN' ON (1983年8月号)』で『C.M.C.』のディスク・ レビューで担当ライターが書いたもので、以降、現 在に至るまで(良くも悪くも)アーティスト紹介で度々使われることに。サウンドもそれまでの ビート系ロック・バンド然としたものから海外の音楽シーンと歩調を合わすか のようにネオ・サ イケデ リックやアコースティック調なものに進化。リズム面がやや後退したものの、その分ベースのグルーヴが前に、キーボードやギターはさらに広がりをみ せる。作曲面では大江慎也の他に井上富雄や花田裕之の 曲も採用され、柴山俊之も作詞家として本格的に関わるようになります。

 
どこかThe Doorsを思わせるダークな雰囲気は既に『Insane』のB面か ら兆候がありましたが、これと別ユニット・1984の実験的なサウンドを融合させた結果が本作のようにも思えたり。1984のカセット・アルバム は現在聴くのが困難ですが、そこでは『ニュールンベルグでささやい て』『DIS.』を 結びつけるようなサウンドが聞き取れる。それがプロデューサーの思惑でこうなったのか、持ち寄った曲をバンドで やったら自然とこうなったのか、果たして・・・。

 
メンバー・チェンジ、大江慎也の変貌、作品毎に先へ先へと進むルースターズ・サウンド・・・この 混乱状態を境 に心離れしてしまった人、さらに気持ちを熱くした人、新たなサウンドに惹きつけられた人など、反応も様々。現在でも聴く側の好みは分かれるものの、サウン ド・ジャケット共に完成度は高く、これも決して外せない作品。
[インタビュー記事より]

(活動休止以前と以後では、 サウンドもコンセプトも、随分と変化していると思うんですよねという質問に対して)
大江慎也 「活動を休んでた からってこうなったわけでもないですし、退院して、メンバー集めて音を出してみたら、こんなレコードが出来ただけ。入院中にいろんな構想を練ってたってこ とは全然ないです。あまり音楽の事考えてなかったですしね。」
「メンバーが替わったってことが一番大きいと思うんですけど。過去に出したレコードでも、一枚一枚に、そういった統一したイメージは持たせているつもりな んですよね。それが発展して、今回はああいう形になっただけで、今後、まだまだ変化して行く可能性はあると思いますよ。」(『ミュージック・ステ ディ』1983年11月号より/資料提供:No.007さ ん)

大江慎也
「いろいろと頭を巡らしてたけ ど、ベッドの上で作った曲はありません。入院生活とは切り離して考えてましたから。全曲歌っぽくなっ ていると思います。曲も良くなったし。ボーカルが楽器の一部だという考えをもっと広げた感じで、演奏の中にそれが埋もれた部分があっても構わないって意識 は今でもあります。全体的に、聴いた時に良くなっていればそれでいい。好きに聴いてもらっていい。」(『DOLL』1983月??号より/資料提供:Eさん)

花田裕之「あ あいうふうにしかできんかったわけ やから、自然だったんやろね。でもあの頃、"大丈夫か"とよくいわれたよ。大江のこと含めてバンドがあんなに変わっちゃって。でもやってるほうは別に意識 してなかったから、そういわれてもどうってことはなかったけどね。」(『STRANGE DAYS』2003年 No.50より)

下山淳「前 と雰囲気を変えたいっ ていうのがあったみたいね、その頃。ツアーなんか行っても客は拳振り上げるだけで、コンサート途中で中断するってことが多々あるし。何か盛り上がっている だけだからね、もっと聴いてもらいたいってのがあったから。それで、ちょっと引いた感じにしよう、っていう動きがあったんだよね。だから『DIS.』は全部アコースティック・フィーチュアで、ああいう感じになっ たんだよね、もっとメロディ・ラインが聴ける感じっていうか。それを出した後のツアーっていうのは、全然雰囲気が違うから、怒ってた奴もいたみたいね(以 下省略)。」(『ROCKIN' ON JAPAN』1988年9月号より)
アル バム・ジャケット
🔵 ジャケット写真の撮影は山梨 県甲府市・塩山周辺の渓流にて。以前ここで西 沢渓谷と紹介しましたが、渓流は他にも複数あり、正確な場所は不明。まさかこ こだったりして…。メンバーは流されないよう岩にしがみつきながら、1日がかりで撮影を行ったそうです。(『DOLL』1983月??号より/資料提供:Eさん)
🔵 ジャケット上部、アーティスト名とタイトルの間に何やら英文が。LPでも文字が潰れ気味で読み辛く、何と書いてあるかは、考案した人に尋ねないと判らない ような…(笑)
アル バム・タイトル
 " ディス"と読みます。ディスカ バー、ディスチャージ、ディスカウント等で使われる"DIS"です。言葉の頭に付けてその言葉の持つ意味を否定します。DISCOVER→DIS−COVER、カヴァーはモノを覆ったり する事ですが、ディスを頭に付ける事によって、引っぺがしてみる。つまりモノを見付け る。発見と成る訳です。ちなみに米語で少し汚い言い方で、さげすむとか失望させる時にもDISを使ったりしますが、このアルバムタイトルにはそういった意 味は含まれてなかった と憶えてます。(BBSより:2002年5月1日<水 >、Andyさん)
アナログ盤
 アナログ盤LPの初回プレスに はオリジナル・ス テッカーがついていました(※現物未確認)。初回盤の場合、帯の左側にステッカーに関する文字が入っている。
カセット・テープ
 裏ジャケットは上 部に写真("DIS."の文字が入っていない)、下部に曲目を掲載。歌詞カードはLPがグレー地白抜き文字なのに対し、カセットは普通に白地黒文字。
CD 各種
1 : COLUMBIA 30CA-1781 発売日:1987年9月1日
Track 1〜8・・・『DIS.』
9. ゴミ
10. Good Dreams
11. Hard Rain
12. All Alone
🔵 1987年に発売の初版CD は『DIS+Good Dreams』と いうタイトルで発売され、後半 に『Good Dreams』から4曲収録の変則的内容。
🔵 ブックレットには歌詞が掲載されていますが、表ジャケット以外の写真はすべて省略されて います。
2 : COLUMBIA COCA-12576 発売日:1995年5月20日
画像なし。
🔵 1995年に"Q盤"(CD文庫1500)という復刻盤の シリーズで初の単体リリース、ここで裏ジャケットが復活。ジャケット裏に歌詞が掲載されていますが、アナログ盤にあった、メンバー3人が立っている 写真は未掲載。インナー・カード(トレーに入っている曲目表)はなし。
3 : TRIAD COCP-50261 発売日:2000年3月18日
Track 1〜8・・・『DIS.』
(Bonus Tracks)
9. Sad Song (Winter Version)
10. Heart's Edge (Remix Version)
11. 撃沈魚雷
12. バリウム・ピルス
🔵 2000年に結 成20周年記念で発売されたCD。当初は3000枚プレスされ、好評につき半年後に追加プレスされ たらしい。
🔵 初 のデジタル・リマスター、紙ジャケット仕様。
🔵 ボーナス・トラックとしてシングルから
「Sad Song (Winter Version)」「Heart's Edge (Remix Version)」12インチから「撃沈魚雷」「バリ ウム・ピルス」を収録。
🔵 歌詞カード掲載のメン バーの写真が初復刻(ただし歌詞カード全体は完全復刻されていない)。
🔵 新規解説書 付き。ただし一部記述や担当楽器表記に誤りがあるのでご注意を(註:2004年のボックスの解説では改善されています。)
4 : TRIAD COCA-50755 発売日:2003年9月10日
🔵 2003年9月10日発売の再発盤。
🔵 2003年デジタル・ リマスター。
🔵
ジャケット・歌詞カード共に、LP デザインをミニチュア復刻した紙ジャケット仕様。
🔵 歌詞カードは縮小したものとは別に、別の紙がもう1枚封入されている。
🔵 ボーナス・トラックは無し。
5 : Virus SecurityTRIAD COZA-91〜122 発売日:2004年9月29日
🔵 2004年9月29日に発 売されたボックス・セット『Virus Security』の"CD-6"にアルバム全曲に、ボー ナス・トラックとして「Sad Song (Winter Version)」「Heart's Edge (Remix Version)」を収録。
収録曲
1. She Broke My Heart's Edge 作詞:大江慎也 作曲:花田裕之

  大江慎也作詞、花田裕之作曲によるスリリングなネオ・サイケデリック・ナン バー。ギターはイントロのリフ(左)と間奏のソロ(中央)が花田、右が下山。ライヴでは1983年8月以降欠かせないレパートリー となり、大江離脱後の1985年後半辺りまで演奏。2009年以降の不定期再結成後も度々再演されています。


[各種ヴァージョン/テイク]
1 : Album Version
 
アルバム『DIS.』収録の"Album Version"。一般流通している通常版。
(収録CD)
『DIS』(CD各種)
『Best Songs Collection』(CD:COLUMBIA COCA-12653/1995年)
『Virus Security』(CD:TRIAD COZA-91〜117/2004年)
『ゴー ルデン★ベスト』(CD:COLUMBIA COCP-35449〜50/2009年)

2 : Single Version (=Remix Version)

 シングル・ヴァージョンは曲名が"Heart's Edge"と省略、ギターの定位が異なり、ヴォーカルのディレイ処理が強められて いる。
(収録CD)
『DIS』(CD:Triad COCP-50261/2000年)
『Virus Security (CD-06)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

3 : Alternate Early Take
 
初期段階の別テイクで、2004年にボックス・セットで初出。演奏はテンポが若干遅く、 歌詞も「You Broke My Heart's Edge」と、所々異なる。
(収録CD)
『Virus Security (CD-27)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)


[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1983年10月16日@日本青年館 (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 井上富雄 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 アルバム『DIS.』発表直前、1983年10月16日@日本青年館"ルースターズ"復 帰"第1回コンサート"でのライヴ・テイク。映像・音源共に90年代前半にメンバー非公認でリリースされ、映像は2004年にボックス・セットで正規リ リース。
(CD)
『ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.4』(日本クラウン CRCR-6044/1992年/※ノー・クレジットで11曲目に収録。なお5曲目はルースターズの演奏ではなく、1984 featuring 大江慎也時代の演奏。)
(VHS)
『MAGNITUDE STORY Live at 1981-1991』(1993年/※映像は加工されて収録)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

2 : 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアム (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムで行われた『PARANOIAC LIVE』収録用ライヴ・テイク。
(VHS/LD)
『PARANOIAC LIVE』(1984 年)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

3 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(CD)
『Virus Security (CD-23)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

4 : 1985年2月14日@高知グリーンホール (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 大江慎也休養直前、1985年2月14日@高知グリーンホールでのライヴ・テイク。
(DVD)
『Virus Security (DVD-4)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

5 : 2013年2月16日@福岡サンパレス (vo,g : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2013年2月16日(土)@福岡サンパレスでのライヴ・テイクで、初期メンバーで演奏されたのはこの時が初。
(DVD)
『eating house』(BM Tunes XBBV-4003/2013年)


[カヴァー・ ヴァージョン]
 dipのヴァージョンがトリビュート・アルバム第2弾『Respectable Roosters→z a-GOGO』(CD:Triad COCP-50871/2005年)に収録。ちなみにメンバーのヤマジカズヒデは、2014年にSHINYA OE AND THE CUTTERSのギタリストとして参加したほか、ルースターズの元メンバーと様々なライヴで共演を果たしています。
2. I'M SWAYIN' IN THE AIR 作詞・作曲:大江慎 也

 大江慎也作品で、シュールな歌詞と、YAMAHA DX-7のTubular Bellsのサウンドが印象的。ギター・ソロは最初が花田、後半は下山。この曲は「THE AIR」とタイトルを縮めてシングル・カットもされていますが、テイクはアルバムと同じ。ライヴで は1983年8月からレパートリーに加わり、大江慎也離脱直前の1985年2月まで演奏。不定期再結成後のライヴでも度々再演されたほか、2006年頃の 大江慎也のソ ロ・ライヴではアップ・テンポで演奏した事も。


[各種ヴァージョン/テイク]

1: Alternate Early Take
 初期段階の別テイクで、2004年にボックス・セットで初出。演奏はテンポ以外アレンジはリリース版と同じで、歌詞は「この 夜をぶち壊して」など、所々異なる。
(CD)
『Virus Security (CD-27)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

2 : Album Version
 
シング ル及びアルバム『DIS.』収録の"Album Version"。一般流通している通常版。
(収録CD)
『DIS』(CD各種)
『Best Collection』(CD:COLUMBIA 33C31-78/1986年)
『The First Half Collection』(CD:COLUMBIA CA-40/1989年)
『The First Half Collection (ベスト・ソングス)』(CD:COLUMBIA COCA-10350/1992年)
『The Roosterz Collection (Super Twin The Roosters)』(CD:BODY COCA-6973〜4/1990年)
『Virus Security』(CD:TRIAD COZA-91〜117/2004年)
『ゴー ルデン★ベスト』(CD:COLUMBIA COCP-35449〜50/2009年)


[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1983年10月16日@日本青年館 (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 井上富雄 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 アルバム『DIS.』発表直前、1983年10月16日@日本青年館"ルースターズ"復帰"第1回コンサート"でのライヴ・ テイク。1992年に音源がメンバー非公認で初出。2004年に映像が正規発売。
(CD)
『ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.4』(日本クラウン CRCR-6044/1992年)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

2 : 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアム (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムで行われた『PARANOIAC LIVE』収録用ライヴ・テイク。
(VHS/LD)
『PARANOIAC LIVE』(1984 年)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

3 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(CD)
『Virus Security (CD-23)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

4 : 2009年12月29日@福岡サンパレス (vo,g : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2009年12月29日(火)@福岡サンパレスでのライヴ・テイクで、初期メンバーで演奏されたのはこの時が初。
(DVD)
『IN THE MOTION』(BM Tunes XBBV-4002/2010年)

5 : 2013年2月16日@福岡サンパレス (vo,g : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2013年2月16日(土)@福岡サンパレスでのライヴ・テイク。
(DVD)
『eating house』(BM Tunes XBBV-4003/2013年)

6 : 2013年10月8日@京都磔磔 (vo,g : 大江慎也 / g : 花田裕之 / b : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2013年10月8日@京都磔磔でのライヴ・テイク。
(DVD)
『All These Blues』(BM Tunes BMDV-1001〜2/2014年)


[カヴァー・ ヴァージョン]
1 : FOEが2002年発表のセカン ド・アルバム『FOE』(CD:King KICS-60005/2002 年)でこの曲をカヴァー。
2 : Radio Carolineのヴァージョンがトリビュート・アルバム第2弾『Respectable Roosters→z a-GOGO』(CD:Triad COCP-50871/2005年)に収録。
3. SHE MADE ME CRY 作詞:大江慎也, M.Alexander 作曲:大江慎也
 大江の淡々としたヴォーカル、花 田・下山両者の幻想的なギターが印象的なフォーク・ロック調のナンバー。ちなみにアコースティック・ギター(右)とエレクトリック・ギター(中央)は下山、間奏を含むエレクトリック・ギター(左)が花田。ライ ヴでは1983年9月23日@日比谷野音からレパートリーに加わり、当初はアルバムとほぼ同じ編成で演奏されていましたが、1984年からは大江慎也のみ の弾 き語りスタイルに。

 
メンバー脱退〜 解散後も度々再演され、大江慎也ソロ転身後のライヴ・ヴァージョンが『Alive』のビデオ版と『All About Shinya Ohe Vol.3』に収録されたほか、大江慎也&花田裕之名 義で『ORIGIN DUO〜COUNTERATTACK』(2005 年)にも収録。花田裕之はアコースティック・ライヴ"流れ"で一時期演奏した事があり、井上富雄Blue Tonic(1988年)やRock'n'Roll Gypsies(2002年)のライヴで演奏した事も。

[ライヴ・ヴァージョン]

1 : 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアム (vo,g : 大江慎也)
 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムで行われた『PARANOIAC LIVE』収録用ライヴ・テイク。本編には未収録で、ビデオ・モニターで再生したものを8ミリフィルムで撮影したもの。
(DVD)
『Virus Security (DVD-1)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

2 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo,g : 大江慎也)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。こちらも大江慎也の弾き語りで、モノラル・オーディエンス録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

4. DESIRE 作詞:大江慎也 作曲:大江慎也
 このアルバムの中 では意外な程軽快なスカ・ビートの曲で、シング ル「THE AIR」のB面にも収録。ライヴは1984年9月1日@新宿LOFTの音源がリリースされていますが、その日以外で演奏されたかは 不明。アナログ盤はここまでがA面でした。

[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

5. SAD SONG (Album Version) 作詞:大江慎也 作曲:大江慎也

 中期ルースターズの代表曲のひとつ。大江のシュールな歌詞、キーボードによる琴の音、Iggy Pop「Neighborhood Threat」を彷彿とさせる陰鬱なサ ウンドが印象的。曲自体は1982年の大江入院直前に「Sad Romance」という題名で書かれ、アルバム収録までに幾度のリライト/リアレンジが繰り返され る。ギターはイントロのリフが花田(左)、アコースティック・ギター(右)と間奏のギター・ソロは下山。

 ライヴでは1983年6月(Iggy PopのOpening Act)にオリジナル・メンバー+安藤+下山で初演。その後ヴォーカルが花田に替わった1985年12月末までレパートリーに加わる。解散後は Rock'n'Roll Gypsies(花田/下山/井上/池畑)が2003年3月30日@新宿リキッド・ルームで再演。大江慎也はライヴ盤『ALIVE』(1987 年)で再演したほか、大江慎也&花田裕之名義のライヴ版が『ORIGIN DUO〜COUNTERATTACK』(2005 年)に収録。2003年の復活以降も時々ライヴで取り上げています。

 なおアルバムとシングルでヴァージョンが異なり、両者でリード・ヴォーカルが異なるほか、"Winter Version"と称されたシングル・ヴァージョンは短く編集されています。


[各種ヴァージョン/テイク]
1 : Album Version
 
アルバム『DIS.』収録の"Album Version"。トータル・タイムは5分52秒。
(収録CD)
『DIS』(CD各種)
『Best Collection』(CD:COLUMBIA 33C31-78/1986年)
『The First Half Collection』(CD:COLUMBIA CA-40/1989年)
『The First Half Collection (ベスト・ソングス)』(CD:COLUMBIA COCA-10350/1992年)
『The Roosterz Collection (Super Twin The Roosters)』(CD:BODY COCA-6973〜4/1990年)
『Virus Security』(CD:TRIAD COZA-91〜117/2004年)
『ゴー ルデン★ベスト』(CD:COLUMBIA COCP-35449〜50/2009年)

2 : Winter Version
 
"Winter Version"と称されたシングル・ヴァージョンが1984年1月1日に発売されています。ヴォー カルが別テイクのほか、曲が短く編集され、「しおれきった雲が・・・」の部分がカットされている。
(収録アルバム)
『Collection 1980-1984』(LP:COLUMBIA AX-7425/1995年)
『Best Songs Collection』(CD:COLUMBIA COCA-12653/1995年)
『The Very Best of The ROOSTERS』(CD:BODY COCA-14222/1997年)
『DIS』(CD:TRIAD COCP-50261/2000年)
『Virus Security (CD-06)』(CD:TRIAD COZA-91〜117/2004年)

3 : "Sad Romance"
 
「Sad Song」の原型で、1982 年にラジカセで録音されたアコースティック・デモ。歌詞は断片的に「Sad Song」と同じで、あとはひたすら悲劇が歌われる。この音源は以前から存在は知られていましたが、2004年発表のボックス・セットで初出。
(収録アルバム)
『Virus Security』(CD:TRIAD COZA-91〜117/2004年)


[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1983年12月31日@渋谷西武劇場"New Year Rock Festival" (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b,cho : 井上富雄 / g : 下山淳 / k,cho : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1983年12月31日@渋谷・西武劇場で行われた"New Year Rock Festival"でのライヴ映像。発売時のメンバー(井上富雄脱退直前)の映像は現時点でこれのみ。
(DVD)
『Virus Security (DVD-3)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

2 : 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアム (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g,cho : 下山淳 / k,cho : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年7月15日@赤坂ラフォーレミュージアムで行われた『PARANOIAC LIVE』収録用ライヴ・テイク。
(VHS/LD)
『PARANOIAC LIVE』(1984 年)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

3 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g,cho : 下山淳 / k,cho : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

4 : 1985年2月14日@高知グリーンホール (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g,cho : 下山淳 / k,cho : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 大江慎也休養直前、1985年2月14日@高知グリーンホールでのライヴ・テイク。
(DVD)
『Virus Security (DVD-4)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

5 : 2009年12月29日@福岡サンパレス (vo,g : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b,cho : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2009年12月29日(火)@福岡サンパレスでのライヴ・テイクで、初期メンバー4人のみで演奏されたのはこの時が初。
(DVD)
『IN THE MOTION』(BM Tunes XBBV-4002/2010年)

6 : 2013年10月8日@京都磔磔 (vo,g : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b,cho : 井上富雄 d : 池畑潤二)
 2013年10月8日@京都磔磔でのライヴ・テイク。
(DVD)
『All These Blues』(BM Tunes BMDV-1001〜2/2014年)


[カヴァー・ ヴァージョン]
 ピールアウトが1999年2月に発表したマキシ・シングル「Lucky Star」のカップ リングでカヴァーしたほか、元有頂天ケラシンセサイザーズというグループでライヴでカヴァーしたらしいです。
6. 風の 中に消えた 作詞:柴山俊之 作曲:花田裕之
 花田裕之作曲、サ ンハウス柴 山俊之作詞によるフォーク・ロッ ク調の作品。後の「SOS」「あの娘はミステリー」や90年代のソロ作品で聞ける花田特有の作風が この曲 で初めて登場する。ライヴではアルバム発売前の1983年9月頃からレパートリーに加わり、1986年秋頃まで演奏されていたようです。解散後は花田裕之バンド(花田裕之/井上富雄/椎野恭一)が2001〜2年頃 にレパートリーにしていた事があり、花田裕之のライヴ盤『Live at SOAP』(2002年)ではアコースティック・ヴァージョンを収録。

[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1983年10月16日@日本青年館
(vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之
/ b : 井上富雄 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 アルバム『DIS.』発表直前、1983年10月16日@日本青年館"ルースターズ"復帰"第1回コンサート"でのライヴ・ テイク。疑似ステレオ・ライン録音。
(CD)
『ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.4』(日本クラウン CRCR-6044/1992年)

2 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

3 : 1985年8月29日@新宿LOFT (vo,g : 花田裕之 / g : 下山淳 b : 柞山一彦 d : 灘友正幸 / k : 木原龍太郎)
 1985年8月29日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON III"でのライヴ・テイク。ステレオ・ライン録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

7. 夜に 濡れたい 作詞:柴山俊之 作曲:井上富雄
  ルースターズにおける2 曲目の井 上富雄作品で、井上はベース以外にシンセサイ ザーも演奏。ちなみに曲が先に作られ、歌詞は後から書かれたとのこと。どことなくDavid Bowie「Ashes To Ashes」に通ずるリズム・パターンと、独特のベース・ラインが印象的(エンディングではLou Reed「キャロラインのはなし1」のプレイが聴ける)。ギターは右のブルージィなプレイが花田、左で カッティングを繰り返すのが下山 で、時折ディレイがかかる。ライヴでは1983年10月16日@日本青年館からレパートリーに加わ り、1985年2月まで演奏。

[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1985年2月14日@高知グリーンホール (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 大江慎也休養直前、1985年2月14日@高知グリーンホールでのライヴ・テイク。
(DVD)
『Virus Security (DVD-4)』(Triad COZA-91〜117/2004年)

8. Je Suis Le Vent 作詞:ヒロ・スグル, M.Alexander 作曲:花田裕之,下山淳

 アルバムのラストは花田裕之下山淳作曲による作品。英語で話す子供の声に続き、大 江慎也のフランス語のポエトリー・リーディング(?)へと続く。下山はギターの他にベースも演奏。 ライヴでは(Instrumental Versionが)BGMとして流される事が多く、1984年に数回演奏された程度。大江慎也はルースターズ離脱後、1986年6月に1984のゲストで 出演した際に再演しています。

 そういえば、ふと気になったのは"フランス"。「夜に濡れたい」の歌詞に「フランス映画のワンカットを…」という一節 が出てきたり、『Neon Boy』(1985年)にもフランス語のタイトルが。この時点では単純にイメージの一つ程度だったようですが、まさか後々(1987年)、フラン ス・パリでレコーディングをする事になるとは誰も知る由もなく…(笑)


[各種ヴァージョン/テイク]
1 : Instrumental Version 1
 
スタジオ・テイクからヴォーカルをカットしたインストゥルメンタル・ヴァージョンで、1983年10月16日@日本青年館でのライヴの際、オープニングBGMとして流されたもの。PA OUTからの音で、曲の途中から収録した不完全版。Opening BGM用Instrumental Versionの完全版は現在も未発表。
(CD)
『ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.4』(日本クラウン CRCR-6044/1992年)

2 : Instrumental Version 2
 ビデオ
『Paranoiac Live』のオープニングで流されていたイ ンストゥルメンタル・ヴァージョン。こちらもスタジオ・テイクからヴォーカル・パートをカットし、エコーも少なめ。実際のライヴではフルで流されていまし たが、ビデオでは短く編集されいます。
(VHS/LD)
『PARANOIAC LIVE』(1984 年)
(DVD)
『Virus Security (DVD-2)』(Triad COZA-91〜117/2004年)


[ライヴ・ ヴァージョン]
1 : 1984年9月1日@新宿LOFT (vo : 大江慎也 / g,cho : 花田裕之 / b : 柞山一彦 / g : 下山淳 / k : 安藤広一 / d : 灘友正幸)
 1984年9月1日@新宿LOFT"PERSON TO PERSON"でのライヴ・テイク。モノラル・オーディエンス録音。
(収録CD)
『Virus Security (CD-23)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)


[カヴァー・ ヴァージョン]
 dipのヴァージョンがトリビュート・アルバム第2弾『Respectable Roosters→z a-GOGO』(CD:Triad COCP-50871/2005年)に収録。
『Good Dreams』へつづく。/ →Menuヘ戻る
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