C.M.C. 発売日:1983年7月1日 12inch:Shan-Shan YW-7416 CD:30CA-1780

1.C.M.C.(作詞:大江慎也 作曲:ザ・ルースターズ)
2.カレドニア(作詞:大江慎也 作曲:ザ・ルースターズ)
3.Drive All Night(作詞・作曲:Elliot Murphy)
4.Case Of Insanity (Live)(作詞・作曲:大江慎也)
大江慎也(vocal,guitar)花田裕之(guitar,synth Guitar,vo on 3)
井上富雄(bass,piano,chorus)池畑潤二(drums,perc,Lynn ds)
(ADDITIONAL)
安藤広一(keybords)Kazuo Ijima(sax)下山淳(Guitar solo on 3 For 1984)

◎1983年7月1日発表の12インチ。前作に引き続きシャン・シャン・レーベルからのリリース。元々は大江慎也退院後の1983年5月にリリースされる予定でしたが、7月に延期されています。A面(1,2)は『ニュールンベルグでささやいて』と同じ1982年9月の録音で、新曲として録音されたのは「Drive All Night」のカヴァーのみ。また、この作品から下山淳がギターでゲスト参加し、池畑潤二はこの作品を最後に脱退しています。


アナログ盤の帯について:
 帯の表側には「あの名曲『ケース・オブ・インサニティ』のライヴ・ヴァージョン、花田がヴォーカルをとる"エリオット・マーフィ"の『ドライヴ・オール・ナイト』、そして新曲2曲を加えた、ルースターズの超重量級アルバム!!」と書いてあります。
 さらに、帯の裏側にはルースターズのディスコグラフィが掲載されているのですが、
『THE ROOSTERS』の曲目表記を見ると、当時未発表のはずの「Little By Little」が・・・。この曲目表記は『Good Dreams』の帯でも見ることができますが、何故「Little By Little」が含まれているのかは現在も謎のまま。
CDについて:
a.初CD化は1987年9月に『Insane』『ニュールンベルグでささやいて』にアルバム未収録曲の「Hey Girl」を加えた形でリリース。アートワークは表ジャケットのみ復刻され、裏ジャケットはカットされている。

b.2004年発表のボックス・セット『Virus Security』でリマスター化。

1.C.M.C.(作詞:大江慎也 作曲:ザ・ルースターズ)
 初期ルースターズのオリジナル・ナンバーの中でも特に人気の高い作品で、平和なリゾート地が戦場と化して悲劇的な最期を迎える破滅的な歌詞とは裏腹に、ラモーンズ風のビートによる明るく元気な曲調に仕上がっています。原題は「巡航ミサイル・キャリア」。'82年初頭からライヴで取り上げられ、その頃のタイトルは「SUMMER SUMMER SUMMER」でした。

ヴァージョン/テイク違いについて:
 アルバム『GOOD DREAMS』に"Health-Mix"と題された別ヴァージョンが収録されており、ヴォーカルが差し換えられているほか、下山のギターやSEも加えられています。カラオケに入っているのはこちらのヴァージョン。

ライヴ・ヴァージョンについて:
1:1982年8月18日、大阪Bourbon Houseでのライヴ・テイク("サマーサマーサマー")。
『Virus Security (CD-22)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)
2:1982年9月21日、新宿LOFTでのライヴ・テイク。
『Virus Security (CD-22)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)
3:1984年1月頃と思われるライヴ・テイク。
『All About Shinya Ohe Vol.4』(CD:日本クラウン CRCR-6044/1992年)
4:1988年7月22日、渋谷公会堂でのライヴ・テイク。
『Virus Security (CD-16)』(CD:Triad COZA-91〜117/2004年)

カヴァー・ヴァージョンについて:
 
1999年に発表されたトリビュート・アルバム『Respectable Roosters』PEALOUTがこの曲を取り上げています。PEALOUTはこの曲をライヴでも頻繁に取り上げており(2002年のフジ・ロック・フェスティヴァルでは花田裕之と共にこの曲を演奏)、2001年2月21日にリリースされたアルバム『NEW AGE ASVENTURE CALLED"NO HEART,NO HEART"』の限定版に付いていたDVD『激ロック ドキュメント'00』にも収録されています。


2.カレドニア(作詞:大江慎也 作曲:ザ・ルースターズ)
 1982年9月録音。ディレイのかかったベースのイントロに始まり、奇妙なキーボードのサウンドをバックに大江慎也が延々と「飛んでいく・・・ 飛んでいく・・・」と歌っている。池畑潤二のファンキーなドラムも魅力的ですが、聞き手を当惑させるような不気味な曲。

ヴァージョン/テイク違いについて:
 アルバム『GOOD DREAMS』に"Re-Mix"と題された別ヴァージョンが収録されています。


3.Drive All Night(作詞・作曲:Elliot Murphy)
 エリオット・マーフィーの1977年のアルバム『JUST A STORY FROM AMERICA』の冒頭に収録されていた曲のカヴァー。花田裕之のヴォーカル・ナンバーがレコードになったのはこれが初となる。
クレジットを見ると、花田下山の二人で殆ど作ったと思われ、下山淳はこの曲でルースターズ初参加となりました。ドラムは打ち込みらしい(クレジットは「LYNN drum」となっています)。

柏木省三のコメント:
 
花田君のソロ・アルバムの話もあったけど、それは井上君でも同じ事で、作れる時間があれば勿論作りますよ。
前々から考えてる事だし。(雑誌「DOLL」より抜粋)

ヴァージョン/テイク違いについて:
 アルバム『GOOD DREAMS』では(Club-Mix)と題された別ヴァージョンが収録されています。
ライヴ・ヴァージョンについて:
1:1984年7月15日、赤坂ラフォーレミュージアムでのライヴ・テイク。
『Paranoiac Live』(VHS:Columbia/1984年)
『Virus Security (DVD-2)』(DVD:Triad COZA-91〜117/2004年)
2:1984年9月1日、新宿LOFTでのライヴ・テイク。
『Virus Security (CD-23)』(DVD:Triad COZA-91〜117/2004年)
3:1985年2月14日、高知グリーンホールでのライヴ・テイク。
『Virus Security (DVD-4)』(DVD:Triad COZA-91〜117/2004年)


4.Case Of Insanity (Live Version)(作詞:大江慎也 作曲:大江慎也)
 アルバム『Insane』収録曲のライヴ・ヴァージョンで、1981年12月13日、新宿HELLO HOLIDAYでの演奏。
音源全体にディレイなどのエフェクトがかけられており、ねじれた印象を強調させている。

ヴァージョン/テイク違いについて:
 このライヴ・テイクの大元となったヴァージョンがボックス・セット『Virus Security (CD-20)』に収録されています。

C.M.C.
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