|
[曲目解説] ※これまでライヴ・ヴァージョンのデータを記載していましたが、スペースの都合上割愛させていただきました。ご了承ください<(_
_)>
1.Tequila(作曲:Chuck Rio) オープニングは1958年にアメリカのバンド、The Champsが全米No.1ヒットさせたラテン調のナンバーで、後にThe Venturesをはじめ、数多くのバンドが取り上げた名曲。ルースターズのヴァージョンはDr. Feelgoodのアルバム『Down By The Jetty』(1975年)のテイクを参考にしていると思われ、ビートが強調され、よりシャープな印象を受けます。 2.恋をしようよ(作詞・作曲:大江慎也) 疾走感溢れるビートと"やりたいだけ"という歌詞が強烈な初期の傑作で、代表曲の一つ。The Rolling Stonesのファースト・アルバムにも「恋をしようよ」という邦題の曲が入っていますが同名異曲で、これは大江慎也のオリジナル作品。大江慎也の力強いギターのカッティングや井上・池畑による跳ねるビートも強力。ギター・ソロは花田。 彼等の作品の中ではパンク色が強い印象を受けますが、根底にあるのはR&B。British
Beatの代表的グループ、The Kinksの「I'm
A Lover Not A Fighter」(1964年発表の『The Kinks』収録)のイントロのリフと、Chuck Berryの「Thirty Days」のギター・ソロを組み合わせるといった彼等の音楽的センスにも注目したい所。 また、フジテレビの深夜番組『エブナイSAT』(日曜日AM 3:00〜4:40/2001年4月15日〜2002年放送)の中でこの曲がBGMとして使われていました。
◎カヴァー・ヴァージョンについて: ・2003年秋公開の映画の『Rockers』中で出演者の俳優・中村俊介のヴォーカルでこの曲が取り上げられており、 サントラ用の演奏はRock'n'Roll Gypsiesが担当しています。 ・トリピュート盤『Respectable Roosters→z a-GOGO』(2005年9月)の中で斉藤和義がカヴァーしています。 3.C'mon Everybody(作詞・作曲:Edward Cochran) 「Summertime
Blues」「Somethin' Else」「Twenty Flight Rock」等のヒットで知られるアメリカのロカビリー・シンガー、エディ・コクランが1958年10月にシングルとして発表した曲で、全米第35位を記録。ルースターズのヴァージョンではエディ・コクランのオリジナルにはなかったギター・ソロが加えられており、曲をさらに強力なものに。ちなみに花田裕之によるギター・ソロはダブル・トラックでレコーディングされ、大江のギターは中央にミックスされています。 この曲はHumble PieやUFO、布袋寅泰等、多くのアーティストによってカヴァーされていますが、2006年には大江慎也が元ルースターズのメンバーと共にこの曲を再レコーディング、アルバム『THE GREATEST MUSIC』の"iTMS
edition"(iTunes
Music Storeでのダウンロードのみ入手可能)で発表されています。
◎他のアーティストによるヴァージョン:(2005年7月18日更新) ●Humble Pie『Smokin'』(1972年/(日)A&M POCM-1888) ●Humble
Pie『Greatest
Hits Live』(2003年/(米)King
Biscuit Flower Hour Records KBFR-40004 2) ●Led Zeppelin『DVD』(2003年/(日)Warner Music Vision WPBR-90198=DVD) ●布袋寅泰『Guitarhythm』(1989年/(日)東芝EMI) ●V.A.『Backbeat』(1994年/(日)東芝EMI) ●Sid Vicious『Too Fast To Live, Too
Young To Die』(2004年/(日)東芝EMI VJCP-68636=CCCD) 4.Mona (I Need You Baby)(作詞・作曲:Ellas Modaniels) "ジャングル・ビート"と呼ばれる独特のリズム・パターンで人気を博したR&Bシンガー&ギタリスト、ボ・ディドリーが1957年にシングル「Hey
Bo Diddley」のB面として発表した曲で、ルースターズはThe
Rolling Stonesの(イギリス盤の)ファースト・アルバム『The Rolling Stones』(1964年/及び米編集のアルバム『The
Rolling Stones Now!』)収録テイクを参考にしたと思われます。 ストーンズのテイクではゆるやかなアフリカン・ビートにトレモロのかかったギターが大きな特徴だったのに対し、ルースターズはテンポをスピード・アップし強力なギターのカッティングが印象的。歌詞は大江慎也が一部日本語で歌っていますが、その解釈はオリジナルの歌詞に忠実なのにも注目したいところ。 ライヴではデビュー直前から解散まで、常にレパートリーとして含まれていることが多く、演奏スタイルも更に改良が加えられ、The Rolling Stonesの「Not
Fade Away」やThe Kinksの「Cadillac」を思わせるストレートなビートにアレンジされています(さらに、Rock'n'Roll
Gypsiesのライヴではその両方のリズム・パターンを組み合わせて演奏されることが稀にある)。
◎他のアーティストによるヴァージョン:(2006年7月2日更新) ●Bo Diddley『Universal Master Collection』(2000年/CD:(日)Universal
UICY-1010) ●The Rolling Stones『The Rolling Stones』(1964年/CD:(日)London POCD-1911/※1995年の再発盤CD。鮎川誠によるライナー・ノーツ付き。) ●The
Rolling Stones『Now!』(1965年/CD:(日)Universal) ●The
Nashville Teens『Tobacco
Road』(1964年/CD:(EU)Repertoire
REP-4858) ●The Pretty Things『Live At The Heartbreak Hotel』(1984年/CD:(ドイツ)LINE LICD 9.00075 O) ●Steve
Marriott『Scrubbers』(1996年/CD:(EU)Repertoire
REP 4603-WP) ●The Privates『Buzz A While』(2001年) 5.Fool For You (作詞・作曲:大江慎也) 大江慎也の作品で、「俺らを愛してくれるなら何でもお前の意のままに」という歌詞が強烈に印象に残る。 曲自体は「All
Your Love」で知られているブルース・マン、オーティス・ラッシュの1962年の作品「Homework」を改作したもので、こちらはルースターズのようなシャープなビートではなく、ゆったりとしたテンポで、ブラス・セクションが印象的。オムニバス盤『THE BEST OF DUKE-PEACOCK BLUES』(CD:(日)MCA/MVCM-395)に収録。 この「Homework」は(Peter Green在籍時の)Fleetwood Macの1969年の録音『BLUES JAM IN CHICAGO VOL.2』や、ギョガンレンズ(曲の後半に"Fool For You"の歌詞が登場する)、The Mindbenders、J・ガイルズ・バンド、陣内孝則(Platinam
Sax名義。ギターは花田裕之)、ドクター・フィールグッド(これがルースターズの演奏に最も近いアレンジ)等も取り上げています。 また、ザ・ロック・バンド(アナーキーの別名)がカヴァーしており、1988年に仙台で行なわれたライヴ・イベント"ロックン・ロール・オリンピック"ではザ・ロック・バンド+大江・下山・池畑による演奏が実現しています。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: ・ルースターズ名義のものではありませんが、Rock'n'Roll Gypsiesによるライヴ映像(2003年3月30日、新宿リキッド・ルーム)がアルバム『I(ファースト)』の初回版のみに付いていたDVDに収録。 6.Hurry Up (作詞・作曲:大江慎也) 大江慎也の作詞・作曲による高速ブギー・ナンバーで、大江慎也の(右チャンネルから聞こえる)ギター・プレイは必聴。アルバムの中でも初期の段階で書かれたものと思われ、恐らく1978年の後半か、1979年初頭に作曲されたものと思われます。ルースターズの前身にあたる人間クラブ(1979年1〜8月にかけて活動)時代は南浩二のリード・ヴォーカルでライヴで演奏されていたようです。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: ・ルースターズ名義のものではありませんが、人間クラブのヴァージョンが『人間クラブ』(CD:ポートレイト/PORT-002)に収録。 7.In And Out (作曲:The Roosters) インストゥルメンタル作品。メンバー全員による作曲になっていますが、「ピンク・パンサー」で有名なヘンリー・マンシーニの「Peter Gunn」のリフから発展・改作したもので、エマーソン,レイク&パーマー、The Monkees、ザ・レモ・フォー、The
Pirates等も取り上げています。 また、2001年3月にはミック・グリーンとミッシェル・ガン・エレファントとの共演シングル『KWACKER』でも取り上げられています。アナログ盤ではここまでがA面。 8.Do The Boogie (作詞:柴山俊之/作曲:鮎川誠) アナログ盤B面のトップに収録されたブギー・ナンバー。各メンバーの個性的な演奏が堪能できる1曲ですが、特に間奏での大江と花田のギターの掛け合いは聴きどころ。ライヴ・テイクはさらにハイ・テンションな演奏で、『The Basement Tapes〜Sunny Day Live
AT 渋谷Egg Man 1981.7.14.』(2003年)や『Virus Security』(2004年)の"CD-19"辺りがオススメ。 この曲のベースになっているのはThe
Rolling Stonesの'72年のアルバム『メイン・ストリートのならず者』に収録されていたスリム・ハーポのカヴァー「Shake Your Hips」がルーツと思われますが、九州の伝説のロック・バンド、サンハウスの柴山俊之と鮎川誠による「BOOGIEしよう(踊る阿呆)」(中倉さんのサイト"SUNHOUSE SITE"で歌詞を見る事が出来ます)を、ルースターズのプロデューサーであり、初期にサンハウスと関わりを持っていた柏木省三のアイデアによって、このアルバムで取り上げられています。 また、サンハウスのアルバム『仁輪加』収録の「ぶんぶん」も「DO
THE BOOGIE」を発展させたものと思われます。
◎豆情報:1987年に発売されたCD(『a-GOGO』との2in1)では「トゥー・ザ・ブギー」と誤植印刷されています。
◎カヴァー・ヴァージョンについて: ミッシェル・ガン・エレファントが『Respectable
Roosters』('99年)やライヴで取り上げています。 9.新型セドリック(作詞・作曲:大江慎也) 強烈なギター・リフとスピード感溢れるビートが印象的な大江慎也の作品。 この曲はアレンジが全く異なる2つのテイクが存在し、『I'M A KING BEE』に収録されているテイクではヴィンス・テイラーの「新型キャデラック」(クラッシュやギターウルフでお馴染み)からヒントを得たものと思われるアレンジになっており、
このアルバムに収録されているテイクではアメリカのギタリスト、リンク・レイの「Hidden
Charms」のギター・リフから発展させたのではないかと思われます。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: a:『I'M A KING BEE』ではアレンジの異なる別テイクが聴けます。 b:『THE BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』では1980年、ビクターのスタジオで録音されたテイクを聴くことが出来ます。 ◎カヴァー・ヴァージョンについて: ・トリピュート盤『Respectable Roosters→z
a-GOGO』(2005年9月)の中でMo'some Tonebenderがカヴァーしています。 10.どうしようもない恋の唄(作詞:南浩二/作曲:大江慎也) 初期の傑作。これも人間クラブ時代の曲で、当時のヴォーカリストだった南浩二が作詞している(但し、ルースターズのヴァージョンは歌詞の一部が異なり、「好きだと何度言ったって・・・」という部分が省かれています)。何よりも大江のヴォーカルと泣きの入ったギター・ソロが特に素晴らしい。後の1981年2月に「Hey Girl」とカップリングでシングル・カットされ(コロムビアAH11AX)、人気テレビ番組「ヤング・オー・オー」でこの曲を演奏しています。 曲調はいわゆる"モータウン・サウンド"を取り入れたもので、「DANCING IN THE STREET」のヒットで知られるマーサ&ザ・ヴァンデラスの「Heatwave」(ザ・フーやザ・ジャム、ルル、ザ・コレクターズもカヴァー。サンハウスの「もしも」の元ネタ)風だが、各楽器のアレンジはザ・ジャムのアルバム『In The City』に収録されている「I GOT BY IN TIME」の影響も伺えます。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: ・ルースターズ名義ではありませんが、人間クラブのヴァージョンが『人間クラブ』(CD:ポートレイト/PORT-002)に収録。
◎カヴァー・ヴァージョンについて: a:UAやオリジナル・ラヴがライヴで取り上げたほか、MAD3が『ROCK'N'ROLL KINGDOM』というアルバムでカヴァーしています。 b:2003年秋公開の映画の『Rockers』中で出演者の俳優・中村俊介のヴォーカルでこの曲が取り上げられており、サントラ用の演奏はRock'n'Roll Gypsiesが担当しています。 11.気をつけろ(作詞・作曲:大江慎也) 大江慎也の作品で、チャック・ベリーやカール・パーキンス辺りにも通ずるスタイルのロックン・ロールで、その後の大江慎也を暗示させるようなパラノイアックな歌詞が印象的。「気をつけなぁーっ」と歌っているのでネット上で曲名を「気をつけな」と書いている方をよく見かけますが、「気をつけろ」ですのでお間違いなく・・・。ちなみに初期のライヴでは時折「朝から晩まで注射器ばっかり打ち続け」と歌っていた事もあったようです。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: a:アルバム『I'M
A KING BEE』にデモ・テイクが収録されています。 b:Rock'n'Roll Gypsiesによるライヴ・テイク(2001年10月14日、北九州博覧祭)がアルバム『Who The Fuck Is The Rooster?』(CD:IMAGINE/DLCI-2013)に収録。 12.Rosie (Album
Version)(作詞・作曲:大江慎也) 1980年11月1日に発表されたデビュー・シングル。70年代後半のイギリスでパンク以降に登場したスペシャルズやマッドネス(ホンダのCMが懐かしい)等のスカ・ビートを取り入れた作品で、ロックン・ロール・ナンバーが続いたこのアルバムの中では異彩を放つ。 '95年には花田裕之がシングル「Love
Hurt」で再演しており、こちらも必聴。 カヴァーはSORROWや東京スカパラダイス・オーケストラのヴァージョンが存在します。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: a:1999年に発表されたCD『I'M
A KING BEE』に収録されていた初期ヴァージョンはスロー・テンポで、「クスリに体を持ち崩す」と歌われる(ビデオ『EARLY LIVE 1981』も同じ)。"場末のホール"も"場末のディスコ"になっている。 b:シングル・ヴァージョンはシングル用にミックスされたもので、アルバム・ヴァージョンとは曲の長さや編集に違いがあります。シングル・ヴァージョンのドラムだけのイントロには左からギターは入ってなく、ヴォーカルにはディレイがかかっています(アルバム・ヴァージョンはリヴァーヴ)。 c:アルバムがCD化された際(1987年に出た"2in1"と"Q盤""定番シリーズ")では「クスリに酔いしれる」が「ただただ酔いしれる」に差し替えられている。 d:'82年の12インチ『ニュールンベルグにささやいて』では再びスロー・テンポにアレンジされた別テイクの"In Nurnberg Version"が収録されています。曲はフェイド・アウトし、このヴァージョンはCD化されていません。 e:CD『インセイン+ニュールンベルグにささやいて+C.M.C.』収録の"In
Nurnberg Version"は、フェイド・アウトせずに完奏します。こちらも歌詞は「クスリに酔いしれる」が「ただただ酔いしれる」に差し替えられている。 f:2000年版紙ジャケのボーナス・トラックに収録された"In Nurnberg Version"は基本的にはdと同じですが、フェイド・アウトせずに完奏します。 g:Rock'n'Roll Gypsiesによるライヴ・テイク(2001年10月14日、北九州博覧祭)がアルバム『Who The Fuck Is The Rooster?』(CD:IMAGINE/DLCI-2013)に収録。
CD
BONUS TRACKS (2000年3月18日発売の紙ジャケット版のみ収録)
13.Rosie(Single
Version)(作詞・作曲:大江慎也) アルバム・ヴァージョン(4:45)とは曲の長さもミックスも異なるシングル・ヴァージョン(3:39)。
シングル「ロージー」/コロムビア AK747AX ※画像はkonさん提供。なんと、メンバー全員のサイン入り!! ジャケットをクリックすると拡大で見る事が出来ます(無断転載厳禁)。 14.Hey Girl (Single
Version)(作詞・作曲:大江慎也) 大江慎也作詞・作曲による、50年代後半〜60年代初頭に一世風靡した"ロッカ・バラード"調の作品。 シングル「どうしようもない恋の唄」のB面として発表されていますが、オリジナル・アルバムには未収録。 LPでは'85年の『COLLECTION 1980-1984』で初収録され、'87年の『インセイン+IN NURNBERG & C.M.C.』(COLUMBIA
30CA-1780)で初CD化。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: a:『I'M A KING BEE』(1999年)に初期別テイクが収録されています。 b:『ALL ABOUT SHINYA OHE VOL.1』『THE
BASEMENT TAPES〜SUNNY DAY 未発表スタジオ・セッション』に別ヴァージョンが収録されています。 c:『Virus Security』(2004年)に新たにRemixされたものが収録されています。 ◎カヴァー・ヴァージョンについて: ・トリピュート盤『Respectable Roosters→z a-GOGO』(2005年9月)の中でThe Back Honeがゲストに安藤広一を迎えてカヴァーしています。 15.Little By Little (作詞・作曲:Nanker Phelge,Phil Spector/日本語訳詩:大江慎也) The Rolling Stonesのファースト・アルバム『The Rolling Stones』(1964年)に収録されていたナンカー・フェルジ(ストーンズのメンバー全員)とフィル・スペクター(ザ・ロネッツ、John
Lennon、George Harrison、Ramones等を手がけた大物プロデューサー)の作品で、大江慎也が日本語に訳して歌っています。 ルースターズは元々この曲をシングル「ロージー」のB面として発表する予定だったそうですが、「恋をしようよ」に変更されたためお蔵入りに。『Unreleased』(1987年)でようやく陽の目を見ています。 また、初期のライヴでは頻繁に取り上げられており、次第に後の「Fly」を思わせるアレンジに変化していきます。
◎ヴァージョン/テイク違いについて: a:『Unreleased』(1987年)に別ミックスが収録されています。 b:『18 Years』(1989年)に別テイクが収録されています。 c:『Virus Security』(2004年)に新たにRemixされたものが収録されています。 16.Rosie(In Nurnberg Version)(作詞・作曲:大江慎也) 1982年発表の12インチ『ニュールンベルグにささやいて』に収録されているスロー・テンポのヴァージョン。 未編集のヴァージョンがCD化されたのはこれが初めて(ただし、アナログ盤は途中でフェイド・アウトする。このヴァージョンはCD化されていない)。
|