The BBC Sessions (作成:2001年9月16日/更新:2016年5月16日
1. You'd Better Believe Me (=You Better Believe It Baby)
2. Night Of Fear
3. Stop,Get A Hold Of Myself
4. Kilroy Was Here
5. Walk Upon A Water
6. I Can Hear The Grass Grow
7. Morning Dew
8. Flowers In The Rain
9. So You Want To Be A Rock'N'Roll Star
10. Stephanie Knows Who
11. Cherry Blossom Clinic
12. Hey Grandma
13. Fire Brigade
14. Weekend
15. It'll Be Me
16. Useless Information
17. Kentucky Woman
18. Higher And Higher
19. Long Black Veil
20. Wild Tiger Woman
21. Piece Of My Heart
22. Blackberry Way
23. Going Back
24. California Girls
25. Christian Life
RELEASE:1995.
イギリス盤CD : BAND OF JOY BOJCD-011
輸入国内版仕様CD : MSI MSIF-3272
・ROY WOOD (Vocal,guitar)
・CARL WAYNE (Vocal,Bass)
・BEV BEVAN (Drums,vocal)
・ACE KEFFORD (Bass,vocal)
・TREVOR BURTON (Guitar,Bass,vocal)
◎ The Moveが1967年〜1968年にかけてBBCラジオ(イギリスの国営放送(に出演した音源を収録したCD。1〜16がオリジナル・メンバーによる演 奏、17〜25が4人編成での演奏。その当時のライヴ・レパートリーと思われる未レコード化のカヴァー曲が多いのが興味深く聴きどころ。なお、オリ ジナルのBAND OF JOY盤、それに解説・歌詞・対訳をつけた日本盤共にすぐに廃盤となり、その後STRANGE FRUITから再発売されています(デザインが若干変更され、ジャケット上部が黒。写真は複写のためぼやけ気味)
追記 : 2016年リマスター盤『Move』 (3CD Deluxe Edition=AtoZ ATOZ-099/輸入国内盤仕様)、『SHAZAM』(2CD Deluxe Edition=AtoZ ATOZ-100/輸入国内盤仕様)、『Looking On』にBBCセッション音源を収録。初登場のカヴァー曲なども含まれています。(更新:2016年3月31日)
1. You'd Better Believe Me (Joe Tex)

 初登場曲。1967年1月31日放送
"SATURDAY CLUB"より。オリジナルはアメリカのソウル・シンガー、Joe Texが1966年に発表した曲で、実際の曲名は「You Better Believe It Baby」のようです。基本的にオリジナルに忠実な演奏ですが、間奏やエンディング間際で歪んだリード・ギターが登場する。(情報提供:Tさん/更 新:2009年3月28日)
2. Night Of Fear
(Roy Wood)

 
1967年1月31日放送"SATURDAY CLUB"より。BBCセッションは(ビートルズをはじめ)全般的にスタジオ・ライヴ中心で、曲に よってはヴォーカルがダブル・トラックになっている場合があります。
3. Stop,Get A Hold Of Myself
(Van McCoy)

 
初登場曲。1967年1月31日放送"SATURDAY CLUB"より。オリジナルはアメリカの R&Bグループ、Gladys Knight & the Pipsが1965年に発表した曲で、モータウン所属以前の曲。作曲は「The Hustle」のヒットで知られるヴァン・マッコイ。(更新:2009年3月28日)
4. Kilroy Was Here
(Roy Wood)

 
1967年4月10日放送"SATURDAY CLUB"での演奏。
5. Walk Upon A Water
(Roy Wood)

 
1967年4月10日放送"SATURDAY CLUB"での演奏。いきなり歌から始まるのは、恐らくイントロにDJのアナウンスが入っていたた めと思われます。
6. I Can Hear The Grass Grow
(Roy Wood)

 
1967年4月10日放送"SATURDAY CLUB"での演奏。
7. Morning Dew
(Bonnie Dobson)

 
初登場曲。1967年9月14日放送"Easybeat"での演奏で、リード・ヴォーカルはエー ス・ケフォード。カナダのフォーク・シンガー・ Bonnie Dobsonがオリジナルのようで、他にGrateful Dead、Lulu、Jeff Beckなど大量のカヴァーが存在します。The Move版はデイヴ・エドモンズ率いるHuman Beans(Love Sculptureの前身)が1967年 に発表したヴァージョンに近い。
8. Flowers In The Rain
(Roy Wood)

 1967年9月14日放送の
"Easybeat"での演奏。本来は出だしの雷のSEの後にDJの曲紹介が挿入されていましたが、CDではカット されています。未編集ヴァージョンは90年代後半、NHK-FMの特番でオン・エアされた事もありました。ちなみにこの曲はイギリスBBC放送が1967年9月に"Radio One"を開設した際に最初に流された曲としても知られています。(更 新:2009年3月28日)
9. So You Want To Be A Rock'N'Roll Star (Roger McGUINN/Chris Hillman)

 1967年9月14日放送の"Easybeat"での演奏 (註:もしかしたら別の番組かも)。曲については→『Something Else From The Move』を参照。
10. Stephanie Knows Who (Arthur Lee)

 1967年9月21日放送"Easybeat"での演奏。曲については→『Something Else From The Move』を参照。
11. Cherry Blossom Clinic (Roy Wood)

 1967年10月1日放送"Top Gear"での演奏。アルバム版とは異なり、ストリングス 無しでバンドのみの演奏。
12. Hey Grandma (MILLER/STEVENSON)

 
1967年10月1日放送"Top Gear"での演奏。
13. Fire Brigade (Roy Wood)

 1968年1月28日放送
"Top Gear"での演奏。実際には冒頭に「1.2.3.4.」とカウントが入ってい ましたが、このCDではカット。カウント入りの未編集ヴァージョンが90年代後半、NHK-FMの 特番でオンエアされた事がありました。(更新:2009年3月28日)
14. Weekend (Bill Post/Doree Post)

 1968年1月28日放送
"Top Gear"での演奏。
15. It'll Be Me (Jack H Clemen)

 1968年1月28日放送
"Top Gear"での演奏。曲については→『Something Else From The Move』を参照。

16. Useless Information (Roy Wood)

 1968年1月28日放送
"Top Gear"での演奏。
17. Kentucky Woman (Neil Diamond)

 
初登場 曲。トレバー・バートンがベースにシフトし4人編成になってからの演奏で、1968年5月2日録音(番 組名不明)アメリカのシンガー・ソングライター、ニール・ダイヤモンドの作品で、同時期にDeep Purpleがセカンド・アルバムで取り上げていました。
18. (Your Love Keeps Lifting Me) Higher And Higher (JACKSON/MINER/SMITH)

 
1968年5月2日録音(番組名不明)曲については→『Something Else From The Move』を参照。

19. Long Black Veil (DANNY DILL/MARI JOHN WILKIN)

 
初登場曲で、1968年9月4日録音(番組名不明)。The Bandのファースト・アルバム『Music From Big Pink』(1968年)収録曲。
20. Wild Tiger Woman (Roy Wood)

 1968年9月4日
録音(番組名不明)。

21. Piece Of My Heart (Bert Berns / Jerry Ragovoy)

 1968年9月4日
録音(番組名不明)。アメリカのR&Bシンガー・Erma Franklinが1967年に発表した曲で、Janis Joplinが在籍していたBig Brother & The Holding Companyの『Cheap Thrills』(1968年)でカヴァー。

22. Blackberry Way (Roy Wood)

 1968年11月6日
録音(番組名不明)。バッキング・トラックはスタジオ・テイクと同一で、ヴォーカルのみBBC用に歌い直したようです。ちなみにCDに収録されて いるものは半音高く、シングルよりも早めにフェイド・アウトする。
23. Goin' Back (Jerry Gofin / Carole King)

 
初登場 曲で、1968年11月6日録音(番組名不明)。ジェリー・ゴ フィンキャロル・キングの作品で、イギリスの女性シンガーDusty Springfieldが1966年7月にシングルとして発表(全 英第10位)。翌1967年10月にThe Byrdsがカヴァー(アルバム『The Notorious Byrd Brothers』に収録)。The MoveはThe Byrds版を基にカヴァー。
24. California Girls (Brian Wilson / Mike Love)

 
初登場曲で、1968年12月18日録音(番組名不明。『SHAZAM』2016年Deluxe Editionでは日付が11月18日とされている)。オリジナルはThe Beach Boysが1965年7月にシングル発表した曲(全 米第3位)で、アルバム『Summer Days (And Summer Nights!!)』収録曲。ちなみにRoy WoodはThe Move解散以降にThe Beach Boysと何度か共演しており、「It's OK」のレコーディングに参加(1976年発表のアルバム『15 Big Ones』に収録)したほか、2015年5月29日@バーミンガムでのライヴにゲスト出演し「Fire Brigade」を演奏しています。
25. Christian Life (I.LOUVIN/C.LOUVIN)

 
初登場曲で、1968年12月18日録音(番組名不明。『SHAZAM』2016年Deluxe Editionでは日付が11月18日とされている)。メンバーの担当楽器が異なり、トレヴァー・バートンがヴォーカルとギター、カール・ウェインがベースを演奏。オリジナルはThe Louvin Brothersによるカントリー・ナンバーで、The Byrdsのア ルバム『ロ デオの恋人』(1968年)経由でのカ ヴァー。日本側から観ると意外な選曲にも写りますが、The ByrdsとThe Beach Boysは1968年当時、アメリカでの人気低迷に対しイギリス側では確実な人気を誇っており(後者は「Do It Again」が大ヒットしていた)、The Moveも何のてらいもなくライヴのレパートリーにしていたと思われます。
Pete Drummond Session (15th December 1971)

1. Ella James (Pete Drummond Session)
2. Words of Aaron (Pete Drummond Session)
3. Message from the Country (Pete Drummond Session)

発売日 : 2010年8月16日
Parlophone UK
🔵 iTunes Music Store配信版 🔵 mora配信版
◎ 末期のメンバー(Roy Wood/Bev Bevan/Jeff Lynne)が1971年12月にBBCで収録した音源が配信版のみでリリースされています。
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