Something Else

[SIDE A]
1.SO YOU WANT TO BE A ROCK'N'ROLL STAR
2.STEPHANIE KNOWS WHO
3.SOMETHING ELSE

[SIDE B]
1.IT'LL BE ME
2.SUNSHINE HELP ME

RELEASE:1968.3.
EP: (英)REGAL ZONOPHONE LRZ2001
CD:(英)EDSEL DIAB 8012('99年)
・ROY WOOD(Vocal,guitar)
・CARL WAYNE(Vocal)
・BEV BEVAN(Drums)
・ACE KEFFORD(Bass,vocal)
・TREVOR BURTON(Guitar,vocal)
1968年2月27日と5月5日、イギリスのマーキー・クラブで行われたライブを収録したEP。スタジオ録音ではダイレクトには伝わらなかったロックン・ロール・バンドとしての魅力が味わえる。
 オリジナル・メンバーによる唯一のライヴ音源ですが(一部4人編成の演奏あり)、一部の曲は後でスタジオで歌い直しています(よく聴くと後ろの方で元のヴォーカルが聞こえる)、収録されている曲は全てカヴァーで、実際には他にも
「FLOWERS IN THE RAIN」「FIRE BRIGADE」「HEY GRAMDMA」も演奏されたようですが、お蔵入りに(注:後に「Hey Grandma」以外はCD化されている)。
また、
エース・ケフォードはこのEPが発表された時には既に脱退しており、ジャケットには4人の写真が使われています。(掲載:2001年9月15日 / 加筆訂正:2008年11月9日)
CDについて
『Shazam』(CD:(ドイツ)Repertoire REP 4296-WY/1993年)
 1993年にドイツRepertoireから発売されたCDのボーナス・トラックに、EP収録の5曲を収録。
『Movements』(CD:(英)West Side WESX 302/1997年)
 1998年にイギリスで発売された3枚組ボックス・セットに、それまで未発表だった
「Piece Of My Heart」「Too Much In Love」「Higher And Higher」「Sunshine Help Me(Unedited Version)」を加えて収録。
『Shazam』(CD:(ドイツ)Repertoire REP 4691-WY/1998年)
 1998年にドイツRepertoireから発売されたCDのボーナス・トラックに、EP収録の5曲と、上記ボックス・セットで発掘された4曲を加えて収録。
『Something Else From The Move...plus!』(CD:(英)Edsel DIAB 8012/1999年)
 1999年に
イギリスEdselから、単独の作品として初めてCD化。ボーナス・トラックに上記ボックス・セットで発掘された4曲を加えて収録。
『Shazam』(CD:(日)ビクターエンタテインメント VICP-61314/2001年)
 2001年に日本で発売された紙ジャケット仕様のCD。収録内容は1998年にドイツRepertoireから発売された
『Shazam』と同一。
『Anthology 1966-1972』(CD:(英)Salvo SALVOBX 406/2008年)
 2008年にイギリスのSalvoから発売された4枚組ボックス・セットに、未発表音源を追加、さらに全曲ステレオ化して収録。これまで挙げたCDの中でこれが内容・音質共にベスト。

1.So You Want To Be A Rock 'N' Roll Star (Roger McGuinn / Chris Hillman)
 オリジナルはアメリカのフォーク・ロック・グループ、The Byrdsの作品で、アルバム『Younger Than Yesterday』(1967年)収録。原曲よりもサイケデリックなギター・プレイが印象的。ちなみに英Edsel盤のCDでは何故か冒頭のMCがカットされています。
 この曲は他に
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズパティ・スミス(1980年)がカヴァー、日本ではザ・ルースターズがライヴで取り上げていました(後にボックス・セット『Virus Security』でCD化)。
The Byrds
『Younger Than Yesterday(昨日より若く)』(1967年/CD=Sony Music Direct MHCP-635)


2.Stephanie Knows Who (Arthur Lee)
 オリジナルは黒人ロッカー、Arthur Lee率いるアメリカのフォーク・ロック・グループ、ラヴが1967年発表のセカンド・アルバム『Da Capo』の中で発表した曲。オリジナルではJazzの影響が強く、ハープシコードが印象的でしたが、The Moveのヴァージョンはギターが全面に出ている。
Love『Da Capo』(1967年/CD=Waner Music Marketing 8122 73604-2)

3.Something Else (Sharon Sheeley)
 オリジナルは「C'mon Everybody」「Summertime Blue」で知られる50年代のロカビリー・シンガー、エディ・コクラン。この曲は他にシド・ヴィシャスLed Zeppelin等がカヴァー。リード・ヴォーカルはトレヴァー・バートンで、オリジナル音声に難があったようで、後にスタジオで録り直しています。
4.It'll Be Me (Jack H Clement)
 オリジナルは「火の玉ロック」でお馴染みのロックン・ローラー、ジェリー・リー・ルイスクリフ・リチャード&ザ・シャドウズも取り上げていました。ベース・ラインがどことなく「FIRE BRIGADE」を思わせる。

5.Sunshine Help Me (Gary Wright)
 この曲のみ1968年5月5日の録音で、4人編成になってからの演奏。この曲はイギリスのロック・グループ、Spooky Toothが1968年1月にシングルとして発表したヘヴィーなナンバーで、作者はメンバーのゲイリー・ライト。また、EP収録の際にEditされて収録されています。
Spooky Tooth
『It's All About』(1968年/CD=Universal Music UICY-93501)
※英EDSEL盤CDと
「SHAZAM」の日本盤CDには、以下のボーナス・トラックが収録されています。

6.Piece Of My Heart (Jerry Ragovoy / Bert Berns)
 ここからは1997年にイギリスで出た3枚組ボックス・セット『Movements』で発掘された未発表音源で、1968年5月5日、4人編成になってからの演奏。オリジナルはアレサ・フランクリンの妹(?)であるアーマ・フランクリン。一般的にはジャニス・ジョップリンのヴァージョンが有名ですが、ムーヴの方が早く取り上げていました。


7.Too Much In Love (Denny Laine)
 こちらは1968年2月27日、オリジナル・メンバーの演奏。この曲はThe Moody Bluesの初期メンバーで、70年代にWingsのメンバーとして活躍していたデニー・レインの作品。

8.(Your Love Keeps Lifting Me) Higher And Higher
(Gary Lee / Raynard Miner / Carl William Smith)
 ソウル・シンガーのジャッキー・ウィルソンの作品。1968年5月5日、4人編成になってからの演奏。

9.Sunshine Help Me
(Unedited Version) (Gary Wright)
 ギター・ソロが編集されていないオリジナル・ロング・ヴァージョン。ギター・ソロの途中でフランク・シナトラの大ヒットナンバー「夜のストレンジャー」のメロディが飛び出します。
SOMETHING ELSE

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