The Zombies Begin Here (1965/CD:(英)Big Beat CDWIKD191)

1.Road Runner 2.Summertime 3.I Can't Make Up My Mind 4.The Way I Feel Inside 5.Work 'N' Play
6.You Really Got A Hold On Me〜Bring It On Home To Me 7.She's Not There 8.Sticks And Stones 9.Can't Nobody Love You
10.Woman 11.I Don't Want To Know 12.I Remember When I Loved Her 13.What More Can I Do 14.I Got My Mojo Working
[CD Bonus Tracks (英Big Beat盤)]
15.It's Alright With Me 16.Sometimes 17.Kind Of Girl 18.Tell Her No 19.Sticks And Stones
(Alternate Take)
20.It's Alright With Me
(Alternate Take) 21.I Know She Will (Demo) 22.I'll Keep Trying (Demo)
●The Zombiesロッド・アージェント(k,vo)、コリン・ブランストーン(vo)、クリス・ホワイト(b,vo)、ポール・アトキンソン(g)、ヒュー・グランディ(d)というメンバーで、'64年にシングル「She's Not There」でデビュー。コリン・ブランストーンのせつないヴォーカルと。ロッド・アージェントの(当時としてはかなり珍しかった&驚異的だった)キーボード・プレイとクールなサウンドが魅力的なこの曲は本国イギリスよりもアメリカで大ヒットし注目を集めることになります。
 この作品は'65年に発表されたファースト・アルバムで、オリジナルとカヴァー曲が半々収録。
ボ・ディドリーの名曲1「Road Runner」や、多くのバンドが取り上げていた8「Sticks And Stones」Muddy Watersの名曲14「I Got My Mojo Working」といった勢いのあるナンバーもあれば、日本のゴールデン・カップスも同じアレンジで取り上げていたSmoky Robinson & The Miracles「You Really Got A Hold On Me」と、Sam Cooke「Bring It On Home To Me」のメドレー6のようなR&B、後にJanis Joplinも取り上げたスタンダード2「Summertime」といったバラエティに富んだ選曲が面白い。オリジナルでは前出の7「She's Not There」や、コリン・ブランストーンのア・カペラに始まりオルガンが続いて重なる4「The Way I Feel Inside」が特にお勧め。これもBritish Beatを代表する名盤だと思います。
※CDについて
『Begin Here Plus』((英)Big Beat CDWIKD191/1999年)
 1999年4月23日にイギリスのBig Beatから発売されたリマスター盤。ただしジャケットはオリジナル・ジャケットの別ヴァージョンに差し替えられています。モノラル・ミックスのアルバムにボーナス・トラックを収録。いくつかの曲はボックス・セット
『Zombie Heaven』には未収録なので要チェック。
『Begin Here Plus』((日)P-Vine PCD-862/1999年)
 1999年に日本のP-Vineが、イギリスのBig Beat盤に日本語解説書をつけて発売。値段が2,800円と、ちょっと高めなのが難点。
『ビギン・ヒア・プラス』((日)インペリアル TECW-20896/1999年)
 日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売された日本盤。ジャケットは英Big Beat盤と同一ですが、そこから複写したらしくややぼやけ気味なのが特徴。モノラル・ミックスのアルバムにボーナス・トラックを収録していますが、英Big Beat盤とは選曲が異なっていますので注意が必要です(上記曲目は英Big Beat盤)。
『Begin Here』((ドイツ)Repertoire RR-4939/2001年)
 2001年にドイツのリイシュー・レーベル、Repertoireから発売されたリマスター盤。ただし英Big Beat盤からのリマスター音源ではなく、以前から出回っていた音源を使用しており、曲によってはステレオで収録。
「She's Not There」はオーヴァー・ダビングのないステレオ・ミックス。デジ・パック仕様で、ジャケットはアメリカ盤のジャケットを使用、イギリス盤の写真は中ジャケットに使用されています。ボーナス・トラックとしてシングル・ナンバーを収録。
『ビギン・ヒア』((日)インペリアル TECI-21219/2004年)
 2004年5月26日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売された紙ジャケット仕様のCD。ジャケットは英Deccaのオリジナルを使用していますが、レーベルのロゴ・マークは権利関係上消されています。
『ビギン・ヒア』((日)インペリアル TECI-24453/2008年)
 2008年1月23日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。内容は上記インペリアルと同一ですが、ジャケットがデジ・パック仕様に変更されています。
(2004年8月19日掲載/2008年1月27日追記)
The Zombies The Zombies (1965/CD:(米)Varese Sarabande 302 066 436 2)

1.She's Not There (Mono Version) 2.Summertime 3.It's Alright With Me 4.You've Really Got A Hold On Me 5.Sometimes
6.Woman 7.Tell Her No 8.I Don't Want To Know  9.Work 'N' Play 10.Can't Nobody Love You 11.What More Can I Do
12.I Got My Mojo Working
[Bonus Tracks]
13.You Make Me Feel Good 14.Leave Me Be (US Single Version) 15.She's Coming Home 16.I Must Move (US Single Version)
17.I Want You Back Again 18.I Love You
1965年に発表されたアメリカでのデビュー・アルバム。イギリス盤『Begin Here』よりも先に発売されていますが、収録曲が若干異なり、「Road Runner」「The Way I Feel Inside」「Sticks And Stones」「I Remember When I Loved Her」がカットされ、3「It's Alright With Me」、5「Sometimes」、7「Tell Her No」(全米第6位)を収録した12曲入り。
 なお、現在発売されているアメリカ盤は全曲モノラル・ミックスで、ボーナス・トラックとしてシングル・ナンバーを収録。14
「Leave Me Be」はヴォーカルにディレイ・エコーがかかり、コリンの歌い方が微妙に異なるアメリカでのシングル・ヴァージョン。16はイギリス盤よりもディレイが深くかけられている別ミックスで収録。(2007年4月12日更新)
The Zombies I Love You (1966/CD:(米)Varese Sarabande 302 066 568 2)

1.Way I Feel Inside 2.How We Were Before 3.Is This The Dream (Single Version) 4.Whenever You're Ready 5.Woman (Stereo)
6.You Make Me Feel Good
(Stereo) 7.Gotta Get A Hold Of Myself 8.Indication 9.Don't Go Away 10.I Love You (Stereo Version)
11.Leave Me Be
(UK Single Version) 12.She's Not There (Single Version)
[Bonus Tracks]
13.I Can't Make Up My Mind 14.I Remember When I Loved Her 15.Remember You 16.Just Out Of Reach
17.Goin' Out Of My Head  18.She Does Everything For Me
1966年にヨーロッパの一部の地域のみで発売されていた編集盤。シングル・ナンバーとアルバム『Begin Here』からの曲からセレクト。現在では全曲他のCDで聴くことができるので音源的な価値は薄まりましたが、ステレオ・ミックスに関しては後に発売された『The Decca Stereo Anthology』とは別ミックスですのでご注意ください。例を挙げると、10「好きさ好きさ 好きさ」はイントロがカットされ、いきなり歌から始まるヴァージョン、12「She's Not There」はドラムのダビングが加えられていないヴァージョンで収録。レアなジャケット・デザインを含め、マニア向けなアルバム。(2007年4月5日更新)
The Zombies Odessey And Oracle (1968/CD:(英)Big Beat CDWIKD181)

[Stereo Album]1.Care Of Cell 44 2.A Rose For Emily 3.Maybe After He's Gone 4.Beechwood Park 5.Brief Candles
6.Hung Up On A Dream 7.Changes 8.I Want Her She Wants Me 9.This Will Be Our Year 10.Butcher's Tale (Western Front 1914)
11.Friends Of Mine 12.Time Of The Season
[13〜24/Mono Album]
[Bonus Tracks (英Big Beat盤)]
25.A Rose For Emily (Alt. Version 2)  26.Time Of The Season (Alt. Mono Mix)  27.Prison Song ("Care Of Cell 44" backing track)

1968年4月に発表されたセカンド・アルバムにして最後の作品&傑作。1967年6月、Deccaを離れ新たにCBSに移籍。そしてEMIのアビイ・ロード・スタジオでアルバム製作を開始しましたが、1968年に入ってからコリン・ブランストーンポール・アトキンソンが相次いで脱退(経済面での困難が理由のようです。その後ポール・アトキンソンはレコード会社の裏方に周り大成を果たす)、ロッド・アージェントクリス・ホワイトが中心になってアルバムを完成させましたが、発売した頃にはバンドは解散していました。
 このアルバム、ファーストの
『Begin Here』とは音楽性が全く異なり、全体を通して非常に美しい作品に仕上がっており、ピアノやハモンド・オルガン、メロトロンを多用したサウンドと、聖歌隊を思わせるコーラスがこのアルバムの大きな特徴。コリン・ブランストーンロッド・アージェントクリス・ホワイトが各曲でリード・ヴォーカルを取ることによってこのアルバムをより一層個性的なものにしています。ピアノとコーラスを主体とした2「A Rose For Emily」や、ロッドコリンが交互に歌う5「Brief Candles」、物悲しいピアノとコリンのヴォーカル、メロトロンとギターが大きな効果を上げている6「Hung Up On A Dream」、メンバー全員がコーラスに参加し、5人のレコーディングとしては最後の作品となった7「Changes」The Mindbendersも取り上げていたソフト・ロック調の8「I Want Her She Wants Me」クリス・ホワイトが歌う10「Butcher's Tale (Western Front 1914)」、歌詞にメンバーの友人の名前が登場する11「Friends Of Mine」、サイケデリックな雰囲気とラテン調のリズム、コリン・ブランストーンの切ないヴォーカル、そしてロッド・アージェントによる長尺のキーボード・ソロが素晴しい名曲12「Time Of The Season」等、全編非常に完成度の高い作品に仕上がっています。
 しかしリリース当初はバンドの人気も陰りを見せていたことからイギリスでは不発に終わりましたが、アメリカでは(当時)CBSのプロデューサーだった
アル・クーパーがこのアルバムを気に入り、12「Time Of The Season」をシングル・カットしたところ全米で大ヒット(全米第3位)。これに便乗して"偽物"のゾンビーズまで出現したとか(しかもテレビにも出演したらしい・・・(笑))。"本物"のゾンビーズは既に解散していましたが、この思わぬ大ヒットでCBSは新曲を要請、1969年にシングル「Imagine The Swan」を発表。その後ロッド・アージェントラス・バラード(g,vo)、ジム・ロッドフォード(b)、ボヴ・ヘンリット(d)らと新しいグループ、Argentを結成。
 このアルバム、80年代まではそれ程評価も高くなく、音楽雑誌や関連書籍では単に「ふたりのシーズン」を収録したアルバム、もしくは「ビートルズの
『SGT. Pepper's Lonely Heart's Club Band』の影響下にある作品のひとつ」的な"軽めの"レビューをよく目にしましたが、本格的に評価されるようになったのはCDで再発売されてからといわれ、セールスもオリジナル盤発表時以上に売れ続けているようです。個人的にも1993年に初めて聴いた時、あまりの良さに何度もリピートしてしまい、気がついたら朝になっていた(笑) という事があった程、現在でもかなり好きな作品。


※CDについて
 このアルバムは80年代からRhino、テイチク、センチュリー等、様々なレーベルから発売されており(中にはジャケット・デザインが異なるものもある)、ここでは90年代後半以降のものを中心にご紹介いたします。

『Odessey And Oracle Plus』((英)Big Beat CDWIKD181/1999年)
 1999年4月23日にイギリスのBig Beatから発売されたリマスター盤。前半にはステレオ・ミックス、後半には初CD化となるモノラル・ミックスを収録。また、9
「This Will Be Our Year」はオリジナル盤では疑似ステレオでしたが、『Zombie Heaven』で発表されたステレオ・ミックスに差し換えられています。ボーナス・トラックには別ヴァージョンやバッキング・トラックなどを収録。これもボックス・セット『Zombie Heaven』には未収録なので要チェック。なおBig Beatからはアナログ盤も再発されており、ステレオ・ミックスを採用、ボーナス・トラックはなし。

『Odessey And Oracle Plus』((日)P-Vine PCD-863/1999年)
 1999年に日本のP-Vineが、イギリスのBig Beat盤に日本語解説書をつけて発売。値段が2,800円と、ちょっと高めなのが難点。

『オデッセイ・アンド・オラクル・プラス』((日)インペリアル TECW-20897/2000年)
 日本のインペリアル・レーベル(テイチク)から発売された日本盤。ジャケットは前出の英Big Beat盤から複製したもの。
ステレオ/モノラル両ミックスが収録されており、9
「This Will Be Our Year」はオリジナル盤では疑似ステレオでしたが、『Zombie Heaven』で発表されたステレオ・ミックスに差し換えられています。エキストラ・トラックとして25「I'll Call You Mine(Mono Single Version)、26「ふたりのシーズン(ラジオ・スポット)を収録。英Big Beat盤とは異なりますので注意が必要です(上記曲目は英Big Beat盤)。

『Odessey And Oracle』((ドイツ)Repertoire REP 4940/2001年)
 ドイツのリイシュー・レーベル、Repertoireから発売されたリマスター盤。デジ・パック仕様で、オリジナル・アルバム1〜12は英Big Beat盤と同じステレオ・ミックスを収録。さらにボーナス・トラックとして13
「I'll Call You Mine(Mono Single Version)14「She Loves The Way They Love Her(Remix)15「Imagine The Swan(Remix)16「Smokey Day(Remix)17「If It Don't Work It Out(Remix)18「I Know She Will(Remix)19「Don't Cry For Me(Remix)20「Walking In The Sun(Remix)21「Conversation Off Floral Street(Remix)22「I Want You Back Again(Mono)23「Gotta Get A Hold Of Myself(Mono)24「Goin' Out Of My Head(Alternate Version)25「She Does Everything For Me(Mono Single Version)26「Nothing's Changed(Mono)27「I Could Spend The Day」28「Girl Help Me(Remix)を収録(※"Remix"と表記したものは『Zombie Heaven』に収録された新しいステレオ・ミックス)。

『オデッセイ・アンド・オラクル』((日)インペリアル TECI-21220/2004年)
 2004年5月26日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売された紙ジャケット仕様のCD。ステレオ/モノラル両ミックスが収録されており、エキストラ・トラックとして25
「I'll Call You Mine(Mono Single Version)、26「ふたりのシーズン(ラジオ・スポット)を収録。英Big Beat盤とは異なりますので注意が必要です(上記曲目は英Big Beat盤)。

『Odessey And Oracle』((米)Fuel 2000 061 413/2004年)
 2004年6月にアメリカのFuel 2000から発売されたCD。ジャケットはUKオリジナルと、米再発盤の両方を掲載。オリジナル・アルバムはステレオ・ミックスで収録され、9
「This Will Be Our Year」のみモノラル・ミックス。ボーナス・トラックとして13「I'll Call You Mine(Stereo Mix#1)14「Imagine The Swan(Stereo Mix#1)15「Conversation Off Floral Street(Remix)16「If It Don't Work It Out(Overdubbed/Remix)17「Don't Cry For Me(Overdubbed/Remix)18「Smokey Day(Remix)19「She Loves The Way They Love Her(Remix)20「Time Of The Season(UK Mono Mix)21「I'll Call You Mine(Overdubbed/Remix)22「Imagine The Swan(Stereo Mix#2)を収録(※"Remix"と表記したものは『Zombie Heaven』に収録された新しいステレオ・ミックス)。

『オデッセイ・アンド・オラクル』((日)インペリアル TECI-24454/2008年)
 2008年1月23日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。内容は上記インペリアルと同一ですが、ジャケットがデジ・パック仕様に変更されています。

『Odessey And Oracle』((ドイツ)Repertoire REP 5089/2008年)
 2008年3月1日にドイツのリイシュー・レーベル、Repertoireから発売された"Anniversary Edtion"版2枚組CD。Disc 1にアルバムのMono Mixと、ボーナス・トラックとして
「I'll Call You Mine」「Imagine The Swan」「Conversation Off Floral Street」「If It Don't Work Out」「I Know She Will」「Don't Cry For Me」(すべてMono Mix)を収録、Disc 2にはStereo Mixが収録され、「This Will Be Our Year」は疑似ステレオではなく、1999年英Big Beat盤同様にステレオ・ヴァージョンで収録。音質は英Big Beat盤よりもやや鮮明になった感じですが、殆ど差違はなく、アウト・テイクも未収録のため、従来のリマスター盤をお持ちの方はそれで十分かと思われます。CDはスリップ・ケースに収納され、ブックレットには新規ライナー・ノーツと、Rod Argentによる全曲解説が掲載。ジャケットはやや暗めでモアレが発生している上、両端がトリミングでカットされているのが難点(下の"The Zombies"や"Oracle"の"e"が殆ど見えない)。
(2004年8月19日掲載/2008年3月2日追記)

The Zombies 好きさ好きさ好きさ (1989/CD:(日)テイチク TECX-20495)

1.You Make Me Feel Good 2.Leave Me Be(Stereo Version) 3.Tell Her No 4.She's Coming Home 5.I Must Move(Stereo Version)
6.Whenever You're Ready 7.I Love You(Stereo Version) 8.Is This The Dream(Stereo Version) 9.Don't Go Away
10.Remember You 11.Just Out Of Reach 12.Indication 13.How We Were Before 14.Gotta Get A Hold Of Myself
15.Goin' Out Of My Head
(Alternate Version) 16.She Does Everything For Me 17.I Want You Back Again
18.I'll Call You Mine
(Overdubbed Version) 19.Imagine The Swan(Alternate Version) 20.Conversation Off Floral Street
日本ではザ・カーナビーツがヒットさせた7「好きさ好きさ好きさ」をアルバム・タイトルにした1989年発売の日本編集盤(※CD番号は1993年の再発盤)。『Begin Here』『Odessey And Oracle』には未収録のシングル・ナンバーを中心に構成。上記で紹介した『I Love You』((米)Varese Sarabande 302 066 568 2)とは収録曲がほぼ同じですが、使用されているマスターは異なります。4,10、14、15以外はステレオ・ミックスで収録、モノラル音源のうち、リトル・アンソニー&ザ・インペリアルズのカヴァー15「Goin' Out Of My Head」は下記で紹介するシングル集とは別ヴァージョン。19はバック・コーラスがなく、ラストにスタジオのトーク・バックの声が入っている別ミックス。現在では収録されているCDは殆どないため珍しいと言えば珍しいヴァージョン。
ブックレットには解説書、シングルのリスト、歌詞が掲載。
(2007年4月15日更新)
The Zombies Greatest Hits (1990/CD:(米)DCC Compact Classics DZS-052)

1.She's Not There (Mono Single Version) 2.Don't Cry For Me (Mono Version) 3.I Can't Make Up My Mind
4.You Make Me Feel So Good 5.Tell Her No 6.The Kind Of Girl 7.Leave Me Be 8.Sometimes
(Mono)
9.It's All Right With Me(Mono) 10.I Don't Want To Know(Mono) 11.I Love You (Alternate Version) 12.Indication
13.Nothing's Changed 14.Time Of The Season 15.Imagine The Swan
(Original Stereo Mix)
アメリカのDCCから発売されたベスト盤。ジャケットはアメリカでのデビュー盤『The Zombies』と同じ写真を使用。最近出回っているリマスター音源ほどパンチのある音ではありませんが、音質はクリアーです。1はモノラル・シングル・ヴァージョン、2はモノラル、5はドラムがセンターに配置されているステレオ・ミックス。11はステレオ・ミックスに、それには欠けていたモノラル・シングル・ヴァージョンのイントロ部分を合体させた労作。15はステレオですが、下記で紹介する『Zombie Heaven』『R.I.P.』とは別ミックス。(2004年2月6日更新)
The Zombies New World (1990/CD:(英)Big Beat CDWIKM234)

1.New World (My America) 2.When Love Breaks Down 3.I Can't Be Wrong 4.Lula Lula 5.Heaven's Gate
6.Time Of The Season
(Remake) 7.Moonday Morning Dance 8.Blue 9.Nights On Fire 10.Losing You
11.Alone In Paradise 12.Knowing You 13.Love Conquers All

[Remaster CD Bonus Tracks]
14.Hold My Hand Aka Lula Lula
(Demo) 15.When My Boat Comes In (Demo)
1990年に突如発売されたThe Zombiesの再結成アルバム。残念ながらロッド・アージェントが不参加(※一部の曲でゲスト参加)、クリス・ホワイトコリン・ブランストーンが中心になって曲作りを行っているためか、60年代の彼等のイメージとはやや異なる印象を受けるかと思われます。むしろコリン・ブランストーンのソロに近い印象を受けるかも。レコーディングにはゲスト・プレイヤーも数人参加していますが、中でもダンカン・ブラウンの参加には注目したいところ。
※CDについて
実はこの作品、過去にタイトル、ジャケットのデザイン、収録曲のミックスを一部差し替えなどで何度も発売されています。
『New World』((英)Big Beat CDWIKM234/2003年)
 2003年発売の改訂盤。ボーナス・トラックにデモ音源が加えられています。
『New World』((日)P-Vine PCD-4190/2003年)
 
英Big Beat盤に帯・日本語解説書を付けたCD。(2004年8月19日更新)
The Zombies Time Of The Season-Complete Studio Recordings (1993/CD:(日)Century CECC-00500)

[Disc 1]1.Road Runner 2.Summertime 3.I Can't Make Up My Mind 4.The Way I Feel Inside 5.Work'n' Play
6.You've Really Got A Hold On Me〜Bring It On Home To Me 7.She's Not There 8.Sticks And Stones 9.Can't Nobody Love You
10.Woman 11.I Don't Want To Know 12.I Remember When I Loved Her 13.What More Can I Do 14.I Got My Mojo Working
15.Kind Of Girl 16.Sometimes 17.It's Alright With Me 18.Nothing's Changed 19.I'll Call You Mine 20.I'm Going Home
[Disc 2]1.You Make Me Feel Good 2.Leave Me Be 3.Tell Her No 4.She's Coming Home 5.I Must Move 6.Whenever You're Ready
7.I Love You 8.I This The Dream 9.Don't Go Away 10.Remember You 11.Just Out Of Reach 12.Indication 13.How We Were Before
14.Gotta Get A Hold Of Myself 15.Going Out Of My Head 16.She Does Everything For Me 17.I Want You Back Again
18.I'll Call You Mine 19.Imagine The Swan 20.Conversation Off Floral Street
[Disc 3]1.Care Of Cell 44 2.A Rose For Emily 3.Maybe After He's Gone 4.Beechwood Park 5.Brief Candles 6.Hung Up On A Dream
7.Changes 8.I Want Her She Wants Me 9.This Will Be Our Year 10.Butcher's Tale (Western Front 1914) 11.Friends Of Mine
12.Time Of The Season 13.I Could Spend The Day 14.Girl Help Me 15.She Loves The Way They Love Her 16.Smokey Day
17.If It Don't Work Out 18.I Know She Will 19.Don't Cry For Me 20.Walking In The Sun
1993年2月19日にCentury Recordsから発売された3枚組ボックス・セット。Voxアンプを模した箱の中にスリム・ケースに入れられたCD3枚と、歌詞を掲載したブックレット、『Odessey And Oracle』のジャケットを拡大したポスター(裏にはライナー・ノーツが掲載)、四角く凝縮された"She's Not There"Tシャツ(サイズが小さい&薄すぎて着れねー)、"Odessey And Oracle"缶バッジ等が封入されていました。なおタイトルに"Complete"とありますが、「I'll Keep Trying」は未収録なので要注意。
 Disc 1はアルバム
『Begin Here』とシングルやEPからの曲を、Disc 2は上記で紹介した『好きさ好きさ好きさ』と同内容のシングル集、Disc 3『Odessey And Oracle』『R.I.P.』からの音源を収録。リマスター音源が出た今となってはあまり必要性を感じないアイテムですが、いくつかの曲ではリマスター/リミックス音源とは異なるミックスがあり、「She's Not There」のステレオ・ミックスは冒頭にカウントが入っているなど、細かい違いがあったりします。(2004年2月6日更新)
The Zombies Zombie Heaven (1997/(日)Vivid VSCD-1427)

[Disc 1: Begin Here & Singles]
[Disc 2: Odessey & Oracle and The Lost Album]
[Disc 3: Rare & Unissued]

[Disc 4: Live On The BBC]
1998年にリリースされた4枚組ボックス・セット。再結成音源が未収録なのと、細かいヴァージョン違い/テイク違いを気にしなければ、このボックス・セット(できれば英文解説の対訳付の日本盤)で必要な音源を揃えることができます。
Disc 1はDecca時代(1964〜1966)の音源で、
『Begin Here』シングル(オリジナル・モノラル・ミックス)を収録。
Disc 2はCBS時代(1967〜1969)の音源で、
『Odessey And Oracle』(ステレオ・ミックス)と、1969年に製作されながら未発表に終わった幻のアルバム『R.I.P.』からの音源+別ヴァージョン+ラジオ・スポットを収録。
Disc 3は"Rare & Unissued"と題されており、デモ、セッション風景、バッキング・トラック、ダビング前のヴァージョン、未発表曲などを収録。ここでしか聴けないテイクも多数あり、未発表とはいえクオリティの高い楽曲には改めて驚かされます。
Disc 4はBBCセッションを収録で、こちらは後に日本のビクター、ドイツのRepertoireから単独でも発売されています。
インプレッションズ「You Must Believe Me」Diana Ross& The Supremes「When The Lovelight Starts Shining Through Her Eyes」The Isley Brothers「This Old Heart Of Mine」Dusty Springfield「The Look Of Love」といった、スタジオ録音の残されていないカヴァー曲を演奏しています。ブックレットにはバンドのヒストリー、メンバーによる全曲解説など、読み応えのあるものになっています。
※CDについて
『Zombie Heaven』((日)Vivid VSCD-1427/1998年)
 
英Big Beat盤が比較的入手しやすいですが、これに英盤ライナーの対訳を付けたVivid盤の方を特にお薦めしたいと思います。(2004年8月19日更新)
The Zombies The Single Collection (2000.1.21./CD:(英)Big Beat CDWIKD200)

1.She's Not There(Mono Version) 2.You Make Me Feel Good 3.Leave Me Be(UK Single Version) 4.Woman 5.Tell Her No
6.What More Can I Do 7.She's Coming Home 8.I Must Move
(UK Single Version) 9.Whenever You're Ready
10.I Love You
(Mono Version) 11.Is This The Dream(Mono Version) 12.Don't Go Away 13.Remember You
14.Just Out Of Reach 15.Indication 16.How We Were Before 17.Gotta Get A Hold Of Myself 18.The Way I Feel Inside
19.Goin' Out Of My Head 20.She Does Everything For Me 21.Friends Of Mine 22.Beechwood Park 23.Care Of Cell 44
(edit)
24.Maybe After He's Gone 25.Time Of The Season
(edit) 26.I'll Call You Mine 27.Imagine The Swan
28.Conversation Off Floral Street
●The Zombiesがイギリスで発表したシングル・ナンバー全曲を収録したCD。すべてオリジナル・モノラル・シングル・ヴァージョンで収録され、オリジナル・アルバム未収録曲や、23のようなエディット・ヴァージョンなども収録。ヒット曲1「She's Not There」(英12位/米2位)の他、アメリカでのヒット曲5「Tell Her No」(米6位)、日本ではカーナビーツでお馴染みの10「好きさ好きさ好きさ」、モータウンの影響を感じさせる11「Is This The Dream」、サイケデリックなビート・ナンバー15「Indication」や20「She Does Everything For Me」(後にアメリカのガレージ・バンド、We The Peopleがカヴァー)、名曲26「I'll Call You Mine」、後のアージェントのメンバーが演奏している27「Imagine The Swan」etc...ヒット曲こそ少なかったものの、楽曲自体はどれも素晴しいものばかり。ロッドクリスのソングライティングの違いも楽しめる一枚。
 なお、3
「Leave Me Be」はステレオ・ミックスとは異なり、ヴォーカルが別テイクで、ドラムのダビングが加えられています。また、12「Don't Go Away」の後に30秒程のシークレット・トラックあり。(2001年更新/2007年4月12日訂正)
The Zombies Singles A's & B's (2000.10.25./CD:(日)Imperial TECI-20026/初盤/CD:(日)Imperial TECI-24456/再発盤)

1.She's Not There(Mono Version) 2.You Make Me Feel Good 3.Leave Me Be(UK Single Version) 4.Woman 5.Tell Her No
6.What More Can I Do 7.She's Coming Home 8.I Must Move
(UK Single Version) 9.Whenever You're Ready
10.I Love You
(Mono Version) 11.Is This The Dream(Mono Version) 12.Don't Go Away 13.Remember You
14.Just Out Of Reach 15.Indication 16.How We Were Before 17.Gotta Get A Hold Of Myself 18.The Way I Feel Inside
19.Goin' Out Of My Head 20.She Does Everything For Me 21.Friends Of Mine 22.Beechwood Park 23.Care Of Cell 44
(edit)
24.Maybe After He's
Gone 25.Time Of The Season (edit) 26.I'll Call You Mine 27.Imagine The Swan
28.Conversation Off Floral Street 29.
I Want You Back Again

こちらは日本編集によるシングル集。基本的には上記の英Big Beat盤に近いですが内容が微妙に異なり、12「Don't Go Away」の後に入っていたシークレット・トラックが13「Remember You」の冒頭に収録、29曲目にボーナス・トラックとしてアメリカでのシングル「I Want You Back Again」(米95位)が収録されています。ブックレットにメンバーの写真が一切ないのが物足りない所。


※CDについて
『シングルズ A's & B's プラス』((日)Imperial TECI-20026/2000年)
 2000年10月25日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。歌詞・解説書付き。

『シングルズ A's & B's』((日)Imperial TECI-24456/2008年)
 2008年1月23日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。内容は上記インペリアルと同一ですが、プラ・ケースからデジ・パック仕様になり、ジャケットも別のデザインに差し換えられています。歌詞・解説書付き。
(2004年2月6日掲載/2008年1月27日追記)

The Zombies R.I.P. (2000.10.25./CD:(日)Imperial TECI-20027/初盤/CD:(日)Imperial TECI-24455/再発盤)

1.She Loves The Way They Love Her 2.Imagine The Swan 3.Smoky Day 4.Girl Help Me 5.I Could Spend The Day
6.Conversation Off Floral Street 7.If It Don't Work Out 8.I'll Call You Mine 9.I'll Keep Trying 10.I Know She Will
11.Don't Cry For Me 12.Walking In The Sun
[Bonus Tracks]
13.I'm Goin' Home 14.Nothing's Changed 15.Remember You
(soundtrack version) 16.I'll Keep Trying (Undubbed)
17.I Know She Will
(Undubbed) 18.Prison Song ("Care Of Cell 44" backing track) 19.A Rose For Emily (Alternate Mix 1)
20.A Rose For Emily
(Alternate Mix 2) 21.Time Of The Season (Alternate Mix)

1969年に製作されながらも未発表に終わった『R.I.P.』を、当初予定されていた曲順通りに並べ、さらにボーナス・トラックを加えて再現した日本編集盤。'69年、アメリカで「Time Of The Season」が大ヒットしていた頃、当時のレコード会社であったCBSがロッド・アージェントに新曲の製作を要請、しかしThe Zombiesは既に解散しており、新しいバンドのArgentをスタートさせていましたが、とりあえず、1965年に録音されていた未発表曲(7〜12)にコーラスをダビングしたものと、コリン・ブランストーンクリス・ホワイト+Argentのメンバーで新曲(1〜6)を録音し、アルバムとして完成させましたが、結局はお蔵入りとなりました。
 このアルバムの収録予定曲は70年代以降に多くの編集盤にバラバラに収録されましたが、1998年発売のボックス・セット
『Zombie Heaven』でようやく全音源が揃って収録されました。当CDはそのボックスの音源を用いて再編集したものなので、ボックスを持っている方はダブってしまいますので要注意。ちなみに全曲、以前出回っていたものとは別ミックス。
 内容ですが、曲によってメンバーも録音時期も異なっているので、アルバムとしては散漫な印象を受けますが、未発表だったにもかかわらず捨て曲が一切ないのには驚かされます。このうち1,3は
コリン・ブランストーンのファースト・アルバム『一年間』でリメイクされています。11「Don't Cry For Me」のようなビート・ナンバーや、Dusty Springfieldに提供した7「If It Don't Work Out」、シングルとして発表されていた2「Imagine The Swan」、8「I'll Call You Mine」も名曲。


※CDについて
『R.I.P.プラス』((日)Imperial TECI-20027/2000年)
 2000年10月25日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。ブックレットには歌詞と、全曲解説書付き。現在は下記のCDが発売されたために廃盤。

『R.I.P.』((日)Imperial TECI-24455/2008年)
 2008年1月23日に日本のテイチク・レコードの洋楽部門、インペリアル・レーベルから発売されたCD。内容は上記インペリアルと同一ですが、プラ・ケースからデジ・パック仕様になり、ジャケットも別のデザインに差し換えられています(上記写真は再発盤のもの)。歌詞・解説書付きですが、解説は全く新しいものに差し換えられています。
(2004年2月6日掲載/2008年1月27日追記)

The Zombies(1)

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